劇場公開日 2024年8月30日

「京都芸大出身の、なぜかアニメーション作家の描く「美」」きみの色 深町珠さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0京都芸大出身の、なぜかアニメーション作家の描く「美」

2024年9月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

音楽で言えば、坂本龍一さんがポップスを作る、みたいな雰囲気で好ましいです。
上品で、程が良くて。
教養主義、と言うと古いようだけど
それが、心地良い人には
いい映像と音。
3次元座標(仮想)と時系列、絵と音。

独特の感性です。

映像、音響表現として楽しむのも
いいものです。art。

また、キャラたちを人間性を持って描く所も素晴らしい。

長崎に、行きたくなります。

深読みすると重いものもありますが、
それは、どんなお話にもありますね。

例えば、ハイジの出自とか。

どんな時代であれ、それぞれに
生きて行くのがステキなので
ハイジは、楽しいお話になりました

このお話も、そうですね。

穏やかな島で、いい人たちと
暮らしていく彼ら。
ゆっくり、穏やかに育てられたのでしょう。

なぜか音楽は、テクノロジーポップスふうなのですけれど
そこは、都会と同じ音楽を聴いているから、でしょう。
テクノロジーにも、均一に触れられる時代のお話、のようです。

物語は、自然で
心安らぐもので

スピンオフで「けいおん」みたいな
コメディがあっても面白そう。

sister act とか(^^)
天使のお仕事、とか。

ギャグ好き(^^)

そういう種類の映画に見慣れてると
違いがわかる男のゴールドブレンド(^^)

♪だばだー

と言う感じですが

どちらかと言うと、音楽の
プロモーションビデオみたいな
感じ(楽器屋さんコラボだし)。

長崎県コラボでもあって。

新しい映像作品。

既存の映画と比較するより、素直に楽しむもの、なのかな。

きれいな色と音楽にふれるだけで充分。

映画館は、音が派手なの。
どちらかと言うと、家で
いいオーディオで聴きながら観たいです。
ソニーのバイラルとか。

新しい表現ですね。

例えば、美術館に
シャガールを観に行くとします。

絵のメッセージとか、作品の主張。

そう言う楽しみ方もある。

見て、何かを感じる。

そう言う楽しみもあります。

この作品は、そんな楽しみがありますね。

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深町珠