「素晴らしいです!」君たちはどう生きるか ころんさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしいです!
評価わるかったので見る予定なかったのですが、見てよかったです。素晴らしいです!
子供を病院に連れていき学校へ送ったあとで洋画でも見ようかなと思ったら、調度いい時間のがなくて期待せず見てましたが、素晴らしい映画でした。
君たちはどう生きるかは本も10代で読みましたが、映画もテーマは本と同じように感じました。映画にも本がでてきてコペルくんと書いてありました(笑)
崩れたものは時代か、今までの自分か。
積むことができる一つの石は自分の生き方(人生)か、選挙の一票か。
世界は小さな集合体からできている、悪意も善意もある。「これからは君たちの時代だ!」君はどう生きるか?君たちは(君は)どんな時代を築く?とのメッセージを感じました。
これからどう生きるか。人生の折り返しを過ぎた身にはキツイですね。なんだか泣きそうになりました。
凝った演出やドラマは特にありません。
不思議の国のアリスを見るような気持ちで見るといいかも。
寓話てきな映画、意外と奥が深い文学的な映画です。
小学生の子供がどんな印象を持つか気になります、一緒にもう一度見たいです。
追記
小3の子供と旦那と見ました。
旦那は面白かったと。
子供は最初の火事のシーンだけ怖かったけど面白かったとのこと。
大おじさまは最後どうなったのか?と、そこを子供ながら考察してました。学年より上の本を好む子なので、答えを与えられない話も楽しめたようです。
答えがあるストーリーではないのだなと、改めて思うと同時に、監督のねらいもそこ(自分で考えること)にあるのかな?とも思いました。
与えられることに慣れてしまっている世の中に向けられた作品なのかも?、つまらないとの声も想定内かもしれないな。
共感&コメントありがとうございます
本作、主人公は眞人は、疎開先で、人間界ではない異世界に触れ、様々な価値観、世界観を知り大きく成長して、これからどう生きるかを定めて東京に戻っていきます。プロローグで作品は終わります。
後は、作品タイトルのどう生きるかを観客一人一人が考えるだけです。
親切な作品ではありませんが、作品メッセージは明確です。
色々な事を経験し世界を知り、混沌とした現代をどう生きるかを定めて行動せよです。
誰も助けてはくれない。自分で定めて自分で行動せよです。
主体的に生きることを強調した作品だと思いました。
では、また共感作で。
ー以上ー