「母をたずねて」君たちはどう生きるか she'llyさんの映画レビュー(感想・評価)
母をたずねて
めくるめく
不可思議な世界を
旅する坊っちゃん
戦時下でも
軍需で潤う
浮世の身
現実逃避のために
傷を負い
情けをかう
「やられたらやりかえせ」と
叫び、献金で子を守る父
これは
現代の「わたしたち」?
戦争の恐怖には鈍感
自分だけの感傷に
浸っていていいの?
けしかけ、連れ出す
アオサギ
始まる冒険
母を喪った悲しみと
異母兄弟が生まれる不安を
どう乗り越えるか、、
誰にも歓迎されない現実の中で、、
危ういバランスで
どうにか
保たれている世界
悪意を見抜き
なるべく穏やかな
支えを
加えて欲しい、、
ご先祖からの遺言
見守る七人の小人
生を産む妖しさ
アニメだからこその
体感
想像は自由
皆、老いて去る
その前に託すべきものは?
全体的に高齢なキャラクター
やはり「見た目」に左右される
感情
傲慢に対する戒め、ともいわれる
バベルの塔のような
どこの世界にも通じる扉
青年よ、逞しく
生と学びが保障されている者としての
「生き方」とは、、?
「猫」に次ぐ「インコ」の国?
なんでもすぐに答えがわかる時代だからこそ
「考察」を愉しむ映画かもしれない。
コメントする