「事前情報一切無し❗️予測不能の124分❗️」君たちはどう生きるか ブルーボイスさんの映画レビュー(感想・評価)
事前情報一切無し❗️予測不能の124分❗️
全く先が分からない展開で
とても楽しめた!
見事に頭の中の既成概念を
叩き壊してくれた。
見終わった後
ちょっとした放心状態になったが
それが何とも心地よかった。
観賞中は
何か夢を見ているような
感覚だった。
理屈・常識だらけの社会に
生きている私達
いつの間にか
理屈・常識に合うものは
受け入れ
合わないものは
受け入れなくなっていく。
しかし観賞しながら
ある一つの思いが沸いてきた。
「その理屈・常識は本当か?」
人それぞれ
顔や性格が違うように
感性も全く違う。
自分の感性を信じて
感じるままに表現する。
自分とは違う人々の感性を
受け入れてみる。
時には童心に帰ってみる。
自由な発想
自由に表現する大切さを
教えてくれる映画だった。
改めて映画は総合芸術だと実感した。
この映画の解釈に正解はない。
十人観賞すれば
十通りの解釈がある。
それでいいのだ。
現代社会は
すぐに正解が与えられる。
ネットの普及によって
近年更に加速した。
しかしこの映画は
我々に問いかけてくる
「その正解は本当か?」
確かに
正解・不正解
理屈・常識に
とらわれすぎて
自分の感性を表現しにくく
なっているのかもしれない。
宮崎駿監督は
他人の評価を気にする事なく
大スクリーンに
自分の思いの全てを
理屈・常識を超えて
覚悟を持って描ききった。
その上で
観客にこう問いかける。
「君たちはどう生きるか?」
誰の目も気にする事なく
人生と言う真っ白いキャンバスに
感じるままに
自分にしか描けないものを
思いっきり描きたい!
ふとそんな思いが沸いてきた。
「表現力・想像力は無限大!」
夏休み
ご家族で楽しめる
最高の一本です!
是非とも劇場で!
追伸
感受性豊かな
お子様達の感想を
是非聞いてみたいです。
確かに上映開始から30~40分は
情報なしの緊張感があり
落ち着きませんでした。
「事前情報一切なし」は
結果的には
一番の宣伝になりましたね。
↑
まったく同感です。
事前情報一切無しは、
本当にたまらないくらい
緊張感あるドキドキワクワクする体験でした。
鈴木さんがプロデューサー業や
人生の博打的な喜びとして、
世間をあっと言わせたいとか、
一生に一度おもしろいことをやってみたいとか、
宮崎駿さんにそれを言った時の顔を見てみたいとか、そんないろいろな想像も出来て良かったです。
予算の都合だとか夢のないことを予想する
人もいるみたいですが、それは
商売根性だと思ってしまいます。
まあ、よくあることで仕方ないのですが。
どんな都合だろうと結果として
その貴重な体験をすることが出来たのだから
オッケーなんです。^_^
鈴木さんはこの事前情報一切無しのことを
いつか本に書くだろうから
映画同様、いい効果をもたらすだろうと思います。(もう出版されてますかねぇ?)
二度目の長文コメント、
失礼いたしました。
現代社会は
すぐに正解が与えられる。
ネットの普及によって
近年更に加速した。
しかしこの映画は
我々に問いかけてくる
「その正解は本当か?」
確かに
正解・不正解
理屈・常識に
とらわれすぎて
自分の感性を表現しにくく
なっているのかもしれない。
↑
とても共感します。
インターネットによって
今の、これからの子どもたちは
どうなってしまうのだろう
とかも、ちょっと心配になってきます
😔
でも、自分なりの生き方を
歩むしかないですもんねっ ^_^
ブルーボイスさん
共感&コメントありがとうございました。
こちらのレビュー素晴らしいです。
正解不正解、常識、ほんとに人それぞれですよね。現代は本当にギスギスしてるなと日々感じます。
視点を変えて振り返る余裕がほしいですね。 では、また。