「メッセージ性の高い作品」君たちはどう生きるか こはくさんの映画レビュー(感想・評価)
メッセージ性の高い作品
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物語としては、?が飛び交い最終的にも、
もやもやが残りました。
しかし、この作品が宮崎監督の最後の作品だと
したらこの作品自体が宮崎監督のメッセージなのかなと思いました。
大お爺さんが宮崎監督だとして、下の世界(地獄)がこれまで宮崎監督が作り上げたジブリの世界だとする。
眞人がジブリで育ってきたジブリファンやこれからアニーメンションを作っていく若い世代だとすると、
宮崎監督は、「私はここで終わるが、君たちは過去にとらわれず前に進んで行ってくれ。」と伝えたかったのかなと感じました。
作中で、眞人は継母のことを受け入れることができず友達もできないまま孤独でしたが、最終的に自分一人ではなく周りに愛され守られていることに気づき前へ進むことができました。
そして、題名でもあるように現実を受け入れることができたからこそ、これからどう生きていくのかは君たち次第であって、あえて完結的には描かなかったのかな?と思います。
初めは、これまでのジブリ作品の要素が多く、
あれ?っと思いましたがこう考察すると納得し、映画館で観に行くことができてよかったと思います。
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