パイレーツ・ウォーズ デッドエンドの航海のレビュー・感想・評価
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中国版、海賊エンタテインメント
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おそらく、ディズニーのパイレーツオブカリビアンに触発されたのだろう、中国では珍しい西洋風の海賊映画。
冒頭、舞台はパラレルワールドの地球のような星とナレーション、殆どが海に覆われ海賊たちが鬩ぎあい海上警察もまた海賊たちと日々激闘を重ねている設定、地球にしなかったのはディズニーとは別物宣言、また時代考証とか世界観が面倒なので架空の舞台にしたかったのでしょう。
そんな中、訳アリの海上警察官ルアリーは出生の秘密でもある新大陸の発見に注力することになる、新大陸の場所は精神病院にいた怪しい老人トゥーが案内人、怪獣の棲む死海を超えるには特殊能力を持つ女海賊の海姫一味の助けが不可欠で一緒に組むことになる、宿敵は同じく新大陸を狙う海賊王の北海閻羅、これがまた見かけは人間離れ。果たしてルアリーたちは新大陸に行き着くことが出来るのだろうか・・。
まあ、それなりに迫力の闘いのシーン、暗くてよく見えないが海獣登場と見せ場はありましたね、ルアリーと海姫、海姫の腹心の部下、瓶子の三角関係を絡ませたり、海賊王たちの集う派手なパーティを入れるなど娯楽作品としての工夫は見て取れますが、結局、新大陸は謎のまま、瓶子を殺した北海閻羅も逃亡と続編狙いの中途半端な終わり方、そういうことでしたか、とほほ。
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