「一流の材料で作られているが、自分には美味しさがわからない料理」君たちはどう生きるか さかもとさんの映画レビュー(感想・評価)
一流の材料で作られているが、自分には美味しさがわからない料理
宮崎駿作品に関しては、申し訳ないが「古い作品ほど好き」という典型的な懐古厨なので、おそらく自分はハマらないだろうなぁ…と思っていました。
でも、これはやはり観に行かねばと。
音楽は最高。久石譲の音楽は神がかっている。
歌も良い。米津玄師は、作品の訴えたいものを組み込んだ音楽を練り上げる能力が素晴らしい。
作画も隙のないクオリティ。安定した美しさ。ジブリならではの建造物の描写が大好きです。
声優、菅田将暉はけっこう良かった。キムタクあんな上手かっただろうか?それ以外は、正直イマイチだと思いました。懐古厨という時点で察してください。
それにしても、特に群を抜いて下手な女性が1人いたが、アレはなんだったんだろうか…。
ストーリー、どうにも理解が難しいなぁ…。
眞人の心理にこちらの理解がついていけないというか、えっそこ新しい母親でいいの?とか、心理含め理由がわからないことが多くて、難解だなと。
自分は、申し訳ないがよくわからなかったとしか言えません。
ジブリの世界観が好きな人が、ジブリを思う存分浴びるための映画という感じがしました。
コメントする