君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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難解とか良いとか悪いとかの前に
まず最初に言っておきますと、自分、ジブリマニアではありません。もっと言うと「千と千尋〜」以降、この作品を観るまでジブリの作品観てません。
なので、ジブリファンからすると、恐らく「こいつ何言ってんだ」ところがあると思いますので、ご了承下さいね。
評価は極端に分かれる、という記事をこの作品に関してはよく目にしていましたし、頑なに作品の内容を公にしないため、観る前にこちらが勝手に色んなイメージを抱いていました。
「トンがってる作品なのかも?時間軸がわざとメチャメチャになっててわかりづらくしてるとか?老害垂れ流し?2001年みたいに説明とか全部なくて解釈は全て観客に丸投げ?」などなどです。
で、実際観たのですが、先ずは宮崎駿監督の「この作品を作り、世に出すのなら、自分の最高の作品にしたい、ならばそのために、自分も命を削って頑張るから、携わる周りのスタッフも役者も精一杯の力を貸してくれ」と言う圧倒的な思いの強さがワンシーン、ワンシーンから溢れんばかりに伝わって来ます…正直怖いくらいです。
だって、これアニメーターさんが描いてるんでしょ?CG使ってないんでしょ?もう、その筆のチカラが凄い。
こんな妥協のなあ完成度の高いものを観られるだけで幸せでした。
目に入ってくるそれぞれのシーンの圧倒的な情報量の多さにも驚きました。
今までのジブリ作品へのオマージュとか、メッセージとか色々あるんだろうな(観てないからわからないけど)。
ワンシーンワンシーンのこだわりの強さは、畑は違うけどトムクルーズのそれと似てるかも?
で、作品の内容としては、前記した、どんなとんがったものぶつけてくるのかな、って、構えてましたが、僕が観た
限りでは、凄く優しい映画でした。
「よく来たね、まぁ座りなよ。色々悩んでるんだって?うんうん、私がね、今君たちに伝えたいことは、こういう内容だよ。少しでもチカラになれたかな」
そんな風に言われてるような感じがしました。
考えすぎず、その世界観をそのまま受け止めて浸っているのが僕的には良い見方なのかな、と思いました、
そして、そう思いつつ作品が終了し、エンドロールが出て米津玄師の曲が掛かった途端に何故だかわかりませんが、大号泣しました。
もう、嗚咽クラスでした。50過ぎの仕事帰りのおじさんが映画館で嗚咽です。恥ずかしい…!
で、後、この作品でもう一つ凄いな、と思ったのが
いわゆるキムタク、木村拓哉さんの声優と言うか、役者としての上手さ。
どちらかと言うと僕は木村拓哉さんは、アンチでしたが、表現力の高さに、ほんと、今までごめんなさいって言うくらい感銘を受けました。
菅田将暉さんは、なんか、らしいなって言う配役で、こちらも楽しめたし、事前情報がないため、エンドロールで気づく驚きもこの作品の良さかも。
あまり構えずに楽しんで欲しいです。
僕的には凄く良い作品でした。
恐らくもう一回観ます。
ジブリ作品、ポニョしか見たことがないけど見た。
ジブリ作品は、数々の金曜ロードショーをかいくぐってきており、ポニョしか見たことがない。別にわざと避けているのではなく、生きてきて、なんだかんだ見ずにここまで生きてきたという感じ。そんな私の感想。
非常に面白かった!!!!最後には大号泣。1人で見たのだが、見た後には誰かを誘って安い喫茶店で小一時間感想を共有したくなるような、そんな作品。それほどまでに自分の様々な思いや考えを刺激した。1回しか見てないのだが、自分の理解が及ばない個所やここってどうなんだ?のようにももうポイントがかなりあるので、もう一度見に行きたい。また、タイトルからもわかるように、こちらに投げかけることがかなり多くある。おそらく、見れば見るほど面白くなり、そのたびに新たな発見があるのではないだろうか。
