「コミュ障の女性が658㎞の旅で自分の殻を破って行く感じの邦画。 本年度ベスト級。」658km、陽子の旅 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
コミュ障の女性が658㎞の旅で自分の殻を破って行く感じの邦画。 本年度ベスト級。
観賞後、コミュ障と自閉症の違いをググったけど、陽子は自閉症なのかと医者でもないけど自分的に判断(笑)
菊地凛子さん目当て。
そんなに思い入れのある女優さんでは無いけど彼女の演技に引き込まれた。
コミュ障で人に会うことを避けながら生活している42才の陽子。
ある理由で断絶していた父が他界。親戚の車で青森まで葬儀に向かうストーリー。
スマホも壊れ僅なお金しか持っていない陽子。
高速道路のサービスエリアで親戚とはぐれヒッチハイクで青森まで向かう展開。
コミュ障の陽子が他人にヒッチハイクを頼む事が難しい中、色んな人に出会い助けられ青森まで向かうロードムービー。
良い人ばかりではなく悪い人もいる中、終盤で陽子が自分の殻を破って行く感じに引き込まれる。
感謝の気持ちを言葉では無く握手するシーンが印象的。
今まで喋る事もままならない陽子が全てを吐き出す様に喋る姿に泣ける。
美しい風景に期待するもそれ程でもなくリアル感を出していた感じ。
ってか福島の滞在時間が長過ぎる(笑)
ヒッチハイカー役の小松菜奈さん似の見上愛さんが可愛くて印象に残る。
スマホ等の位置情報も無いのに目的地まで辿り着いたのは凄いと思いました( ´∀`)
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