君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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駿がどうしたいとかどうでもいい
今日も非常に暑かった。
暑い中、楽しみにしていた映画を見に行った。
鑑賞後の感想は、「最近見た映画の中でダントツでつまらない。意味が分からない。」と思った。
映画レビューを確認し、同じような意見を多数見つけた。
反対に称賛のコメントもちらほらあったので、覗いてみると、
どうやら宮崎駿のやりたいことを詰め込んだだけのオ◯ニー映画のようだ。
成程
つまり、はなから見る側に理解させるつもりはないということか!
自分の頭で考えろと…
確かに、鬼滅の刃みたいに1から10迄全て説明してくれて、読み手に考える余白を与えないっていうのも、馬鹿にされている気持ちがして不快だ。
しかし、本作はそれとは真逆で説明不足が過ぎる。
ハウルの動く城以降、芸術思考に走り、ストーリー性が理解されない作品が多いという意見もあるが、正にその類の集大成と言える。
まるで作品の下の説明書きを読んでも意味不明な現代アートのように理解出来る人にしか理解出来ない、「俺を見ろ、良い所はお前達で見つけろ」というスタイル。
ストーリーに関して思う事は
説明やナレーションが多かったり、バックグラウンドを見せ過ぎると作品に没入出来なくなる事は確かにある。
ジブリ作品の表現方法として、「匂わせ」がある。
分かりやすく明示したり、台詞に落とし込むのではなく、キャラクターの表情や視線や行動から類推しなければならない。
良く言えば繊細な描写。悪く言えば周りくどい。
動画を倍速で見るのに慣れてしまい、スマホを触らず2時間拘束される事に禁断症状が出てしまう現代人に、この手法はもう通用しないのかもしれない。
とまあ、他の人の感想を見て、自分なりに分析はしてみたものの、作品への印象は最初と変わらなかった。
今後、2回目を鑑賞する機会があったら、視点を変えて見てみようと思う。
最後にスタジオジブリへ苦言を吐き捨てて、このレビューを終わりにする。
海外版Netflixではジブリ作品が全作品見られると聞いたので、日本版Netflixでも見られるようにして頂けるとマンモスうれぴーです。
以上。
時代の周期と共に、ジブリ隆盛に区切りをつけるような作品
戦前生まれの眞人が生きていれば御歳90以上である。
新たな混乱の時代が這い寄るような、嫌なムードが世界中にただよう現代、眞人の積み上げた時代(積み石)のバランスがあたかも崩れていきそうな、そんな事になっているのだろうか。
勝手ながらの解釈でそう考えたとたん、タイトルのそれが自分にとって意味をなすのでありました。
* * *
劇場で観るべきかどうか、迷いに迷った挙句、長期休暇だったり水曜サービスデーだったり、以前、息子が見に行って面白かったという感想に追いつかねばという気持ちだったり、自分でも可笑しなくらい言い訳ならべ、やっと観た本作品。
こんな言い訳 羅列の理由は、各方の作評は賛否割れまくっていて、どちらかというと否定的なそれも目立つのを散々知ったがゆえ。
それなので私は、本作は黒澤明の「夢」のような作品なのかしらと、ちょっとした覚悟を持って観に行きました。
結果、私の感受性にはとても良い意味で刺さったようです。(人それぞれ、ってやつですね)
まず、想像していたよりもずっと一連性のある物語と思った。平たく例えるなら、おもったより食べやすいよと。
但し、どうしてこんなに低評価があるのかは想像がつきまして、ヒーロー&ヒロインの大冒険譚、いわゆるジブリファンタジー的なもの?幾度となく金曜ロードショーで再放送されまくってきた王道のハラハラドキドキを期待してしまうと、呆気に取られてしまうのかなと。
宮崎駿氏のファンタジー作品は「アリエッティ」あたりが最後で「風立ちぬ」からはとても内省的な作風。本作はより内観が深まったものであるかと。(これは覚悟の上で鑑賞)
そして本作ははっきりと前編後編で分割されているようであり、前編はより宮崎氏の「内省風景」。後編は同氏のライフワークであった「ジブリ」。この接続はやや強引なところがあり、ここが苦手と感じる観客も多かったのではなかろうか。
私は、ここまで人の五感に迫るアニメ漫画を見たことがなかった。アニメ、二次元で得られる感動はいつだって視覚的で、大好きな鬼滅だって、推しの子だって、まずは視覚的な感動があって、だ。
