「お好きな方はスルーでお願いします。」658km、陽子の旅 またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
お好きな方はスルーでお願いします。
美しい撮影技術に星一つ。ほかは全く当たりませんでした。個人の感想なので赦されたし。ここまで合わないのはマジ久しぶり。
そもそもコミュ障主人公モノが大の苦手なので始めからうわーっとなった。ろくに会話もできない42歳の旅。パーキングエリアの地図に背伸びとか中学生か。そういう設定だとして、そこまでこじらせて、更にハマケンにひどい目にも会わされたあとでちょっと風吹ジュン夫婦に温かくされたら握手、そしてラス前の車中では猛然と一人語りで半生の反省と感謝か。アカンわ。
途中出会う人たちも勝手に自分語りしだすのもそれに全く反応できない陽子にも本当に閉口。万が一の逆転があるかとラストまで退席しなかった自分を褒めたい。
最初は救いと思われた竹原ピストルも、アクシデントとは言え電話も金も持ってないことを知りながら大して探しもせず奥さんを残すでもなく(高速から降りて)病院に行くとかありえんし、ラストで対面しても置き去りにしたことを謝るでもない。一体何なんだ!
テアトル新宿で直前に見た「リバー、流れないでよ」とその舞台挨拶の余韻が台無し。受賞って??
追記。オダジョーの娘菊地凛子。父を憎む発言あれど好きで好きで仕方がない。だからこそ惨めな姿で会いに行けなかった。のかな。
好きな役者さんでも作品が好みでなかった時の絶望感。。笑
何でこの役受けたのさ!脚本読んだか?!とか、誰目線なのかわからない感情になる事がありますw
仰る通り、脚本はもっと練れたと思いますね。
コメントありがとうございます。でも反論しかできないです。映画には数え切れない選択肢があり、作り手は全てを選んで作品ができる。なぜこの話はずっとかなり重度のコミュ障の42歳がたった一日で変化できるのか納得できる理由を描いていない。一日にする必要は?無理やりヒッチハイクさせる理由は?失礼しました。
失礼します。
またぞうさんのお口に合いませんでしたか笑
私は好きなタイプの作品でしたが、賛否あるだろうな〜と思いました。
あれ程こじらせている陽子。
ある意味人生ナメてる!と思いました。
(現実、一定数似たような状況に身を置いている方々がいらっしゃる事は理解していますし、その方々を非難しているのではありませんm(_ _)m
そんな陽子を強引な荒療治で
「立たせた」事が好きでした。
少しでしたが確実に心の変化を描いていたのも良かったです。
そして追記でご指摘の通り
父親の事。大好きだったのでしょうね。
ようやく親離れ出来たのだと思いました。