「懐古的で強烈なリアリズム、現代的なようなめっちゃ古くさいような・・・」プロミスト・ランド SHさんの映画レビュー(感想・評価)
懐古的で強烈なリアリズム、現代的なようなめっちゃ古くさいような・・・
なんか響きのいいタイトルに惹かれて観賞したものの、なかなかきついテーマ、これを享受できるのはかなり限られるのでは・・・と思ってしまう内容で、多少引いてしまいました。とはいえ、徹底したリアリズムと、結構質が高い映像・音響・演出で、意外と最後までしっかり見切ることができました。でも、ひたすら淡々と歩き続ける描写には眠気が・・・その果てには結構な緊張感があって見入るほどでしたが、あまりのリアルな雰囲気に、やっぱきっついなぁー、と思ってしまいました。
もはや現代にはそぐわないような内容と思うと同時に、当時の社会ではああいった雰囲気も当たり前のようにあった気がします。
人々の気持ちそれぞれに対してあまり理解や共感はできませんでしたが、普遍性も感じたので、古くさツ!と切り捨てるには安直のような気もします。とはいえ、やっぱ、しんどい作品ですねー・・・
コメントする
iwaozさんのコメント
2024年7月14日
しんどい思いを少しでも共有することが大切ですよね。m(_ _)m
伝統文化や少数派で苦しんでいたり悩んでいる方はたくさんいると思いますが、全ては、現状を知ること、
苦しみや悩みを共有する所からしか始まらないと思います。(T . T)
そういう意味で観てよかったです。
全ての公務員の方に観て頂きたい作品だと思いました。