別に今までの作品を見ていないから楽しめない、とか宮崎駿の世界観に入れないということは全くなかったと思う。ただ、多くの感想を見ていると、作中には多くのジブリ作品の引用?があったらしい、、、がそこを理解することができず残念。これを機にジブリ作品を見始めて、それを踏まえたうえで再度視聴するのもよいかもしれない。
テーマパーク感
母をたずねて異世界冒険ファンタジー
宮崎駿バージョンの不思議の国のアリスみたいな感じだった。
主人公の眞人は何を考えてるのかよくわからない。転入した学校に馴染めず自傷行為をしたと思ったら、冒険がはじまると刻々と変化する異世界に驚きもせず淡々と順応していく。カエルや鳥に襲われてるのにびくともしない、変なやつ…。選ばれた人みたいな特別感だしてる変なやつ…。
ちっちゃくて可愛いばーちゃんたち
先輩肌の姉御
こだまみたいな群衆
等々
テーマパークみたいに宮崎駿世界を楽しんだ。
大きくなりすぎたジブリ・ブランド……
ジブリ作品を好きな方はたくさんいらっしゃると思います。私もそのうちの一人。
今作は、前半パートが長く、後半パートが短い印象で異世界の世界観に浸かれず、後半退屈になってしまいました。
千と千尋の神隠しの様な展開。
タイトルを考えすぎて、観てしまうと?がついてしまう。
キャラクターの仕草や演出が古くさく多々感じてしまった……
もっとジブリの冒険活劇がみたい!と思ってる方がたくさんいらっしゃるかなと……
今作は戦時中じゃなく、現代に置き換え展開していたらまた違っていたのかなぁ(°°)
私の中でのジブリは、千と千尋の神隠しまでかな(+_+)
予告編がなかったので、内容を確認してきました
観たい度✕鑑賞後の満足度◎ 『千と千尋の神隠し』を傑作足らしめた宮崎駿マジックはやや薄らいだように思うが何故か感動した。ある意味集大成かな。『風立ちぬ』がスワン・ソングに成らなくて良かった。
①初めは全く観る気は無かった。題名を見て萎えた。“ほっとけよ。余計なお世話。こちとら結構(60余年)生きてるし、今更説教たらしい話は聞きたくねェ”という気になったから。
ところが海外の試写で絶賛されているという記事を読み、遅まきながら観る気に。舶来ものに弱いねェ、昭和の人間だわ。
②アニメ映画好きの方には悪いが、もともとアニメ映画って基本荒唐無稽な話が多い。
宮崎駿の作品もオリジナルものは殆んどが摩訶不思議な世界の話ばかり。
理屈が通らねェ、とか、何のこっちゃ、とか、意味わかんねェ、とか思う前に映画の中に引き入れてしまう魔力というかマジックがあるのが宮崎駿ワールドだろう(私はそれほど熱心なファンではないけれど)。
③本作も太平洋戦争中の日本が舞台なので、最初は『風立ちぬ』路線かなと思ったが(現代の子供や若い子達はどう受け取るだろう、とそちらの方が気になった。と書きながら私も“♪戦争が終わって僕らは生まれた。戦争を知らない子供たちィ~さァ~♪”の世代ではありますが)、湯婆ン婆ァのミニ版みたいなのがゾロゾロ出てきたくらいから『千と千尋』路線かとボンヤリ思っていたら、アオサギが喋りだしてから一気に『千と千尋』少年バージョンに突入。
姿を消した夏子さんを追いかけてヨコハマ、じゃなくていよいよ摩訶不思議ワールドに足を踏み入れてしまう。
ちなみに、ここ奈良でも一時サギの姿は全く見なくなった。農薬の影響だったろうけど。水がキレイになったのか、ここ十数年来やっと姿を見かけるようになって毎日でも見かけます。大体がシラサギでゴイサギが時々。アオサギは見ないなァ。
ところでサギはペリカン科なんだと。
④結局、こちら路線の映画なのね、というお馴染み感というか安心感というか。
宮崎駿映画群のどこかで観たな、という既視感てんこ盛りだし、色んな世界に通じるドアなんて、今はやりのマルチバースを持ち出さなくても「うる星やつら」等々結構手垢のついた設定だし、石に神性や心性を持たすのも『2001年宇宙の旅』のモノリスから古墳の石室、や世界各地の巨石文明の跡、パワーストーンまで既に馴染み深い世界である。
⑤ただ、脈絡のなさは『千と千尋』の比ではない。
目まぐるしい展開の合間に頭をよぎる疑問の数々:
なぜ真人は本能的にアオサギを敵みたいに思ったのか?
