「色々な意味で見ていて辛い」658km、陽子の旅 Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
色々な意味で見ていて辛い
都会に夢見て出てきた地方出身者には感情移入できなくもないが、まともに話せない主人公の設定が強すぎて、その人物の性格よりも脚本の拘束によって話せない感もあり、そういう意味でも見ていて辛い部分がある。東北の人情と震災の記憶もどっち付かずになっている感もあり、必ずしも賞賛できない。
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都会に夢見て出てきた地方出身者には感情移入できなくもないが、まともに話せない主人公の設定が強すぎて、その人物の性格よりも脚本の拘束によって話せない感もあり、そういう意味でも見ていて辛い部分がある。東北の人情と震災の記憶もどっち付かずになっている感もあり、必ずしも賞賛できない。