劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全2089件中、1861~1880件目を表示

4.5私にとっては、母の不在、家族の解体と、喪失の再解釈の物語

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

喪失を経験したひとの物語のように思えた。
私にとっては、母の不在、家族の解体と、喪失の再解釈の物語だった。

映画を見終わって、深く沈み込む気持ちになったが、それと同時になにか救われるような感覚も併存していた。

わからなさを持ったまま、もう一度みたい。

2025.5.2 金曜ロードショーで再鑑賞

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sumu

4.0宮崎駿監督からの問いかけ

2023年7月15日
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楽しい

見ていると昔見た懐かしいシーンが随所にありました。それらを見ていて私はこう感じました。これは宮崎駿監督が生きて残した結晶、私はこうやって生きてきて、こういう物を残しました。あなたはこれからどう生きて、何を残しますか?そう問われているのではないかと。
感じ方は人それぞれで良いと思います。人生のどの地点で見るかによって感じ方は変わると思います。そういう意味ではあまり人生を生きていない子供達にはあまり響かないのかな、と感じました。

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こぺる

1.0君たちはどう解釈するか?!

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

ジブリの良いところを変な感じで詰め込んだ
難しい作品でした
メッセージ性が強く、観る人によっても、その日の気分によっても様々な解釈ができる
よく言えば奥が深い作品といえるのかな?
しかし、映画は娯楽の単純な私には向かない作品でした

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ばんぶ

4.0色んな感情が込み上げた

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

好きだった芸能人が自死した訃報の翌日だったこともあり、感情が少し高ぶりやすいこともあったのか、
【君たちはどう生きるか】と問われたことで込み上げてしまうのか、度々涙目になった。
どんな作品なのか、どんな話なのか、何も分からないまま臨んだ宮崎駿氏の最新作。
まるで人生のように目まぐるしく物語が進んでいく。
たくさんのシーンが賑やかに移り変わっていく。
キャラクターも様々でお屋敷のお手伝いのおばあちゃんズも本当に可愛くて、懐かしくて…
これまで本当に色んな作品があったなぁと思うし、
そういう作品の背景も思い出みたいに脳裏をかすめていくような、そんなシーンがたくさん散りばめられていた。
この映画に何かストーリーを説明づけさせるのは少し難しいかもしれない。
それでも、私にはたくさんのシーンが人生のように思えた。悲しかったり苦しかったり楽しかったり…
大切なものを守っていくことは簡単じゃないこと、
この、今を生きてる世界線とは別の世界があるかも知れないけど、
今を生きていること。
私たちは生きていくこと。
しんどくて、バルスと隣り合わせだけど
私は頑張って今日も生きようと思う。

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Yuune.

3.0我々が問われたことってひょっとして

2023年7月15日
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見てきたまま、他レビューを一切見ていない状態で感じたことだけを書きます。

本編開始序盤からこの映画が意味するところは何なのか、いつそれが出てくるかを期待しながら見ていたのですが、何一つ見つけることができず中盤からやや困惑しながら見ていました。

ただ画面からところどころ漂う「既視感」がひっかかっていて、とあるシーンである仮説が浮かびました。

「これはシンエヴァ?いや、こっちは〇〇、これは〇〇のオマージュ?」

そんな考えが出てきた途端、それまで映像音楽がどれも宮崎駿自身のセルフオマージュに加え庵野?新海?細田?ひいては富野松本手塚…日本アニメ史が辿った歴史をストーリーや人物、演出に準えて総括してあり、その香りを序盤から感じとっていたのだとすると、自分の中ではきれいに合点がいきました。

つまり私の妄想では今作の意図するところとは、宮崎駿監督が我々に対して

出自も容姿も母親に似ているが別人である継母とそこから生まれてくるものを愛せる覚悟があるのか?

現在の日本アニメの根幹は自国発祥の文化ではない、しかし長年培養されその間独自の文化として変貌を遂げ、やや過剰に変質してきた今とこれからの日本アニメをお前たちは今後も愛していけるのか?

