「老舗ラーメン屋の最後に出された新作が極上のチャーシュー丼」君たちはどう生きるか ばるすパパさんの映画レビュー(感想・評価)
老舗ラーメン屋の最後に出された新作が極上のチャーシュー丼
所見時のレビューでモヤモヤしてたものの正体がわかったので頭に追記。
この映画
有名になる前から贔屓にしていた行列の絶えない老舗ラーメン屋が、
いよいよ店閉めるから最後の新作食べに来いと言われ、
期待値マックスで首を長くして待ち
初日に飛び込んで出されたのが極上のチャーシュー丼
美味い。でもこれじゃない。
以上。以下の初期レビューは読まなくて良いです。
まだ初見ですが、やはり様々な細かい演出、小技が散りばめられて、クオリティはかなり高いと思います。ただ、
駄目な所
・主人公が男(少女じゃない)
ポニョ、ハウル(ソフィは実質熟女)、紅豚、風立ちぬのラインで観る人が偏る。※ラピュタとルパンはヒロインが目立つ
・宮崎メカ無し
最後の作品で宮崎駿の大きな魅了が発揮されていない
・情報を隠した事による跳ね上がったハードル
「ナウシカ2じゃないのか?」「キムタクが出るらしいからハウル2じゃね?」みたいに様々な憶測が飛び交い、一部で盛り上がってたけど、結果いつものジブリの域を超えず、何故隠したのか不明。
物語の構成的に、新海誠にライバル心を持ったのかもしれないと感じました。確かに地味に凄い事やってて、作画等熟練の演出手腕は感じます。でも正直若いクリエイターにライバル心を持って同じジャンル作ったはいいが、令和の若い世代にキャッチーな部分が無く、むしろセンスの古さが目立ちました。おそらく私のような宮崎駿マニアにとっては大きく期待外れ。鬼滅やスラムダンクのようなメジャー作品しか観に行かない人には地味な昭和のアニメ。
クチコミで伸びる映画じゃないよこれ。いつものように大量宣伝かまさないとまじでやばいと思う。どうした鈴木敏夫。ここから頑張れ、日テレ!