君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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わがままで、さいこう!
またハヤオ監督が撮ってくれて嬉しいです。
監督が自分たらしめるものをそのまま描くことにこだわり、覚悟のようなものを感じました。
君たちはどう生きるかは中学生の時は少年に、大人になってからはおじさんに、親になってからはお母さんにシンパシーを感じながら読んてきました。
往年の名著君たちはどう生きるかのタイトルにとらわれていたのは映画の始まりから数分で、それからは監督に考えるな、目の前のスクリーンを観ていろと言われているような展開とすごい、凄まじい画から目が離せなかった。
観ている間、何だこれ、もしかしてすごいものをみせられているのか、すごいすごいと心のなかで大はしゃぎしてしまいました。
とにかく作りて側が、観る側をあまりかんがえていない、とにかく監督が作りたいものを真摯に作ったのだと伝わってきた。こんなにわがままな映画をつくれる宮崎駿監督は凄いし、撮らせたスタジオジブリも懐が広い、そこに感謝。
とかくいろいろ言われがちなジブリ作品だと思うけれど、わたしは最高に面白かった!凄かった!良かった!また観る!たぶんなんども。
画面を見よ、まず絵を見よ
これはもう「画面を見よ、まず絵を見よ」な映画。物語の意味さがしに類することはいろいろ行われるだろうけど、あの老婆たちに『白雪姫』の「七人のコビト」が影を落としているのがあまりにも明らかなように、たぶん出典を見つけてゆくのはむしろ容易すぎるくらい。しかも過去の宮崎作品の記号がくりかえし利用されているのは、誰の目にも歴然。つまりそれらはこの映画では別に「暗号」でもなんでもなく、読み解くことを期待されていない。
そういうふうに絵が物語を伝達する器にすぎないものと理解することから離れて、まっすぐ画面に向き合うことができれば、これほど豊かなテクスチュアを持っているアニメーション作品も、そうはない。
水、風、木の匂い、泥と石の手触り、カエルの粘膜、血の味、火花の痛み、弓の弦の音、等々…。これはそういうものを「絵」だけで作り出して動かしていることのすごさに驚くべき映画ですね。
確かに宮崎駿の原液、そして意味深長
渇望、そして消化不良
「風立ちぬ」(13)から10年の渇望感!事前情報がなくてもあっても、きっと多くの人が劇場に押し寄せたに違いありません。パンフレット発売まで先送りとは驚きましたが(汗;)。関東大震災からの復興をモチーフに描かれた前作と似ているのかなと思いきや途中から「えっ、そっち系?」という展開でした(笑)。そこの分野は宮崎監督の得意技なので、「よし、きたぞ!」という感じでした。といっても過去のエンタメ作品にあったようなグイグイと冒険に出かけていく感じとは違って、心の奥へ潜っていくような感触でした(個人的な感覚です)。ある種の成長譚には通過儀礼が描かれることが多いと聞いたことがありますが、今作でもそれらしき描写があったように感じましたが、正直なところ、消化不良でした(汗;)。たくさんの登場人物間の関係性や様々なキャラクターに当てられたメタファーの意味するところがよくわかりませんでした。「君たちはどう解するか」という夏休みの宿題ですか?(苦笑)
宮崎駿のSDGs
大盛り宮崎駿丼、私たちはどう観るか
宮崎駿のイメージの世界
母や祖母を思い出す映画
美術館にいるようだった
面白さを求めて観ると、期待を裏切られます。
宮崎監督の終活にお付き合いする一品
基本的に宮崎監督の終活ものと思いました。テーマが母親との輪廻であったり、人生終末の焦燥感であったりで、それを精神世界の描写多めで表してます。
ので、どこかの記事で見た「冒険活劇ファンタジーである」というジャンルを期待すると落差が大きいかも…。
確かラピュタのキャッチが「血沸き肉踊る冒険活劇」だったので、私はその方向性を期待して観劇し、面食らった方です。
宮崎監督ならなんでも好き…とか、さすがジブリ絵が綺麗…とか、米津玄師のエンディング曲イイネ…とか、宮崎監督から提示された表現を「きっとあれは◯◯を表してるに違いない」とか推測して楽しむ人には良い作品かも知れませんね
作品そのもののストーリー性や娯楽性を重視する方にはあまり楽しめないかも
これが名も無いスタジオの名も無い監督の作品だったとしてどうか?と問うてみるのもアリだと思います。
宮崎駿監督のギャグセンスが光る傑作です。
人によって面白いと捉えるか怖いと捉えるか丁度いい狭間のシュールな笑いが多く出てきます。また、今までのジブリアニメ特有のコミカルな面白さも勿論あります。
展開が読めない中で急にシュールなシーンを入れてくるので緊張と緩和が多く楽しい作品となっていました!
