君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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全くもって難解でした…。
今までのお礼
たぶん年齢的に最後になるだろうと思い、初日に見に行きました。期待はせずに。お話の内容は夢。目標とかの夢じゃなく、寝てみる夢。自分でも理解できない破綻してる物語。それに宮崎さんのおぞましい部分をプラスしたような話だから理解できるはずもないです。でもそれでも良かった。カリオストロからもののけ姫までは確かに面白かった。自分の人生の一部になってる。ありがとうの意味。
一緒にジブリを立ち上げたライバルとの死別。働き方改革で社員に高い要求もできない。モチベーションも上がらないだろうに。この人にも80年、色々あったんだろうな。ジブリに後継者はいらない。あんたらで立ち上げたんだからあんたらで終わらせればいい。
わらわらと
どう考えたら、よいのだろう?
内容は☆1.0!! 最高にツマラナイから最高にオモシロイ
いやぁ、つまらなかった。
宮崎駿監督作品を見たことない人は見なくていい映画。単体としては全く評価できない。
かと言ってテーマがない訳じゃなくエンターテイメントしてない訳でもない。
私が初めてレビューを書きたくなるくらい語りたくなる作品…と言えば難解で深い映画のようだが、内容については全く語る気は起きない。
これまでの宮崎駿監督の映画は、監督のイズムが表現されていて、どう生きるべきか、何を考えるべきかを問い掛ける、悪く言えば押し付けるものであったと思う。
しかし、たまにそれに辟易しても、壮大なストーリーと映像技術で、見終わると満足感に満たされる。
本作は、祖父が孫に色々教えて伝えて、それに疲れて「考えなさい」と、学校の宿題のように最終目的もない問いばかりを投げ付けているようだ。
見終わった感想は「問題提起や啓蒙に疲れちゃったんだな」だった。
ただ、見ない方がよかったとかは全く思わず、また見たいとも思わない。
駄作だと胸を張って言えるが、知人に「見た方がいいか」と聞かれれば迷わず「見た方がいい」と進めてしまうだろう。
私の中では「ファニーゲーム」と同じ棚に並んだ。
語りたくなる作品は良作だという私の価値観に問い掛けをくれた映画だった。
宮崎駿監督の後継者はなく、宮崎駿監督本人しか期待できなかったのに、本人の作品でも残念に思ってしまうことに寂しさを感じる。
鬱陶しい程の押し付けや自身の価値観を表現するジブリ監督の登場を期待したい。
まぁ面白いかな
やっぱりジブリだなと思いました、考えさせられる作品
大人になったあなたへ 宮崎監督より
ジブリ作品を見て育った大人に向けて宮崎監督からのメッセージ映画です。個人的にはジブリ作品の中でも特に好きな映画となりました。子供が見てもただ、絵がキレイ!声優が云々!としか感じられないかもしれません。
どのような姿勢で人生に向き合っているか?によって、没入感が異なる作品です。
自分がこの世界にもし、入り込んでしまったら、どの配役をもらうか?想像すると良いでしょう。
インコ、アオサギ、キリコ、ヒミ様、ショウイチ、主人公マヒト…120分間、君たちはどう生きるか?と問われ続けます。
とっ散らかってる
ファミリーヒストリー
駿おじさん、こんなに鳥が好きなんて、知らなかった。が、アオサギ、ペリカン、インコ、種類のセレクトは謎だ。鳥まみれ、紙まみれ、わらわらまみれ、数に圧倒される表現が多かった。
戦時中は、死んだきょうだいの後添に入ることはよくあったと思うが、なーんか生臭かったなあ。夏子は妙に色気あるし。彼女の心の底には姉への呵責があると感じたが、夫は妻の妹でも何ともないみたい。打算的で強引で、現実主義。そんな人物に見えた。でも、男として魅力はある…なかなかやっかい。木村拓哉の俺様な雰囲気も重なる。ただ、鳥の糞だらけになっている姿は、唯一スキがあって親しみやすい。
昭和の戦争中だが、ずいぶん景気のいい家で、ベッドで寝たり、車に乗ったり、ハイカラだった。異世界でパンにバターとジャムをてんこ盛りにして食べるシーンは、あまりの贅沢さにお腹が鳴った。甘じょっぱいの最高だよね。はちみつもいいけどね。
