「山田尚子監督らしい映像表現」きみの色 ころころさんの映画レビュー(感想・評価)
山田尚子監督らしい映像表現
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年頃の女子の、ひとつ歯車が違えば儚く崩れてしまいそうな感覚を、淡い色使いと繊細な間を使って映像化されていました。
キミのキャラクターは特に美しく繊細だったと思います。
内容は過去作のように見終わったあとモヤモヤとBlueな気持ちで退館することなく、日本版「天使にラブソングを」的な要素も交えたハッピーエンド75%といったところで、個人的には好みでした。
ただ、物語の核となるキミの退学動機が今ひとつ飲み込めないのが残念でした。
核がもう少し強ければ★4以上と思いましたが、その点を踏まえて3.5…くらいでしょうか。
水金地火木どってんアーメンは帰りがけの今も耳に残って脳内リピートされています(笑)
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