「インコ大戦争?」君たちはどう生きるか ライヘンバッハ・ヒーローさんの映画レビュー(感想・評価)
インコ大戦争?
一切の宣伝をしないという戦略に疑問はあったものの、雑でグチャグチャなストーリー展開、それでいて浅はかで陳腐なメッセージ性など、これは宣伝したくても出来なかったというのが本当のところかも、と思いました
最初は重たいダークミステリー風で期待が膨らみましたが、話が進むにつれて、どこかで観たようないつもの感じになっていき、最後は唐突に物語を投げ出すような尻切れトンボで終了
残念ですが、作り手の「衰え」を隠しきれません
また、最後まで声優さんが誰なのかは分からなかったのですが、相変わらず素人役者を多用しているため、一部の人が下手すぎてウンザリ
例えば感情があふれて号泣するシーンで、台本に「うわーん」て書いてあるからって、アテレコで本当に「うわーん」て泣く役者なんて、普通います?
豪華声優とか、美しいCGとか、こんなにお金をかけるなら、少しは若手監督たちに予算を回してあげたほうが良いし、どこかのプロレスラーみたいに何度も「引退詐欺」で金儲けに走ってるようでは、ジブリのお先は暗いかもしれませんね
コメントする