劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全1987件中、581~600件目を表示

3.0ファンタジーだからこそ。

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

過去の宮崎駿作品のいろんなモノがデジャブ的に散りばめられた作品であることは、間違いない。なかなかな重めのテーマだけど、冗長な説明を極小化してファンタジーの文脈で軽々と飛び越えていく感じは見事。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。

3.5きつねにつままれた様な展開

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

終わり方も終わり方だったからまさにきつねにつままれた様な展開だったね。

呪われたあの世界から始まって、どこかオカルトチックなところもあり果たしてどうなるのかなと首をかしげるばかり。しかしながらいつの間にか宮崎駿監督の次から次へと繰り出される新たな世界観に次はどんなかなと楽しみも出て来たね。でもめくりめく世界にたまげた感じで、初見では感動的な感覚は得られなかったな。

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重

3.0この世界観をどう受け止めるか

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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sankou

5.0「ジブリって昔の方が良かったよね」そうかな?

2023年8月7日
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怖い

知的

幸せ

周りからはあまりいい噂を聞きませんでした。「意味が分かんなかった」「途中で寝ちゃった」など、マイナスな評価を聞いていて、あまり過度な期待をもたず、鑑賞しました。確かに、一見すると意図が伝わりにくいところもありましたし、分かりやすいストーリーではありませんでした。でも自分にとっては、この含みのある表現だったからこそ、より見た価値を得られた気がします。

今年で83歳になる宮崎駿さんにとって、今回が最後の作品になる可能性は高いです。「ジブリは昔の方が良かったよね」なんて言葉をチラホラと耳にすることがあります。宮崎駿さんは高齢でもう楽しい映画を作れなくなったのでしょうか?

私は今回の作品を見て、それは違うと思いました。今回、確かに分かりにくいところもありました。でもただ難解なのではなく、全てが何かに置き換えられるものでした。それが何なのかは人によって違うと思います。明確に描かない分、どんな解釈も許されるし、得られる物も一人ひとり違ってくると思います。一人ひとりが考えられる「解釈の隙間」をあえて残してくれて、それでいて重くならないように、ポップな「ジブリらしさ」も残してくれている、そんな素敵な作品です。今までたくさんの作品を創ってきた宮崎駿さんだからこそ出せる味だと思います。「あれってどういう意味だったんだろう?」と考えて考えて、自分でたどり着いた答えが、この映画を見た価値なのではないかと思います。

私事ですが、一番何回も見たジブリ作品はトトロです。一番好きなのはラピュタです。一番感動したのは千と千尋です。本作「君たちはどう生きるか」は自分にとって、一番真剣に向き合えた映画となりました。

やっぱりジブリは大好きです。

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ヘイ

3.0タイトル

2023年8月7日
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某小説と同タイトルにしたのは、初めはそっちよりの作品にしようとしたが、
でもやっぱりアニメ制作が楽しくなっちゃって、いつものようなアニメを作ちゃった、テヘヘ、というような
そんな背景があったのではないかと邪推してしまう、良くも悪くも、暴走を感じた。
ったく、しょうがねえオッサンだな、という振り回されるスタッフと観客。
宮崎駿は風立ちぬのような綺麗な終わりじゃなく、最後まで自分の原作アニメを作りたいという思いを、
そんな、老いと死にあらがいながらも、完成、公開へとこぎつけた、達成感を、観ていて覚えた。
自分の生き様を見せつけること、それがメッセージなのだろう

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てんさんさん

5.0無意識の映像化、不条理の昇華と、万物との共生への覚醒

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

 とても固い表現になりましたが、タイトル通りの感想で、大いなる感動を受けました。こんな映画はこれまでに見たことがありません。私的には史上最高傑作です。1回しか見ていませんが2回3回と見たときの新たな感動が予感されます。映像の美しさは言うまでもありません。手描き独特の静止画、動画の世界観がまた格別です。

 矛盾や不条理が渦巻く世界でどう生きたらいいのか、というのが中心テーマだと思います。作者が常にこの問いを問い続けたこれまでの人生を、夢を見るように振り返り映像化した作品、と感じました。ということで「夢」というのは論理的な構成にはなり得ませんので、難解という評価もあるとは思います。ただ、見る側に「生き方」を問い続ける経験があったら、間違いなく深い感銘がもたらされることは確信できます。

