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フィルム時代の愛のレビュー・感想・評価
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難解
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タイトルからスマホも無かった昔のアナログっぽい恋の話か、名作恋愛映画へのオマージュかと思ったが全く別物、ただ、私は観ていないので不明ですが、出演者の昔の映画、「殺人の追憶」、「光州5・18」、「ペパーミント・キャンディー」、「帰郷」が無声映画として劇中に登場していたようです、ただ、どれも愛がテーマという訳では無いでしょう。
映画は舞台劇のように4幕で構成、
第一幕は「愛」、映画の撮影現場の設定でモノクロ。精神病院にうつ病の祖父を見舞いに来た孫娘が持ってきたリンゴを巡って、祖父が気がある介護士に殺人未遂もどきのドタバタ劇。若い照明スタッフが監督に「こんな撮り方じゃダメです。これじゃ愛を冒涜したことになる」と不満を訴え、撮影したフィルム缶を持って現場から出て行ってしまう。
第二幕「フィルム」、16ミリ・フィルムで撮影された病院や風景のスケッチが20分弱、秦の始皇帝の話や歌(花好月圓))が突然流れる意味不明ショットの羅列。
第三幕「彼ら」、一幕の照明係が孫娘役や祖父役を殺した容疑者に、逃亡するが刑事にトンネルで撃たれる・・。
第四幕「再び愛」、一幕と同じセット、カメラワークの中、俳優は一切登場せず音声だけがリフレイン、最後に照明係の若者と祖父役の俳優が川べりで対面、エアーギター、「愛を信じるか」の捨て台詞を残して若者は立ち去ってThe END。
感想としてはシュール過ぎて難解極まりない、タイトルの意味も不明、何だったのでしょうこの映画・・。
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