主人公の声は、よく知らない若い俳優さんだが、調べたら最近ドラマで見ていた人だった。これから期待できそう。観る前に情報入れないようにしていたので、菅田将暉にはびっくり。イケメン臭を一切感じなかった。本人も楽しんで演じていたのではなかろうか。あと、あいみょんも硬さはあるが、上々の出来じゃないかな。滝沢カレン…もいい仕事してた。おじさん達はみんな小林薫に聞こえてしまい、もう一度観れば、たぶん聞き分けられると思う。
宮崎駿が今まで観てきた映画、読んでいた本、聴いてきた音楽、語り影響を与え合った友、愛し生活を共にした家族、など、自分の内にあるものをぎゅっと詰めこんだ作品。宮崎駿という人物そのもの。そんな印象を受けた。簡単にわかるわけがない。人間は多面的で、常に変化するもの。この人の全てを知りたいと願っても、100%理解することはかなわない。一端を覗き見ただけでいい。ちょびっと何かがわかればいい。受け止められるものが、一つでもあれば、十分だ。そう思いました、駿監督。
菅田将暉が上手い!作品としてはつまらん
今までのジブリ作品と比べると正直駄作な気がします。
過去の懐かしいシーンを入れるなど、そんな薄っぺらい演出などどうでもいいので、もっと今までのように面白くて夢のある楽しい映画が観たかった。
考察班からするとあれこれあれこれと細かいなんちゃらが含まれてて素晴らしい!となっているかもしれんが、シンプルに誰もが観て素直に楽しめなきゃ意味がないと思う。
トトロや魔女の宅急便、もののけ姫など過去が素晴らしすぎたのかな、、。
ジブリならではの、その作品ごとに曲を聴いただけで(あ、〇〇だ)と連想できる親しみがあるが、この「君たちはどう生きるか」では全く曲すらも思い出せなく親しみもヘチマもない。。
声優の情報など調べもせず鑑賞したが、後で調べたら青サギが菅田将暉だなんて全く想像もつかなかった。
声がとても良かった。
菅田将暉には失礼だが、まさか声優としてここまで本来の声とは違う声が出せて上手いとは思わなかったからビックリ。
全体的に作品としては全く面白くはなかった。
謎な点ばかり。
エンタメではなくアートだから
老齢になったといえ、やはり宮崎駿とスタジオジブリのアニメーションは超一級。
モーションキャプチャーのアニメでは絶対に表現ができない、現実にはあり得ない動きを「そう感じる」動きで表現がされている。これこそ実写ではないアニメーションならではの表現だと思う。
賛否が分かれているのはストーリーの問題ではないかと思う。
そして、なぜ賛否が分かれるのかといえば、これはエンターテイメント作品ではないから。
楽しく見て、笑って、泣いて、ハラハラしてという物語ではない。
アートを端的に言った言葉の1つに「芸術は爆発だ!」と言った岡本太郎。
また岡本太郎はこうも言う「何だこれは?!」
芸術は美しさや技巧的であることに意味はない。
「何だこれは?!」と思い、そう感じた各々がどういうこと?と考えたり汲み取ったりすることが芸術作品。
それを楽しめる人がこの映画を「賛」とし、腑に落ちない、ストーリーや意味が理解できないと楽しめないというエンタメ志向の人には「否」となっているんだと思う。
因みに私は途中ちょっと寝ました。
これが宮崎駿の最後の作品?
見る価値はありますよ
作画の美しさはジブリ作品一ではないでしょうかね。ストーリーはファンタジーなので一回見ただけではなんのことかわからなくて当然なのでしょうが、表現力や動作の描写は畏敬の念を禁じ得ませんね。鬼の様です。
見た後にしばらく怠い感覚が襲ってきましたね。それくらい凄い圧のある作品です。
見た後で感じたのは今までのジブリ作品要素てんこ盛り。有名な海外の子供向け物語作品要素も入っている様ですね。
主人公は母親譲りの容姿端麗な少年なんですけど、目つきがもうジブリ的なんですよ。
こういう目の子はジブリにしか出てこないです。大好きですね。
こんな圧がすごい作品をその歳で生み出せるなんて、次回作も期待してしまいます。
邦題は君たちはどう生きるかですけど、英語だと直訳すると少年とサギなんですよね。
それでも十分かと思いましたね。
この邦題だとそんなに直接物語に関係ないかなと感じました。
しかし、見る価値は十分あります。
未来に向けてのエール
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