「紫夏の再現完璧!!!」キングダム 運命の炎 ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
紫夏の再現完璧!!!
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原作ファン、嬴政が好きなので紫夏の話は何度読んだか分からない。
映画化にするにあたり省略されてしまった部分は残念だけど仕方ないね。
あと7年前なので子役が嬴政やると思ってたから、吉沢亮なのビックリした。
大人の憎悪と暴力の前に非力な子供だからこそ抱いた恐怖と絶望が感情や感覚を失わせるショックな話なので大人の俳優を使うのか…と思ったけど、子役にはちょっと難しいかもね。
馬陽のエピソードの中でも王騎が飛信隊と名付けたところから馮忌を討つ大好きなシーンが素晴らしいアクションで躍動感溢れる実写ならではの仕上がりになっていて、そこは本当に楽しめました。
特に羌瘣役は本当に大変な設定なのに清野菜々は経産婦と思えぬキレキレのアクションで、そこにいたのはまさに羌瘣でした。
前作の予告編で後ろ姿だけを見て妄想膨らませまくっていた李牧は小栗旬ときたか!そして吉川晃司!!!
いい意味で裏切られるキャスティングです。
そこにカイネ役の佐久間由依。大好きなので嬉しい。
いよいよ武神が出てきてこれから馬陽の馬陽たる話になるところで終わってしまい、今作はそれ自体仕方ないけど「えー!!!え?え?」感を残したので点数はちょい引きました。
あと一番の不満はエンディングテーマ。
宇多田ヒカルは嫌いじゃないけどキングダムの世界観にも合ってないし、曲自体「サビとこ?」みたいな、ちょっと私の感性には合わないものでガッカリしました。
次回作に期待を持ち越しです。
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