アオサギは真人の大伯父の使いであることは前半でほぼ分かるが何故に池の鯉やガマガエルまで?
夏子さんは何故矢を放った?
しかもその後しばらくしてから何故一人で森に入った?
真人は何故に夏子さんが自分の意思で森に入ったのではないと分かったの?
私は『千と千尋』は映画館で連続四回観て、その後DVDでも何回も観ているが絵解きが目的ではなくて「あの」世界に浸りたかったから。
本作はそんなに浸りたいとは思わないので、万人向きで作ったのでないのかも。
⑥真人が足を踏み入れた世界は大伯父が作ったようだが:
何故「ポワン」ちゃん(本当の名前、忘れちゃった)が熟して上の世界に行って人間になるようにした?
なのに何故「ポワン」ちゃんを食べるペリカンを放置している?
そのペリカンを退治する役目のヒナちゃんは大伯父の親戚らしいけど…なんか回りくどくね?等々
ここで立ち止まって真剣に考えては行けません。はい、そこで脱落…
次々とやってくるイマジネーションの波にただ身を任せていなければ…上に書いたように凡人のイマジネーションの範囲のようなものも多いけど、そこはあまりにも突飛なら更についてこれない人が増えると忖度したか…
⑦大伯父さんは本を沢山読む博学の人でそのうち頭がおかしくなって失踪した、と言われているけれども、博識の結果きっと平和・博愛を望む人になったのだろう。
だが時は幕末を経て明治維新から海外の列強の仲間入りを目指す富国強兵の時代、変人と思われても不思議ではない。
確かに大伯父が作った世界は平和には違いないがやや歪で博愛精神は有るのかどうか…
ヒナちゃんはこの世界では禁忌であるのを分かりながら真人を夏子さんに会いに行かせて(ここは夏子さんの深層心理が表面化し、それを理解した真人が初めて夏子さんを“お母さん”と呼ぶ重要なシーンであるが)結局捕まっちゃうし。
ヒナちゃんは真人の世界では真人のお母さんで、でも火の女神(だから「火姫」)だから冒頭の火事で死んだわけでなく違う世界へ行っただけ(妹に“男”を譲るため?)
夏子さんが大伯父の作った世界で子供を生みたいというのもよく分からないし…
⑧この解釈はマルチバースの世界に近いけれど、石の塔は全ての世界にあって各世界で石の何らかの意思・意図を反映している?…
⑨大伯父は自分の作った平和で博愛に満ちた(?)世界を維持する為に真人を呼んだわけだが、真人は結局夏子さんを連れて自分の世界へ戻っていくことを選ぶ。大伯父に「憎しみと怒りに満ちて、いずれ火の海になる世界だぞ」と言われながらも。
これが本作で宮崎駿が言いたかったことかも知れない。
⑩『千と千尋』では異世界から元の世界に戻った時は千尋のかの地での記憶は消えていたが紙留めだけは現実の世界に帰っても付いていたという意味深なラストで終わっている(だから余韻が深くいつまでも心に残る)が、本作では1947年の真人は異世界のことをまだ覚えているのかどうか。
宮崎駿は四人になった一家の姿を描くだけてそこまでは描かない。
追記:ところでラストクレジットに流れる歌が良いね。米津玄師という人とか(最近の邦楽、聴かないもん😅)。プロフィール見たら背ェ高ッ!