本作では、視覚(風景)、音、あり得ないほど素晴らしい。その素晴らしさが私自身の心を現地に引き込んでいく。そして 匂い、香り、板張りの床から足裏に伝わる質感、手触りひとつひとつ、また味覚に至るまで(雑炊は不味そうだったし、ジャムパンは美味そう)通常音響の劇場だったが、気づけば 五感をフルに使ってしまっている。
こんな映像をCGじゃなくアニメで描ける人は、この先現れるのだろうか。色々と議論されることの多い宮崎駿氏だが、天才だと私はおもう。最早、絵画以上かと。
ぜひ海外での評価も聞いてみたい作品。
あ、そうそう。ペリカンとインコを見る目が変わっちゃったかな…
主人公、睫毛長いっすね
とにかく酷い、支離滅裂だ、と言う評判以外の事前知識は何も入れず見に行きました。
確かに登場人物の動機や心情変化のタイミング・きっかけなど、分かりづらい・答えが明確に示されない部分はあります。
しかし酷評するほど支離滅裂かと言われると...うーん...少なくともストーリーの大筋はちゃんと見てれば理解できる気がする。
私は、これは主人公が自分の「悪意」と向き合う物語だと感じました。「何が言いたかったのかわからない」という意見を多く見かけるけど、それを自分と向き合って考えて答えを見つけようよ、っていう映画なんじゃないかなあ。
とにかく映像が細かく綺麗で丁寧で、キャラクターの動きも音楽もファンの求める「ジブリ」でとても良い。ジブリ作品が好きな人は見る価値あると思います。
集合体や動物が苦手な人はきついシーンがあるかもなので注意です。
pg-12じゃないの?
アオサギが本作のヒロイン
女は、母と叔母と家政婦ババしかでてきません。
おそらく若い女はいらないと思ったんでしょうな。
行方不明の大旦那さまの話が出た時点で、たぶんこいつが駿だなって察してしまった。実際に駿だった。
要約すると駿が鳥籠の中で、インコ(外来種)と暮らしてるんですよ。
このインコって何を現してるんでしょうか?
敏夫の愛人のことですか?
そして、駿が人生かけて集めたものを子孫に託そうとしたら、拒絶されるんですよ。
これも、なんか色々想像してしまって。
個人的には意味不明
鑑賞直後の感想としては『まるで意味が分からない』。
物語の前半は現実世界の話で、後半は異世界の話。前半までは順調に理解できていたが、異世界に飛んだ途端、理解不能に陥った。
盛り込むだけ盛り込まれた情報を消化しきれないまま『誰?』『なぜ?』『どうして?』『どういうつもり?』が積み重なり、それらの疑問が解消される間もなく物語が進んでいく。結局、それらの疑問が最後まで解消されることはなく、また、この映画に込められたメッセージも読み解けず、モヤモヤしたまま映画は終了。
帰宅後、様々な評論を見て個人的に一番しっくり来た解説が『異世界はジブリのメタファー(暗喩)』という解釈だった。
主人公を【宮崎駿】、異世界を【スタジオジブリ】、異世界を司る大叔父様を【高畑勲】、13個の積み木を【宮崎駿と高畑勲が作り上げたジブリ作品】に例え、ジブリ【異世界】の大黒柱は高畑勲【大叔父様】であり、これまでのヒット作【積み木】がジブリの経営を支えてきが、その経営基盤は非常に脆く(積み木の危ういバランスがそれを表している)、高畑勲の後継者は未だ見つからず、作品がコケればすぐにでもジブリは崩壊してしまう(積み木の崩壊とともに異世界も崩壊)。
異世界に登場する無数の鳥は【アニメーター】に例えられ、彼らはジブリの中では怖いものなしだが、ジブリから一歩外へ出れば、彼らはたちまち弱い立場に置かれる危うい存在だとも捉えられる。
個人的にこの解釈が一番しっくり来たのだが、この解釈でも説明しきれない部分は多々あるし、そもそも『ジブリの暗喩だとして、わざわざ内輪の話を映画にして大衆に何を訴えたかったのか?』という疑問も残る。
人によって解釈は別れており、どれも尤もらしいのだが、矛盾や説明がつかない点も多く、結局、正解は謎のまま残った。
最終的な結論としては、この映画に正解を求めてはダメで、見る側が想像力を膨らませ、好きなように自分なりの解釈を加えて楽しむ現代アートのような作品なのだろう、と。普通、映画には監督の伝えたいメッセージがあり、それに沿って物語を肉付けし、観客は映画に込めた監督のメッセージを読み解いて成立するのだが、おそらくこの作品の解釈には正解がない。
想像力を働かせ、ああでもないこうでもないと楽しむ作品であり、そういう作業が好きな人にとってはこの上なく楽しめる作品だが、自分のようになんに対しても正解を求めてしまうようなタイプの人間にはちょっと理解し難い作品だったと思う。
残りの人生で何度も観たい
最初の映像はすばらしい!
