「占星術」マイ・エレメント HILOさんの映画レビュー(感想・評価)
占星術
エレメントをコトバンクで調べみてた。『古代ギリシアで考えられた、この世を構成する4元素(エレメント)のこと。占星術ではこれを基に、12星座を「火」「地」「風」「水」の4つに分類する。「火」のエレメントは牡羊座・獅子座・射手座、「地」のエレメントは牡牛座・乙女座・山羊座、「風」のエレメントは双子座・天秤座・水瓶座、「水」のエレメントは蟹座・蠍座・魚座、をあらわす。 』
マイ・エレメントを簡単に説明すれば占星術(例えば星占いや血液型占い等)がベースになってる。そしてエレメントを擬人化し人種に変換して人種差別に変換する事で物語を構成してる。ディズニー/ピクサーのCGアニメをトイ・ストーリーでお披露目してから既に四半世紀を超えた令和の現代。正直、トイ・ストーリーを超える作品にはお目にかかってない。そして巡り合ったのがマイ・エレメント。燃える火と涼しげな水の表現がメチャ上手い。鬼滅の刃でアニメ描写が素晴らしいと大絶賛だったがマイ・エレメントはCGの特徴を最大限に活かしてCGアニメじゃないと描けない描写に仕上がった。もし鬼滅の刃をCGアニメにすればどうなるのか興味が出てきた。
さて肝心の本編。ネタバレで申し訳ないが(苦笑)感動的なクライマックスは父娘の伝統的な挨拶ではなく結婚した二人が子供を連れて里帰りという感動的な再会にしてほしかった。多分、子供を水にするか火にするかで最後まで決まらず結局は全面カットにするしかなかったのだろう。
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