『シン・ウルトラマン』の主題歌は心に残らなかったけれど、この歌は良い。
宮崎駿だから許される映画、その心構えのみ書きます。
前評判、ネタバレ、宣伝一切聞かずに見るべき映画です。
宣伝なしは英断でした。
ただ、心構えは必要と思いますので、ここに記します。
今の駿だからこそ許される映画だと思います。
ただ、彼が積み上げてきた監督12作品(TVアニメも含む)の流れを汲むと捉えると、妙な納得感と考察を楽しみたくなる衝動に駆られます。
この作品はジブリ玄人向けです。
何回も金曜ロードショーで見続けた人にこそわかる。
宮崎駿の生き様をよく知っている人は理解できるかもしれない。
また、宮崎駿以外の作品を見て、その関連性やドラマを知っている人には刺さる。
単にアドベンチャーや、単体の作品を楽しみたい人はお断り。
あまり考えずに楽しみたい人もお断り
ジブリ初心者は一度全てのジブリ作品を見てから出直すべし。
視聴者を突き放している。
もちろん観たい人は観てもいいのですが、観た後の違和感や期待はずれなどの思った感情がどうして湧くか一度考察した方がいい。
考察を楽しむ感覚は庵野作品に近い。
この作品、いい意味でかなり影響を受けている。
冗談なく、あのエ○ァとか。
映像美はさすが、ジブリです。
素晴らしい。
全てを注ぎ込んだ。
そして、誰もがジブリと感じる世界観。
懐かしさすら感じる。
表現の中に、過去のジブリ作品が混ざっているので探すのもいいかもしれない。
初めてか、数作しかジブリを見ていない人は見てはいけない。絶対に幻滅する。
今までこれほどいいと思った映画があっただろうか
ワタシはこう生きます
ってタイトルでレビューしようと決めてたんだけど
感想は難しいねー
そもそも劇場で宮崎駿を見るのは初めてで
食わず嫌いのワタシを
「騙されたと思って見てみろ」と友人の映画評論家(嘘です)
に勧められて行ったんですが
世界観がフィットするかしないで物語に入り込めるんでしょうな。
ワタシは素直にわかりませんでした。
絵は流石ですね。
50点
109シネマズ箕面 20230731
うーん
正直微妙でした。
重い題名からして、観るのを悩みましたが
過去の宮崎作品は好きなものが多いので
やはり観ることにしました。
しかし、個人的な感想を言えば
別に観ても観なくても
どちらでも良い映画な気がします。
宮崎監督の伝えたい思い、思想が
随所随所に感じられる節はありますが、
あまり哲学的な作品にせず
昔の作品のように、子供から大人まで
安心して楽しめる作品にして欲しかったな
と感じます。
この作品を大好きな方からしたら、
理解力が乏しいのでは?と
批判されそうですが…。
正直、まどろっこしいし
分かりにくいし色々突っ込みどころ満載で
ちょっとシラケます。
大人でも、なかなかの難解な映画
なので、子供達には
更に意味は伝わり辛いだろうと思います。
良質なファンタジーです。
僕の結論を先に、申し上げます。良質なファンタジーです。
人それぞれ色々な捉え方があって、難しく考える人もいれば、僕のように単純に楽しめる人もいる。相変わらず、丁寧な(執拗な?)手書きの作画で嘗てのウォルト・ディズニーを彷彿とさせるというか、凌駕している。CG全盛のこの時代に、これだけで宮崎駿さん(先生って書きたいけど、あえて、さんで。)のやりたい通りにやり抜いた感じが伝わりますし、制作年月の長さ、傾けた情熱、考えただけで胸が熱くなります。
僕は宮崎駿作品のすべてが好きなわけではありません。この作品は好きな方に入ります。細かな内容に触れるとネタバレになってしまうので触れませんが、一寸、不思議な国のアリスの世界に近いような、不思議な感じのするファンタジーです。万人受けを狙っていないからこそ、賛否両論が沸き起こるのでしょう。僕としては、是非、お子さんにもみていただきたいし、率直に感想を聞きたい。大人だと、小難しい理屈を並べて評価しがちですが、お子さんであれば、見たまんまの感想を抱くのではないだろうか、と思います。
僕と宮崎駿作品の出会いは、”パンダコパンダ”でした。小学生の時、ゴジラ映画を見に行って同時上映作品だった。失礼ながら当時の僕からしたら、付録のようなもの。でも、水面に浮かぶ舟を漕ぐパンダを水の中から描いたシーンがずっと心に残りました。その後、”未来少年コナン”、”風の谷のナウシカ”、”天空の城ラピュタ”…天空の城ラピュタは、一番のお気に入りです。血沸き肉躍る冒険活劇にして、ちょっと考えさせられる内容。ルパン三世は、テレビ第二シーズンの、”死の翼アルバトロス”と”さらば愛しきルパンよ”。
