「癇癪」マイ・エレメント Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
癇癪
街歩きしたくなる楽しい世界観。様々なアイデアや想像力を詰め込むワンダーワールド。エレメントごとのなるほどが手数多くテンポよく刻まれる。画力の高さ、構図の美しさ、ディテールの繊細さ、ピクサー品質は更新を続けて、他作品に対してもやはり一線を画するものがある。
エレメントが示す現実社会のメタファーから、ストーリー上の鍵になった癇癪の意味。互いに礼を持って伝承される何かはピクサーならではの普遍的な価値観を示す。
母親像が前時代的だったのが気になったところ。
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