 私としては、この作品を見終えたときに、主人公やその他登場キャラと世界(もっといえば宇宙)との共生というイメージが湧いてきました。次に見たときはもっと別のイメージが湧いてくるかも知れません。そのときはまた投稿させていただきます(笑)。

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sanzenjo

4.0普通に面白かったけど

2023年8月7日
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楽しい

興奮

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みく

3.0宮崎駿作品の総集編

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

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ヤマッチ

4.5「君はどう生きるのか。」監督に突きつけられた気がしました。

2023年8月7日
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泣ける

楽しい

知的

美術館を回ったあとのように、芸術の力で考えさせられました。また、エンドロールで映画作成に携わったすべての人へ敬意を払う監督の心意気に込み上げるものがありました。
まさに宮崎監督から「君はどう生きるのか。」と言われたようでした。
「俺は地球と生き物たちと共に生きる。」と訴えられた。見てから何日も色んなシーンが蘇って、考えに浸っています。

正解なんてないと考えることをやめた現代人に、監督は混沌の中でもがむしゃらに正解を探る姿を提示してくれたようだ。
信仰・モラルによって防衛する常識人に、監督は信仰によって隠された矛盾を提示してくれたようだ。
しかも、芸術的に。
見終わって何日か、そんな感動がありました。

多様化・自由・国際化…地球に生きる私達が考えなければならない事がこんなにも渋滞してるんだと突きつけられたようでした。
そして、それらから逃げて来た自分,考える力を失いつつあった自分に向き合わせれた時間でした。

もう一つ。
久石譲先生のピアノに心をもっていかれました。
1音で感情の変化を生み出す音の力を感じました。
海の裂け目でメインテーマが流れた時、熱いものが込み上げてきて涙が止まりませんでした。

質の高いアニメーションと音楽。
しかし、それらは手段で…何を伝えるかに一直線な巨匠たちの気概に触れた時間でした。

もう一度映画館で見ます。

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dkdk

2.0ひとことReview!

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

単純

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極東新天地

0.5公開二日目に

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

曇りなき眼で、誰の意見も聞かずに観ることができました。
最初の15分はそれだけで観る価値のある作画でした。
しかしその後はこれまでのジブリ作品のダメな部分を繋いだような
既視感ある退屈映像の羅列。
コレほど期待して観た映画で、コレほどの退屈を感じてしまうとは…
決して難しい映画ではありません。内容がないだけで。

残念の一言です

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Saint

5.0ただたに本当に良かった。人それぞれ感性があるからこそ、まだ心動かさ...

2023年8月7日
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泣ける

ただたに本当に良かった。人それぞれ感性があるからこそ、まだ心動かされる作品になっていない人も多いかも思うけれど、絶対に死を身近に感じる歳、歳を重ね時に見たら、誰もがこの映画を素晴らしいと感じるようになるんだろうと思った。今まで見た映画で1番心に残る素晴らしい作品でした。

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Ayumi

5.0「曇りなき眼で見定めよ」この言葉が浮かんできた

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

「ダビンチコード」という映画をご存知だろうか。
原作の持つ膨大な情報量を2時間強の尺にぎゅうぎゅうに詰め込んである。
事前にキリスト教に関する知識や歴史的背景などをある程度知っていても初見では理解不能な点が多い難解な映画だ。
これを事前知識無しで見るとしたらハードルは更に上がるだろう。
初見で全ての内容を理解するのはとうてい不可能な作品だ。

そしてこの宮崎駿作品にも同じ事が言えると思う。
事前情報としてはアオサギ男とタイトルの2つだけ。
古代史好きな私が「アオサギ」から連想するのは「エジプトの聖鳥」であること。
「太陽神ラー」や「冥府」との関わりがあること。
そして「あの世のナビゲーター」としての働きだ。
「あの世」の存在とは古代人には普通のことだが現代人にはそうではない。
信じる者には存在するが信じない者には存在しない。
無いと思う人には無いのだ。その点で議論する必要はない。
タイトルについては同名の本が存在し監督自身が熟読しているようだが私はまだ読んだことがない。
検索すると14歳の少年の体験を通して人間はどう生きるべきかを考えるという内容のようだった。

