「さて、あなたはどう捉えるか?」君たちはどう生きるか Marizzaさんの映画レビュー(感想・評価)
さて、あなたはどう捉えるか?
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最小限に留められた主人公の台詞。
贅沢なほど、散りばめられた間。
度々登場する、不思議な物体や動物たち。
眞人が転校先で孤立する場面転換は最小限で秀逸だったし、常に観るものに対して、「あなたはどう捉えるのか?」を監督から投げ掛けられているように感じた。
どちらかというと、映画の過程に重きを置かれてるように感じた。
しかしながら、結論に達した時、腑に落ちた。
起きた出来事に対する葛藤、心揺さぶられる体験に直面した時、自分のなかに何を思うのか?
映画みたいに、日常生活でなかなか起きることではないが、自分を見つめ直す際、自分の固定概念が崩されるような体験は、その人の本質を問われるのではないか、そう思えてならない。
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