「私たちは映画と共に生きる‼️」君たちはどう生きるか 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
私たちは映画と共に生きる‼️
こんなに興奮したのは久しぶりです‼️物語もわからない、ビジュアルもわからない、全てが謎に包まれた映画を劇場公開初回で見る‼️しかも宮崎駿監督によるジブリ最新作‼️ホントにワクワクしました‼️肝心の映画の中身はというと、宮崎駿監督の作風であったり、思想の集大成‼️いきなり昭和初期の風景が広がったので「風立ちぬ」みたいな戦争モノかなと思わせといて、父親と主人公が田舎に疎開してきて不思議の世界に迷い込むというのは、「となりのトトロ」だったり、「千と千尋の神隠し」を思わせる‼️そしてアオサギやワラワラ、インコたちの造形は「もののけ姫」や「ポニョ」を思わせます‼️ちょっと哲学ぽかったり、詰め込みすぎてうまくまとまってない印象がありますが、アクションなどの躍動感あふれるアニメーション作画は、さすが宮崎駿監督だなぁと思わせるところもあり、私はこれでいいかなと思います‼️今回鳥が重要なモチーフになっているのも、空を飛ぶことに憧れを隠さない宮崎駿監督らしいなと思いました‼️以前鈴木プロデューサーが、" 「風立ちぬ」では終われない。次作は大冒険活劇 " とおっしゃってたので、「カリオストロの城」や「ラピュタ」みたいな作品を期待したのですが、やはり御歳80歳の名匠には酷でしたか・・・
共感ありがとうございました。
躍動感を味わいましたねー。
監督の頭の中には、くるくるとこんな想像の世界が周り続けてきたんだろうと思うと、凄いですよね。細やかな風景の描写、人の動きにも見入りました。入り乱れるようなストーリーやキャラクターの変化に混乱しながらも監督の思いが終始軸となっているのを2回目に観たとき実感しました。まんまと翻弄された分、際立つ。その後の米津さんの歌詞で一気に涙があふれました。