「宮崎監督の終活にお付き合いする一品」君たちはどう生きるか ころころさんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎監督の終活にお付き合いする一品
基本的に宮崎監督の終活ものと思いました。テーマが母親との輪廻であったり、人生終末の焦燥感であったりで、それを精神世界の描写多めで表してます。
ので、どこかの記事で見た「冒険活劇ファンタジーである」というジャンルを期待すると落差が大きいかも…。
確かラピュタのキャッチが「血沸き肉踊る冒険活劇」だったので、私はその方向性を期待して観劇し、面食らった方です。
宮崎監督ならなんでも好き…とか、さすがジブリ絵が綺麗…とか、米津玄師のエンディング曲イイネ…とか、宮崎監督から提示された表現を「きっとあれは◯◯を表してるに違いない」とか推測して楽しむ人には良い作品かも知れませんね
作品そのもののストーリー性や娯楽性を重視する方にはあまり楽しめないかも
これが名も無いスタジオの名も無い監督の作品だったとしてどうか?と問うてみるのもアリだと思います。
コメントする