「映画みたいなものに、これ以上、何を求めるんだい。これで十分なんだよ。と思える映画でした。」バンバン! お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
映画みたいなものに、これ以上、何を求めるんだい。これで十分なんだよ。と思える映画でした。
細マッチョの主人公は、謎のドロボウなのかスパイなのか、なんなのか、とにかく悪党を殺す殺す100人200人下手すりゃ4~500人も殺してるんじゃないかな、映画の中で。
主人公自身も、ときどき弾も喰らっているんですけど、死にもしないしダメージも喰わない。
映画ですからね。
ヒロインは橋本マナミと松原千明を足して5倍ほど美しくしたような超美人で、これがヒーローとともにキレッキレのダンスや歌を見せてくれます。
見せて、というよりも「魅せてくれた」と言うべきだな。
凄いものを観た、心の底から堪能した、という気がします。
(いや、橋本マナミだって十二分に美人ですよ、弁解しておきますが)
インド映画なので、唐突に踊り出すのは文法通り。開始から30分ほどまではスローでちょっと鈍いストーリー運びに、あれれれれと思うのですが、そこからはかつて見たこともないほどキレのあるアクションと歌とダンスシーンがエンドレスでブッ続き、エンドロールまでご機嫌です。
ストーリーは、いや、そんなものどうだっていいんじゃないかな、とも思います。
ハリウッド映画をリメークしたらしいのですが、ハリウッドよりも下手すりゃ金を掛けているという感じ。少なくとも時間と手間はたっぷり掛けて撮影したことがよく分かる、カーチェイスありアクションありの満満足の3時間。
払ったお金の何倍もの満足感を手に、帰宅できること請け合いです。
面白かったーー。
コメントする