と問われていたのではないかとの考えです。
そう、一見勇猛だが子狡い部分がありしかもそれを自覚しているような、賢しいが基本悪い人間ではない主人公。一切感情移入のできない彼は宮崎駿からみた我々ではないのかと。

そしてそれをわざわざ今作で問うた理由としては、次に控える真の最終作として宮崎駿のリミッターを解放した作品をぶつけるに値するかを計るため…
そんな解釈でとりあえず自分のなかで納得してしまいました。
もっと穿った見方すると、はたして今作にそんな奸計を仕組んだのはご本人なのかプロデューサーなのか?など妄想がつきません(笑)

まあ商業的には今回一切広告宣伝費を掛けず話題を作ったとはいえ、作品的には正直爆発的な要素は見当たらず苦戦が予想されます。

しかし個人的にはオンユアマークよりもっと趣味的な、商売度外視的個人趣味作品を見せてもらいたいので、願わくば次につながるぐらい今作で成功を収めてほしいと願っています。
…大丈夫、受け取る側の我々も覚悟も度量も製作側が思っている以上に大きくなりました、いやさせて頂きました(笑)次回作を期待しております。

だからナウシカは庵野氏に譲ってあげてもいいんじゃないですかね

長文妄想垂れ流し、大変失礼しました😅

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サリ夫

3.0過去作を合体させたような異世界の世界感

2023年7月15日
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abcd@

4.0オマージュがたくさん

2023年7月15日
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an

5.0広告を打たないのは戦略ではなく誠実さ故。

2023年7月15日
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泣ける

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あ

3.0考察をたくさん読んで解釈するしかない

2023年7月15日
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王様のねこ

3.0面白い夢を見た後の気持ち

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

面白い夢を見て目覚めた後、漠然とした楽しさだけが残る時があります。
その時の感覚に似ていました。
いざ見た夢をまとめてみると、特別面白いという内容ではなく、人に話しても共感を得ることはないでしょう。そのような映画でした。

物語も難解で、コンセプトや目的が分かりませんでした。

千と千尋の神隠しやラピュタ、ナウシカなどの宮崎駿作品を期待している方には向いていないです。エンタメ性はなく、美術作品に近いです。

星を3にした理由は、もう一度見てみたくなる不思議な魅力を感じたからです。心に響くものはありましたが、言語化するのが非常に難しい作品であり、何度も見て感じ取る他ないのかもしれません。

まとめると、夢のような抽象的な作品であり、声を大にしてオススメはできないです。

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kiyu

5.0まずは自身の目で

2023年7月15日
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泣ける

知的

幸せ

わからない、つまらないという理由での低評価がとても多く見受けられますが、どれだけ現代に対して問題意識を持って生きているかによって評価が大きく別れる作品なのだと思います。

その問題意識というのも、環境問題や災害、戦争などといった表面的に見える問題ではなく、作中にも出てくる本『君たちはどう生きるか』でも描かれているレベルでの、もう誰にもどうすることもできないのではないのかというところまで歪み、絡み合ってしまっているこの人間社会そのものに対しての危機感を持っているかどうかということであり

それを宮崎駿というフィルターを通し、整理し、ファンタジーという形に訳すことによって、これからの世界を担っていく10代の若人たちに感覚的に伝えることを目的とした作品となっているので、もう既にこの社会の歪みに飲み込まれきってしまっている我々大人のほとんどには、そもそも理解することすら難しいのかもしれません。

とにもかくにも、誰か他人の意見に惑わされることなく、まずは一度ご覧になることをお勧めします。

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まるめがね

3.0色々な意味で難しい

2023年7月15日
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「宮崎駿さんの最後の"映画"としてなら風立ちぬの方が相応しいが、最後の"作品"としてなら今作なんだろうな」と感じました

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せるまニウム

3.0解釈の仕方

2023年7月15日
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ひょっとするとメッセージを受け止めなくてはならないのかもしれない
ひょっとすると感性をもっと柔軟にしないとダメなのかもしれない
ひょっとすると自分はまだ成長してなくてアホな自分には理解出来ない部分なのかもしれない
ひょっとすると逆に大人になりすぎたのかもしれない

やっぱりジブリ作品は特別な思いが知らず知らずのうちに自分の中に入り込んでしまっているのかも

映画が終わって、座席から立ち上がりたく無くなるあの頃に戻りたいと感じてしまった

自分が間違ってるのかもしれませんが、やっぱり映画は楽しんでなんぼの世界だと思ってしまった

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Tententen

4.5抗鬱剤の効能を期待した

2023年7月15日
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興奮

知的

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東京解毒

4.0オタク向け!

