キャプテン・ノバのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
手作り感満載のファンタジーフィクション
2048年は91歳だな。
やってる事は見当違いな事もあるが、メタンガスが問題なのではなく「自然を守る」事が大事なのだ。それはヨーロッパ辺りでは当たり前。
日本では誤って報道されているが、資源開発は原子力発電も含めて自然破壊に繋がる。だから、自然回帰が模索されている。
地球温暖化が問題なのではない。地球の自然破壊が問題なのだ。
子供達にはこう言ったフィクションを見てもらいたい。
但し
開発だけ止めても駄目だ。争いを止めなけりゃ。
「お隣の国が原子力潜水艦を作ると言う」こう言った事はやってはいけない事なんだけどね。
内政干渉になるから何も言えないが、干渉では済まされない問題なんだけどね。
少年、少女が地球を救う!
2050年、傲慢な起業家が北極海の氷の下の資源欲しさに穴を空けたことから大量のメタンガスが噴出し地球温暖化が急速に進み人類滅亡の危機とリアリティのある設定だが、人類はとても進歩していてタイムマシンを創っている、過去に戻って採掘を止めよと命を受けたキャプテン・ノバが少年ナスに助けられて使命を成し遂げる冒険ストーリー。
ノバのアシスタントにADDという小さなロボットが同行、R2D2ほど大きくはないが大活躍、スターウォーズファンには受けるでしょう。壊れたかに思えて復活させてくれる脚本もナイスです。
主人公を少年、少女、にしたのも素晴らしいアイデア、オランダで最優秀児童映画賞を受賞したそうだが納得、冒険ありロマンス有り、まじめな環境問題へのアプローチなど良く練られたファンタジー風のSFファミリードラマ、誰も死なないのも秀逸、後味も良く愉しめました。
新しいのに懐かしい
日本人の作家が描いた70代ジュブナイル小説とハリウッド製のティーン向けの映画を
思い起こさせてくれます
ツッコミどころ満載ですけど、そういうところの緩い設定も懐かしいと感じる一因かと。
立場が変われば環境保護テロリスト、それが未来からやってくるのですが、とにかく主人公が
美少女なところも鉄板です。
過去を改変して帰ってきてハッピーエンドは「タイムコップ」が泣けましたが、この作品はさらに
ミッション達成までストーリーが進みます
彼女を助ける男の子ともしっかり未来で結ばれているのもお約束、子供までできちゃってて。
そりゃあミッション頑張りますよ。
現代のラストシーン、男の子が、なにも知らない少女時代の彼女の存在に気がついて追いかけて行く、、、
もしも続編があったらSFからテーマ改変でラブコメになりそうです。
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