「静かな映画♫」いつかの君にもわかること hiroさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな映画♫
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結果は良い映画♫
静かで深い映画でした。
テーマは『折り合い』その過程を静かに描いた作品だと感じています。
東欧の歴史的背景や宗教観と宗教教育変遷。地理的な内容等、
演出と主人公の演技で表現されています。
その背景を持ちつつ、テーマは普遍的な内容を中心に置かれている。
そこがこの映画を僕が好きなポイントだと感じています。
ラスト10分まで僕自身は監督が核にしているテーマを掴みかねていましたが
ラスト10分で・・・『あーーーあーーーそっかーーー』って思いました。
それはどこの国でも・・・共通に感じる事ができる事かもしれないし、
そうじゃないかもしれないんですが。。。。
※あくまで個人の妄想です。
個人的に『あーーー』って思ったシーン①
『借りた絵本にマイケル(子供)と一緒になって、むしろ率先して落書きするシーン』
ここから、パターナリズムからの転換『君(マイケル)を信じるよ』という姿への変遷。
ここに至る過程を描きたかったんだなぁ~って勝手に受け取りました。
それは同時に『死』に対する『折り合い』であったと感じてもいます。
後、好きなシーン②
研修ソーシャルワーカーとのシーンで泣きながら、
『ウォッカ2杯ですべて解決』という台詞(うろ覚えです)
を葛藤を抱えながら伝えるシーン。
個人的に演出と主人公の演技が素晴らしいと感じました。
マイケルの存在と表情、演技が沁みます。
研修ソーシャルワーカーの女性に共感しました。
※この女性登場シーンはこの家のお嬢さん??って思いましたが(^^;
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