2023年7月15日
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泣ける

笑える

興奮

宮崎駿が好きで、彼のドキュメンタリーなどもたくさん見ている私には面白すぎる内容でした!
彼やスタジオジブリのこれまでの経緯を知っている人には、、、というか知っている人にしか分からない用な気がします笑
超オタク向け!でも、すげーもん見た感は、知らない人にも伝わるかも!

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光月おでん

4.0御大まだまだ伝えたいことがあるんだな~

2023年7月15日
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知的

難しい

あー、これで宮崎作品の初見の感覚はもう最後か~と思って観始めました。
鑑賞中「レビュー書くとしたら何てどう書くだろうか?」とかが頭の中をよぎるのですが、
今鑑賞は全くそういうことは思わず結構集中して観ることができました。
宮崎作品って動きなんだってつくづく思いました。
他に似た画の作品はありますが、この感覚は彼、御大だけなんじゃないかと。
画自体にも力があります。過度にならず丁度いい感じでした。
過度にならない美しさが、様々なあの細かい動きや演出を活かし作品への集中を強いるんだろうと感じました。
今はキレイな画面の画のアニメは普通にありますが、私にとっては宮崎作品の画の綺麗さが一番しっくり来て「美しく」感じます。情報が多すぎるのもお話をしっかりと伝えるには決して有利に働かないのかもしれないと思わされました。
私が好きだった頃の宮崎アニメに戻ってきた感じがしたのと同時に、それだけではない感覚がありました。「82歳!?御大ぜんぜんイケますやん」って感じです。
宮崎作品は情報量が多いのが常ですが、今作品は特にその感じが強く、そういう雰囲気が凄くしたので、初見では見逃してる物事が多いんだろうなと感じました。
あと何回か観に行ってみようかと思っています。

役者は悪くなかったですが、やはり職業声優を使ってほしかった。
改めて映画版ナウシカを観てしまうと、職業声優での宮崎作品を観てみたかったです。
柴崎コウ(多分あの役)はかなり良くって、「もしかして声優の〇〇さん?」って思いましたが、ここ!って時の演技が少し残念でした。
あいみょん(多分あの役?)があの役だったとしたら、普通に上手いと感じました。
ハウルで以外に良かった木村拓哉ですが、今回のには少し力及ばずな感じがしました。
先にも書いた通り決して悪くはなかったです。よく分からない声優に比べれば、比べるのが失礼な位、上手かったと思います。
ですが、ですが、最後の映画になるかもしれない作品なら、役者も今の日本の最高峰の人達を使って欲しかったです。

82歳でこれだけのものを作れる気持ちとその体力と行動力、余り使うのが好きでない言葉なのですが、やはりこの人は画の上手さや演出力だけでない天才、怪物なのだと思いました。

漫画版のナウシカが凄く頭をよぎったので、また読み返してみようと思っています。
82歳でこれだけのものを作れる気持ちとその体力と行動力、余り使うのが好きでない言葉なのですが、やはりこの人は画の上手さや演出力だけでない天才、怪物なのだと思いました。

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93q2q2

0.5タイトルのパネマジ

2023年7月15日
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タイトル間違えてるよ!
タイトル考えてあげたよ。
「宮崎駿による宮崎駿のためだけの映画」
そもそもジブリはメッセージ性なんてなかったよな。物語を見せるもの。何を伝えたいのか考えちゃだめ。君たちはどう生きるか?おかしいやろ。

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sとしゆき

5.0お墓の石

2023年7月15日
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宮崎駿の幼少期のアルバムを見ながら、
隣で「こんなことがあったんだ」と教えてもらっているみたいな映画でした。

青サギがいた、弓があった、本をたくさん読んだ、父さんは仕事で忙しかった、石が好きだった、でもお墓の石は嫌いだった とか、映画を見ているというより、宮崎駿と話をしてるみたいでした。

お墓の石は冷たいね、私もお墓の石を持ってきてしまったことがあります。

きっと、聞いているお話は、半分嘘で半分本当なんでしょう。
でも全て、見たり聞いたりしたことが組み合わさって宮崎駿の口から手から生まれる物語であるならば、
それは全て嘘で本当。
改めて私は、
ジブリが好きなのではなく、宮崎駿が好きなのだと気がつきました。

