「アーチェリーである意味」レディ・アロー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アーチェリーである意味
娘を守り、武装強盗に挑むアーチェリーチャンピオンの母を描く物語。
B級色の強いサスペンスアクション。B級映画に有り勝ちな、無駄に広げた設定はなく、プロットやストーリーはそれ程無理がない作品だったと思います。
幾つか雑な設定があるのはご愛嬌ですが、何より肝心のアーチェリーの使い方が勿体ない。
銃やマシンガン、ナイフに対してアーチェリーで対抗するのですから、「アーチェリーならでは」のシチュをどうやって作るのか・・・がこの映画の面白さに繋がったように思いますが、そのアイデアが「ほぼなし」というか、『考えてない』と言う感じ。
そもそも、冒頭での大会シーンも、手元と的を映すだけ。的を射貫くシーンを引いた映像で魅せれば、アーチェリーの迫力も現わせたように思われ、とても勿体なく感じました。
私的評価は極めて厳しめです。
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