正直、よくわからなかった。
『君たちはどう生きるか』鑑賞。
*声の出演*
???
*感想*
平日なのにほぼ満席。
ジブリの新作を観るのは、数年ぶり。宮崎駿監督の新作は、あのポスターのみで、あらすじや声優キャストは一切明かされないまま、公開するっていうのは驚きました。ただ、声優キャストは、ニュース番組やネットなどで知ってしまったので、そこだけがちょっと後悔した。。(^^;
あらすじについては伏せますが、映像はまさにジブリ!過去のジブリ作品の要素が散りばめられていて、そこがとても良かったと思います。ポスターに描かれてるアオサギも出てきます。
面白いか面白くないかっていったら、残念ながら、個人的には微妙でした。特に中盤からよくわからなかった。一体何が起こってるのか、ちんぷんかんぷんでした。。(^^;
映像とキャラクターは良かったけど、中盤からはよくわからなかった。
観る前はちょっと期待していたんだけどな、、、残念!
すべてを観るものに委ねた作品
あくまで個人の見解ですが、この作品は抽象絵画に似ており、それを観たものがどのように輪郭を縁取り、意味付けをしていくか、各々に委ねられている気がしました。
見終わったすぐあとはそういった個人的な具体化ができていないため、「なんだかよくわからない不思議な話だったなあ」という曖昧な感想しか出てきませんでした。
しかし、鑑賞後三日ほど経ってもなかなか頭から離れず、、(余韻とはまた違うのですが)
やっと肉付けが自分の中で出来てきたので少し落ち着いてきました笑
その具体化した内容自体は個人的なものであるのでここに書くことはしませんが、非常に面白いのはこのような経験は30年以上生きてきて初めてだということです。
大体の映画はそういった具体化を作中で行うので、映画館を出たあとまで引きずるような感覚ってそうそうない気がします。(もちろん過去にもそんな作品はあったと思いますが)
この映画の評価はかなり割れていると聞きましたが、納得です。おそらく宮崎監督は観客が批判的に具体化するところまで予期していたと思うのです。
その中で、タイトルにある通り、生き方が問われるのではないでしょうか。どんな生き方も各々が選び取ったもので優劣はなく、批判も肯定も一長一短があります。
今歩いているこの道を自覚して生きていますか、そんな問いかけがクリアになった頭に残っています。
あまり、映画というものを見たことがないのでレビューも初めてですが、思ったことを率直に書いてみました。
参考になりましたら幸いです。
The ジブリ映画!!!!!
涙なし 爆笑なし ニヤニヤクスクスあり
眠気なし 感動なし 周りの人にオススメしたい気持ちなし 映画館に観に行った後悔なし 映像美あり 劇伴良かった 幼い子は幼い子なりに見れると思う 大人も物語の行方は気になると思う 声優発表があって良かったのか悪かったのかは悩むところ ほかにも有名な方が声をされていて驚いた 声優のプロに任せないところがジブリなんだろうけど、やっぱりプロの声優さんってスゴイと思った お好きな方はリピートするとは思う 菅田将暉ANNリスナーだったので懐かしさあり どのキャラクターも魅力的。カワイイ。グッズ化されたら売れそう。
七人の小人 まっしろしろすけ
誘われて鑑賞 映画館での鑑賞じゃないとスマホ片手に見てしまうので聞き逃しや見逃しで映画の良さが半減したと思う
どの方向からみても、どこを切り取っても
とにかくどこもぬかりのないジブリ作品でした。このアニメのクオリティが他のジブリ以外の作品でも見れるといいな(声優陣はプロに任せたいけど)。
宮崎駿が今、そして、これからを生きるわたしたちに残してくれた最高のメッセージ
全く映画の内容がわからない状態だったので、同タイトルの小説をアニメ化したものかなと思いながら8歳の子供と一緒に観に行きました。
私も、映画が終わった瞬間は、え、どういうことかなと思いました。でも、終わりの音楽を聴きながら、自分なりに、考察していくうちに、ああ、そういうことだったのかと。次々とそのストーリーを遡って考えていくうちに、いろんなシーンに込められた宮崎駿からの壮大なメッセージに気づくことができました。そうすると、涙が込み上げてきました。
宮崎駿が、このアニメに込めた意味、そして、このアニメを見てくれる世界中の人たちに送りたかったメッセージが伝わってきました。いろんな言語に翻訳され、一人でも多くの方に見ていただきたい、そして、この世界を私たちの手でよくしていきたい、みんなが手を取り合って前に進んでいける世の中にしていきたい、そう強く思わされました。
子供は、いろんなシーンで持った疑問を私に聞いてくれ、二人で一緒に考察しました。子供ながらにこの映画が送るメッセージを受け止めることができたようです。ぜひ、親子揃って観にいき、映画を観た後は、その考察について話し合っていただきたい。
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