「いつか観たボーイ・ミーツ・ガールを…」君たちはどう生きるか やすゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
いつか観たボーイ・ミーツ・ガールを…
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私が好きな作品は、ものの姫や天空の城ラピュタ。ボーイ・ミーツ・ガール系の宮﨑監督の作品が大好きです。
今回は内容を一切明かさずに上映するといった、なんとも逆にワクワク感を募らせる手法、鈴木さんにやられちゃいましたね。
ただ…この映画のウリはなんだろう🤔何を伝えたかったのだろう…考えさせられました。
本作は…確かに主人公の年代に近い女性は出てきますが、冒頭のシーンの演出などでその正体はバレバレでガッカリしてしまいました。これじゃまずボーイ・ミーツ・ガールは成り立たない😮💨
叔母さんが(ここでは敢えて叔母という立場で)主人公に対して本音をぶつけるシーンも…あれ?こんなシーン某監督の去年の作品にもあったよね…スペクタルシーンも某監督の作品を観ているような気がしてまさしく本末転倒…
劇中に出てくるタイトル名の本、宮﨑監督はやっぱりこの本を読ませたいという事を伝えたいだけだったのか?
今回も俳優さんがたが声をあてられています。新海監督の作品もそうだったんですが、セリフが胸に響かないのです。
素晴らしい演技をする俳優さんでもやはり声だけでは何も伝わらない。目を瞑ってセリフを聴いていると…おっと意識が遠くに…キャラクターの背景の描写についても弱いからご都合主義が全体から漂ってくる…
ソフト化されれば購入しますが…こんな作品が最後の作品になって欲しくないです
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