タイトル通り、最初、母親が入院している病院が火事になるが、そこまでの人の動き、背景はすばらしいがそれだけ!
最近のアニメ(映画に限る)はそれなりに映像はいいので、後半はそれほど良いとは感じなかった。
この映画の問題点は、キャラクターに魅力が無いのと話がつまらないこと!
後半の異世界(大叔父の作った世界)は伏線回収していなかったり、意味の解らない画面切り替えが有ったりと雑に作って有るが、話が面白ければまだ”異世界とはそういう所”と割り切れるかもしれないが、この映画はそうはならない。
たとえば、ヒミは過去に迷い込んだ眞人の母なのになぜ”火”を操れるのだろう?とか、大叔父との会話の場面から画面が飛んでオウムに捕まっているとか・・・気になってしょうがない。
普通に義理母や父とのわだかまりを丁寧な描写で解消していくだけでいいのに、異世界要素と跡継ぎ問題を絡めるから”訳が分からいない!”となる。
後、内容も不明な本を読むことだけで義理母とのわだかまりが解消するってのも乱暴!
(販促映画ですか?)
平日の鑑賞で客は20人ほどで、友人同士やカップルが多かったが,鑑賞後、みんな無口でスクリーンを後にしたのが印象的でした。
不思議な世界に入り込み「?」が繋がった瞬間の鳥肌が止まらない!令和インコ合戦ぴよぴよ!
ネタバレ無しの感想をいくつか読んで
「ファンタジーすぎて理解に苦しむかも😭」
「宮崎駿ワールドついていけるかな💦」
とドキドキしながら鑑賞🎞️
鑑賞前にドキドキしていたのがアホらしくなるほど
ガッツリこの世界観にハマりました…!
大好きな世界観。
不思議の国すぎて最初は「のめりこめるかな?」と思いながら観てたけど杞憂でした。
そんな心配要らなかった。
映画のタイトルでもある「君たちはどう生きるか」
映画にも登場した小説「君たちはどう生きるか」
1人の少年が叔父さんからのアドバイスを元に問題に立ち向かっていく小説なのだとか。
映画の中で主人公の眞人くんがこの小説を読みながら泣いてたシーンが印象的。
読みたい…
できれば、映画にも登場した初版の柄の小説を読みたい。(わがまま)
印象的なシーンばかりな作品だけど、
もう一つ特に印象的だったのがジブリ飯。
いつも美味しそうなジブリ飯だけど
今作で「美味しそう!」となるのは1シーンだけ。
パンにバターとジャムをたっぷりと塗った、イチゴジャムトースト🍓🍞
シンプルだけど、子どもの頃食べたあの味。
大人びた眞人くんが子どもの顔になる大切なシーン。
シチューやおばあちゃんたちの和食のシーンもあったけど
美味しそうに眞人くんが食べるのはこれだけ。
ジブリ作品は食べ物のシーンで何かを伝えてくるよなぁ…
食って本当に大切。
宣伝を全くしないでの劇場上映。
すごい挑戦だけど、スタジオジブリだから出来たこと。
確かに前情報ほぼ無しに見た方が、この不思議な世界に入り込めて良いかもしれない。
「???」が繋がっていく感覚はネタバレなしでしか味わえないので、ネタバレ踏んでないよという方はそのまま劇場へ!
