「ようしはいやだ」いつかの君にもわかること ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
ようしはいやだ
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死を理解しようとしたり,思いやりが芽生えたりして劇中マイケルは少しずつ成長していく。その成長を大切にしたいから,子供をペットやコレクション扱いする人たちでも,ピキパキの意識高い系でもなく,父は彼女を選んだのだと思う。マイケルと一緒に,もがき苦しみながらも成長してくれることを期待して。
演出がいい。幼児に不自然な長台詞や無理なベタ演技を強いる事なく、いかにも「いそう」な男の子としてマイケルを描いている。TVドラマ的情動失禁もなく、闘病の描写も最小限。お陰で鑑賞者の想像力の入り込む余地が充分に確保されていて没頭してしまった。
似たテーマの仏映画「ポネット」もおすすめ(ちょっと古いけど)。
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