「ようやく観られた。けっこう好き。」君たちはどう生きるか muさんの映画レビュー(感想・評価)
ようやく観られた。けっこう好き。
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色々なモチーフが詰め込まれていて楽しく観れました。
鳥かわいい で笑ってしまったり、ジブリってかっこいい女性が必ず出てくるなあ。とか
あ、パズーみたい。とか。
最初のうち だーもうこのお父さんキライって感じで見ていた事もあり、眞人の受け入れ難さや受け入れざるを得なさや意固地になる感じも甘えたさもするっと受け取ることができました。問いかけてくれる本の世界も。
ことばにならない圧倒的な感覚が無意識の世界にあるのかも、現実世界で思うことがそちらに影響を与えていたりもするのかも。と思ったり、取捨選択でだんだん忘れていったり閉じたり開いたりするかもなとか。
攻撃しようとしてた鷺を最後友達と言っているのがなんかふとゲド戦記思い出しました。
ネタバレにあたるのかわからないけれどミュージカル観劇したチャーリーとチョコレート工場みたいだなと思いました。思い描くことが作り上げるイマジネーションの世界が現実に溢れ出して混ざる。影響する。みたいな。
目を覚ますとある世界にどちらも圧倒的に現実感あってどちらが夢かわからなく呑まれて片方の世界の実感溶けて自分だけが結び目みたいな。
本当は走馬灯かもしれないし。
ちょうど星野架名さんのメモリアルブックを手にしたタイミングだったのもあって世代超えて時間が混ざり合ったりパラレルワールドっぽいのも記憶が影響とかではなくて全部の時間は全部同時に存在してるのかもなあ…と思えやすかった。
選ばせようとか感情を引き出そうじゃなくて自分で選ぶとかっこよくなるんかなあ
大人の入り口な映画と思いました。
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