最後に一言!
令和インコ合戦ぴよぴよ🦜🦜
何か足りない感
ただ難しい。
戦後の日本。
母を戦火で亡くした主人公は父の新たな再婚相手の元で暮らす。
青鷺に誘われ異世界へいくまではわかりやすいのですが
その先で出会うさまざまな種族や台詞は何か意味があるようでいて捉えきれない。
ある点では「千と千尋」に似ていて、「ハウル」のようでもある。
主人公は宮崎駿の少年時代をイメージしているようで
父が戦闘機関連の仕事をしていた部分も共通点。
かつての「紅の豚」が宮崎駿の趣味でできた作品というのなら
本作こそがその到達点のようでもある。
絵コンテなど気にいらない箇所は自身で描くほどの
完璧主義ぶりだが本作はかなりノータッチのようです。
観客にもわかりにくいだろう点は認識しており、
監督自身もわからない点があるようです。(そんなのでいいのか?)
ジブリ映画といえば家族揃って楽しむ作品が多いイメージだが
本作含め最近のジブリ作品は文学作品のように変化していっている。
昔の宮崎アニメと比べるのは
昔の宮崎アニメと比べるのは、しょうがないが、新境地を描く巨匠の卓越ぶりを
楽しんで欲しい。深いテーマやメッセージは、むしろ無いに等しい。
主人公は亡き母と義理の母の奪還を
行動原理にして
世界階層を巡り生命の構造を知る。
亡き母は過去の若い姿で会う
BTFの要素も有るけど、
既に指摘されてるジョンコナリー
「失われたものたちの本」
との共通点が、
吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
より原作モデルであろうと推察される。
本作はディズニーの
「不思議の国のアリス」と
立ち位置と賛否が良く似ており
異端にして功績者、
破壊と喧騒から残るもの。
そのサムシングが
老若男女を魅了するアニメーションの
テーマだったと言えよう。
十分、子供向きとさえ思う。
志村けんのスイカ早食いコントに対して
何故スイカなのだ?
何故早く食べるのか?と
真面目に考えてどうする?
宮崎アニメを暗号課題か何かのつもりで居た人が意外に多くて驚く。
アニメーション映画は
見た目を楽しくするのが表現だろう。
それはナウシカやカリオストロから
すっと続いて有った筈。
そうゆう意味では
今回の「君たちはどう生きるか」も
全く変わっていない。
変わらずに変わるのだ。
この「君たちはどう生きるか」と言う
タイトルも「こうゆう新作、作ったよ。これ観て君たちはどうする」
くらいのノリで
使いたかった題なのだろう。
あえて浅読みした方が
見えてくる場合もある。
これは巨匠入魂の快作です。
ちなみに夢判断的に青鷺は
自由と平和の中で自分自身を解放し
内なる平和を見つける成長を
現している。
詐欺師のサギじゃないよ。
もう一回みるか。。
普通に面白い
見る側にぶん投げ過ぎ
「君たちはどう生きるのか」という題名に?
なぜ「君たちはどう生きるのか」という題名に?宮崎駿監督は見る人たちに、直球勝負で投げかけたテーマに感じた。
その答えは、主人公の冒険譚を通して、自分たちが、もがきあがき、自分たちの頭で考え見つけていくべきだ、という思いを感じた。
そして、初めに戦争を描いた。かつ母親の死と義母の登場。
主人公の少年は、義母に対して、お父さんが愛した人だから、と拒否するが、最後はお母さん!と叫んで助けようとする。そして、母親として受け入れた。映画の終わりでは、戦争は終結し、平和が訪れ、家族仲良く暮らす。
この意味することは何であろう?
戦争は悲劇だ、その悲劇を避けるには?
その答えの提示があるように思えてならない。
母は少年にとって最も大切な人だ。そして戦争で奪われた。そこに全く知らない赤の他人が母と名乗る。最も大切な人であった母の代わりに、他人を母として受けいられるのか?その葛藤の末、受け入れた、ことに答えは収斂しているのではないか?
他人を母として受け入れたのなら、世界に戦争はあり得るのだろうか?家族として受け入れたのなら戦争はあり得るのだろうか?