宮崎駿さん。”風立ちぬ”で色々な批判に晒されて、一度は、長編アニメを撮らないとおっしゃいました。でも、もう吹っ切れたというか、もう気にしていらっしゃいませんよね。思いっきりやっちゃってください。僕は受け止めました。贅沢言いますと、僕の好みの話ですが、理屈抜きに楽しめる、血沸き、肉躍る冒険活劇も、また観たいです。
山本有三・吉野源三郎
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎作ですが、初めは山本有三先生が関わった作品。有三は病気になり、吉野源三郎さんに依頼したようです。山本有三ファンとしては封切りの日から3回見ました、、この本は息子小6の時に塾の先生からいただきました。小6には難しいだろうと思いましたが読んでました。映画の中で、君たちはどう生きるかをめくるシーンがあり、初版のみ山本有三の名前が出ている話が裏付けされました。瞬きしてはだめ。しっかり見て欲しい。どのシーンも瞬きはダメ。全部よし。一回では理解できないかしら。「サバカン」の時みたいに.6回観たらわかるかな。本当に楽しみです。近代文学を児童文学に繋げた作品を、オリジナルではありますが、「君たちはどう生きるか」と名付けてくれて、スタジオジブリと宮崎駿さんに感謝です。何回みてもわからなかくても、あたりまえとおもい、私はまだまだ、見に行きますよ。東京にて、息子32と見ました。20年前にいただいた本が映画になった。嬉しくて嬉しくて、まだまだ、みたりないかんじ。山本有三と、吉野源三郎の連盟のべーじが、なにより、楽しみな私です。皆様も、よろしければー。
何度でもみたい
宮崎駿監督だから期待されても仕方ないかな
賛否両論と言われますが、そんなに難しい作品でも良い作品でも悪い作品でもないと思います。ビッグネームに皆さん期待しすぎなのでしょう。引退宣言をした宮崎駿監督がもう一度思うがままに作品作りをした、そんな映画でした。
そもそも、宮崎駿監督が何か深いメッセージを伝えようとしていると深読みしすぎなのでしょう。登場人物たちがどう生きているか、と並列に自分を並べて、タイトルを自分に問えばいいのだと思います。この映画はそれ以上もそれ以下もない映画だと思います。あとは、美しい画や音楽を楽しめばいいと思います。
それでもこの映画の意味を期待するのであれば、公開終了後に発売される映画パンフレットに監督の意図が書いてあることを祈りましょう。もしかしたら深い意図が込められていたかもしれませんね。
ジブリで宮崎駿の作品だったとしか
正直に言うと、自分にとっては可もなく不可もなくくらいな印象。
主人公の成長物語で中盤に乗り越える1つの呼び名と、最終盤での自己の告白が試練となってるのだろうが、一通りの葛藤描写はあるものの、感情表現を抑える主人公というのがどうしても波として弱い。
それが味と言えば味なのだろうけど、青年が主人公だった風立ちぬでも戦時中でももう少し感情表現があったから、「この主人公だからこそ見せられるシーン」が何だったのか、俺には分からなかった。
雑な感想としては、ゲド戦記と思い出のマーニーを足して3で割ったような。
映像と音楽は良かった。
この映画は「第二次世界大戦を経て現代の滅びゆく世界を君たちはどう生きるか」という宮崎駿監督からのバトンです。
懐かしい漫画映画 長靴をはいた猫を思い出す。
大学生、高校生の息子2人と3人で鑑賞。嫁ちゃんはレビューを見て行くの止めました。
事前情報が、蒼鷺を被る人らしき者。君たちはどう生きるかという戦争中の小説から題を取っている事。この二つ。そのお陰で映画に没入することが出来た。
小さな子供の頃に見た「長靴をはいた猫」という漫画映画があったが、その時の感動を思い出した。東映まんがまつりだ。東宝チャンピオンまつりもあったな。入替え制がなく、友達数人と朝から晩まで一日中映画館にいた。飽きたらロビーや階段で遊び、見たいシーンを何度も見た。その頃だ。
ストーリーは小さな子供でも分かりやすいかといえばそうでもなく、あとで大人が説明して納得するかも。実際、わからなくとも楽しい。色んな見たことあるシーンも見られおじさんには懐かしい。
登場人物だが主人公眞人は宮崎監督。蒼鷺の中身がオッサンなのは想定外だった鈴木P。大伯父は高畑勲。インコの王は庵野監督。それぞれの生き方がキャラクターに反映されているのかな~
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