作品を見始めてから中盤に物語の展開が急に早くなる。
グイグイ進むと同時に次々と視覚から脳に情報が押し寄せて来る。
それらひとつひとつを瞬時に脳内のネットワークに広げイメージを膨らませ取捨選択をする。
脳をフル回転させて考える。それがとても楽しかった。

例えば終盤のバランスを取るシーン。美しく形を整えられた石は石工の手によるものと連想できる。
それは「ユダヤ資本による世界経済」のバランス。
「人が影響する地球環境」のバランス。
「人口」のバランスなど。
これらに共通しているのはやはりユダヤ資本だ。
「ガイヤの法則」をベースにするとわかりやすい。
そしてそれをコントロールする初老の彼が身に着けているのはエメラルドだった。
エメラルドは「富と権力」の象徴だ。
ダイヤモンドは研磨技術の進化と共にその価値を高めたが古代ソロモン王の昔から「富と権力」の象徴はエメラルドだった。
仮にこれがサファイアならば「聖職者」を連想し「崇高な理念」を持った人と想像できる。
だがそれはエメラルドだった。
「富と権力」を求める者によって生み出された世界は欲望の増幅を制御できずに崩壊しようとしている。
「13」は古代イスラエルの「12部族」を連想する。
そしてその中の精鋭達を集め彼らの末裔でもある少年によって新たな世界を構築しようとしていると連想できる。

この作品を見終わって想うこと。
それは「曇りなき眼で見定めよ」ということだった。
「石」は西洋文明の象徴であり「物資世界」を表し「木」は東洋文明を象徴し「精神世界」を表す。
この世は長きに渡り物資世界に支配され続け人々は思うがままに欲望を奪い争い食い続けている。
人が人らしくどう生きるかを学ばなければ死して尚も鳥やバケモノと化しあさましい奪い合いを続ける。
そしてその心はずっと飢えたままだ。
そうならないために「人としての在り方」を学び「知恵を磨け」と言っている。

今人類は三たび大きな過ちを繰り返そうとしている。
この先眞人と同じような状況に置かれるかも知れないし理不尽な死に直面することもあるだろう。
だがどんな状況に陥ろうとその不運と思える事柄から何かを学べる心があれば苦難を乗り越えた時清々しくこの世を生き抜いたと幸せに思うのではないか。
そう言っているように想えた。

この世を曇りなき眼で見定めてきたひとりの繊細な芸術家の今至る境地が伝わってくる。素晴らしい作品だった。

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ロットバルト

4.0それぞれの道を示したかった作品だと思う。

2023年8月6日
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楽しい

幸せ

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ikoma

5.0意味が分からないと言う人へ。

2023年8月6日
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宮崎駿さんは、昔こんなことを言いました。

「トトロも出来るならビデオもDVDも出したくないんだ。子どもがあれを見て、わたしも森でトトロを探してくる!って言ってくれればいいけど、ビデオなんて作ったら家でそればかり見てしまう。」

要するに、子どもたちには外で遊んで欲しかったわけですね。

また宮崎駿さんは、こんなことも言ってます。

「この過酷な世の中では、ファンタジー映画や本のような子どもが避難できるところが必要だ。」

あえてネタバレはしませんが、レビューで意味が分からないと言ってる人は、この言葉で少しは内容を理解していただけましたか?

本は自分を映す鏡だという言葉があります。
年齢に応じて、見え方がガラリと変わるからです。もしも5年前に読んだ本を再び読んで全く同じ感想しかないなら、それは自分自身が成長していない証拠です。

映画も同じです。
アニメや漫画、児童文学などが好きな人は、この映画がずっと鏡であり続けることでしょう。

長文、失礼しました。

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風のビリー

4.5総決算的作品

2023年8月6日
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泣ける

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エイブル

5.0見た後にアオサギを見て嬉しかった!

2023年8月6日
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内容はよくわかんなかった!

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クリアレーダー

4.0リピート鑑賞しました

2023年8月6日
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aruku

3.0成功した人からは傑作は生まれないのか

2023年8月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

他の映画や小説も作者が30代くらいが凄いです(例外多数)
年齢のせいなのかもう傑作は生まれないのですかね。
宮崎さんの世界観はすごいと思うのですが、
映画の少年がやらされてるみたいな感じがしました。
主人公が50代ならよかったのかも。

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アメゾー

4.5マジサイコーofグットファンタジー

2023年8月6日
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less_less_