「監督の白昼夢の追体験」君たちはどう生きるか sakさんの映画レビュー(感想・評価)
監督の白昼夢の追体験
ここ最近の作品であるハウルやポニョあたり見てると、監督は頭に浮かんだイメージを描写することを最優先にして、話の筋道や説明は『不思議なファンタジー』ってことでお茶を濁してる印象があり、今作はその症状が進行している感が強い。そういう意味では千と千尋は夢と現実の狭間をギリギリ保った最高傑作だと思う。
今作は何も考えず監督が見た夢のように映像美にトリップする鑑賞法が正解なんだろう…考えるな、感じろ的な。考察の余地はもちろんあるとは思うんですが。
コメントする