「映画終わりに拍手したくなった映画ははじめて。」君たちはどう生きるか Uさんの映画レビュー(感想・評価)
映画終わりに拍手したくなった映画ははじめて。
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賛否両論があると前情報を得て観に行きました。見続けている中、これのどこが賛否あるんだろう?と思いながら見ていました。前半の火事のシーンなど高畑勲監督の雰囲気が感じられ、特徴的で際立った映像だと思いました。全体的に進化したジブリ映像に感じた。後半の積み木はデッサンの基本の形たちで、それを自由に積み重ねて世界を守り作っていくおじいさん自身は宮崎駿自身なのだと感じました。隕石の中の世界が崩れ去っていくシーンでは、宮崎駿氏の世界が崩れ去っていくような感覚になって涙が出ました。これからの若者にその欠片を渡して生きてと言っているようでした。
絵が終わりを終えたところで拍手したくなりましたが、周りはそんな感じじゃなかったので気持ちを抑えてエンドロールを見終わりました。いい映画でした。ジブリのすべてと言うか宮崎駿の世界を十分に堪能しました。これが最後の作品になってもいいし、作れるなら次も気楽に作ってほしいと思いました。米津玄師の地球儀も合っていて早速ダウンロードしてリピート再生しています。
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