このように、さまざまな想いを巡らせることができるこの映画は特別な映画だ。
贅沢の限りを尽くした映像美も感嘆した。
宮崎氏のルーツとイマジネーションの歴史
まずはじめに感じたのは、これは基本的に宮崎駿監督の自叙伝だろうと思った。
戦時下の日本、空襲で母を亡くし、父は義理の妹と再婚し新しい命=弟を授かる...
そして駿少年たる主人公は唐突な継母との新生活や疎開先の田舎に馴染めず同級生と喧嘩...
現代で考えても相当ヘビーなトラウマを植え付けられ「自分は何も悪くないのに、次々と周りの大人たちのせいで大いに傷つけられた」と嘆いていただろう。
だからワザと石を頭にぶつけ喧嘩の傷を広げ周りの大人を心配させ自己憐憫にふける。
そこで思ったのは、人の喜怒哀楽を拡大・誇張する「デフォルメの才能」が幼少から在ったようだ。まあ石のくだりが事実かは不明だが、何となく映画の前半は「幼い自分が時代や大人たちから受けた理不尽さ」の説明に費やされてた印象。
そして後半は、そんな田舎暮らしの駿少年が自己憐憫にふけりつつ毎日妄想してた「オリジナルのおとぎ話」を、現代のスーパーアニメーターたちを総動員して映像化したものだと思った。いわば「宮崎駿はじめてのオリジナルファンタジー案」の完全映像化だ。
なぜそんなもの作ったか?まずは単純に「クリエイターとして最後に創りたいモノは?」と考えたら、宮崎氏にとってはコレだったんだろう。
いわばアオサギは当時の自分のアタマの中にいた妄想上の親友で、当時の駿少年は、そいつとの冒険譚が鬱屈した疎開時代を生き抜けることができた生命維持装置みたいなものだったし、ひいてはクリエイティブな才能をじっくり醸造できた時期でもあったんだと思う。
勝手な持論ですが「リア充は第一級のクリエイターにはなれない」と思ってる。女にもてずクラスの人気者になれない日陰モノは、妄想という名のクリエイテビティを良くも悪くもコジらせ肥大化させることで、リアル世界に現出しないファンタジーを創造することができる。リア充は結局そこまで頑張らないし定時になると帰りたがるので驚きを生まない。
だから今作を見てて「アオサギは何だったのか?大叔父の存在とは?インコは何の隠喩なのか?」と考えてても、正直「たいした意味はない」のでしょう。教室で授業も聞かず妄想に耽ってた駿少年の妄想ベストシーンをもとにストーリー性を設けて再現しただけと思う。らインコとか、疎開先のお屋敷で沢山飼ってた?の程度の事だと思う。いやまあ「それもアナタの妄想でしょ?」と言われればそうですが、そう考えるのが一番合点いった私の感想です。。でも、それでいいんですよ。それこそ宮崎駿氏にしかできない遺作の在り方です。
長年アニメクリエイターとして生きてきた宮崎氏が最後に語る「自分はこういうモノで出来てる人間で、こうやって生きてきた。キミたちも自分で考えながら生きてみれば?」と晩年になって書き残してみたくなった…という映画なんだろうって。なので、鈴木プロデューサーが「あえて宣伝しなかった」と公開間近になって宣伝?しはじめたのも、そういう目でみると合点がいく。そりゃあ、宣伝できませんよね。。だって「大いなる自分語り映画」なんだから。だから宣伝「しなかった」でなく「出来なかった」が正確と思いました。
でも、エンドロール見てて思ったのは、結局その鈴木Pは、言葉は悪いがコモノだったなあと思った。日本のウォルトディズニーにはなれなかった。だからジブリは、このまま消滅するんだろうって。錚々たる名アニメーターが参加してたのは感動したが、と同時に、みな個々にスタジオを設けてて、ジブリを預かる後輩がいない。しかも上映開始前に流れたポノックの予告を見てて「なんでヨネさんがポノック名義で新作だすのさ?」って思った。鈴木Pは宮崎氏と若手クリエイターのカスガイになってなかった。。。
改めて日本アニメ界の旧態依然を見せつけられた気持ちになった。
村上春樹に通じるものがある
全2099件中、561~580件目を表示