私は今、映画を作っています。
私は映画で生きていこうと思います。

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24歳®︎

4.0タイトルに恥じない傲慢な映画

2023年7月15日
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アレハンドロ・ホドロフスキーのようなシュールレアリスティックな画面構成とフェデリコ・フェリーニ『8 1/2』のような祝祭性。キャリア終盤の巨匠に好き勝手やらせるとやはりこういうものが出来上がるのか。物語は登場人物たちの溢れ出る生命力によって織り上げられたものというよりは、あらかじめ緻密に構想された一枚の巨大な寓意画を端から端まで徐々に読み込んでいくプロセスのような感じ。『君たちはどう生きるか』というタイトルに恥じない、いつも以上に傲慢な映画だった。登場人物たちの動機に焦点を絞って鑑賞するとひたすら不愉快な気持ちで劇場を後にすることになると思う。

異世界で眞人が出会うさまざまなものごとはどれもが悪夢のように薄気味が悪い。ペリカンの群れと荒野に立った金色の扉とか、天に昇っていくフワフワした生命体とか、人語を喋る巨大なインコとか。変におどろおどろしかったりものものしかったりしないあたりが逆に気持ち悪い。こういう気味の悪い描写や造形に関してはやはり宮崎駿は天才的だと思う。ただ、彼自身本作をキャリアの集大成的なものと見なして制作しているところがあり、それが過去のアーカイブの安易な再奏という形で露呈してしまっているのは正直どうなんだろうと思った。過去作のどこかで見かけたようなオブジェクト、生命体、風景。確かに「あっこれ『もののけ姫』のアレだ!」とか思うけど、それが何か新たな意味や意義を振り出しているとは思えなかった。おい爺さん、この期に及んで安っぽいファンサービスなんかせんでもええんですよ。とはいえ第二次世界大戦開戦直後という時代設定が前作『風立ちぬ』の自己模倣と見せかけて実はきちんと劇中での必然性として機能しているというミスリードは見事だったと思う。

世界の秩序を司る大叔父は眞人を自分の後継者に指名するが、眞人はそれを辞退する。世界を自分の思うがままに作り変えられる特権より、彼は「あんまり好きじゃない」はずの現実世界(母親は死に、継母とはギクシャクし、父親はややマッチョ気味で、世界は今まさに戦火に包まれている)に帰ることを望む。眞人のこの選択が庵野秀明『シン・エヴァンゲリオン』の着地点と相似であることは言うまでもない。ゴー・バック・リアル。セカイ系ってやっぱもうダメなんすよね。セカイはボクだけのものじゃない。名もなき無数の他者がいっぱいいる。庵野秀明もそう言ってるし、新海誠や村上春樹もそう言ってるし、遂には宮崎駿までそう言い出してしまった。本日をもってセカイ系は正式に営業を終了させていただきます。誠にありがとうございました。

これ何の話?

結局、観てて単純に面白いのか面白くないのかと訊かれれば、言うまでもなく面白い。撮影も演出も凝りに凝られているのだから観ていて視覚的に飽きることはまずない。よしんば終盤30分の抽象的で不可解な物語展開に振り落とされたとしても、青空に浮かんだ岩やうねる廊下、水面に点々と並ぶ石畳、あるいはヒミの美しい寝顔に見惚れていればあっという間に終幕する。何か一つのトピックに乗れずとも、他に無数の経路が提示されているのが宮崎駿作品のいいところだと思う。苦手な作品は多いがクソつまらなかったなと思ったことはない。作り込まれてるよなあ。もう一本くらい撮ってくれたら嬉しいな。

P.S.劇中で一番可愛かった鳥は屋敷の庭先でエサ啄んでたヒヨコ

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因果

3.0私たちは何を観たのか??

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

幸せ

と、この映画を見た多くの人が思ったのではないか?
などと予想します。

善しも悪しも、正直にいって分かりません。
半分もこの作品の世界の意味を、
理解出来なかったように思いますので。

ただ、途中から何だか凄く笑えてきました。
この映画作ってる監督のジイさん、
本当に天才だな、と感じたからです。

何でこんなにも、天才的で独創的で、
ワケのわからない映画を、宮崎駿は作ったんだろう、
と考えたくなる謎のオンパレードで、
最後の最後まで不思議すぎたのです。

どういう構造でこの映画を作ったのだろう。
分からない。

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つかまん