「訳がわからないが泣ける映画」君たちはどう生きるか eigazukiさんの映画レビュー(感想・評価)
訳がわからないが泣ける映画
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私は1回見終わって物語への理解が追い付かないが最初の火事の場面と、廊下で再会する場面と、最後の歌のところの3か所で涙がでた。火事のシーンがすごい。暗闇のなか鳴りだす火事のサイレンが産声のように感じられ寝ていた真人が起き上がり四つん這いで階段を上がるのはヒトの成長過程を表現している感じがした。火事の炎は燃える太陽や地球のマグマのように生命を生み出す源の表現のように感じられた。廊下で再会する場面も良い。わざとらしくBGMを入れてないのが良い。真人とヒミの再会の会話の一言一言がはっきり頭に入ってきて不思議と涙がでてくる。最後の歌もすばらしい。サギ男がこの作品の重要キャラだと思った。サギ男の導きで母と再会できた。さらにサギ男は幻の世界に飲み込まれそうになる真人と母の命を救った。サギ男の正体ですが映画中の君たちはどう生きるかの本の裏表紙に鳥の絵が描いてあったのでサギ男は君たちはどう生きるかの本を擬人化した姿だと思う。若い頃の真人の母もこの本を読んでいたかもしれない。そうでないと息子にこの本を薦めないと思う。結論:3回涙がでた映画。
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