ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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血の繋がりが
去年映画館で観たけど、理解が届かない部分があり、もう一回ちゃんと見ようとVODで視聴。
改めてみたけど、映画館で見ていたときよりしっかり理解できてより強いメッセージ性をたくさん受け取れた。しきたりや固定概念、信じることへの怖さ。言葉は便利なものでもあるけど、時には縛り付けて身動きが取れなくなってしまうこともある。
人には気持ちがあるから大多数の意見や思い込みで、決めつけてはいけないということ。女の幸せや、整くん視点だと、ありがた迷惑、な場面もたくさんあった。
鬼のダイジェストのdvdが怖い。それが現実で起こっていたのももっと怖いし
犯罪者が家を乗っ取って、犯罪者の風貌の子孫が生まれ、血が受け継がれていくのはおぞましさを感じた。でもそれを、自分たちの都合で、罪もない犯罪者似の子孫を殺すのは違う
おじさんおじさん言う整くんは面白いし、淡々と思っていることを言う姿は、清々しい
テレビシリーズの続きでもなく、これだけでも
「ミステリーと言う勿れ」のテレビドラシリーズからの劇場版。
ドラマも面白かったですが、この作品だけを観ても充分に楽しめる作品でした。
広島を舞台にある一家の相続に纏わる事件に関わることになる。
菅田将暉の独特の空気感がそれぞれの作品によって憑依してるのがまたすごく見入ってしまいました。
自分の幼い時の記憶が大人になり、思わぬ形で繋がってしまうという結末に思いがけない気持ちになりました。
自分が子供の頃に親に愛されていたと言う気持ちを忘れてはいけないんだなって感じる作品でした。
時間の無駄。
カミさんが映画館で観てイマイチだったと言っていたので僕はWOWOWで観てみた。つまらない上に無駄に長い(長さだけ映画っぽくて演技がテレビっぽい)ので辛い。動機は兎も角犯人(というか)怪しい人物は早々に判明する(不用意なセリフを言ってしまうので)ので彼に注目して見ていたら予想通りだった。動機(というか設定)は横溝正史の頃なら兎も角、先祖代々引き継がれるというのはいくらなんでもないだろう。90分位に出来たのではないか?
TVを超えられなかった
TVシリーズが大好きだったので、映画公開当時に観に行きたかったのですが、行けなかったので今回ネトフリで鑑賞しました。
TVシリーズを超えてくれることを期待していたのですが、正直それがなかったのが残念。最後の最後にもう1どんでん返しがあるかと、エンドロールの後まで期待したのですけど。
あと、TVシリーズは伊藤沙莉さんや門脇麦さんなどの女優さんを、儚げに、美しく撮っていたのですが、今回はヒロインが原菜乃華さんでなんか、元気な少女(物語上仕方ないのですけど)だったのもちょっと。
多分、TVシリーズの頃はコロナ禍だったことで、撮影に制約があったので、画のシュールさや作り手のフラストレーションなんかが、いい効果になっていたのかなぁ。
この謎が、僕を放さない。
感想
整が遺産相続の立会人に!?謎が事件を、事件が更なる謎を呼ぶ。待望の通称「広島編」ついに映画化!
天然パーマの大学生が事件の謎も人の心も解きほぐす、新感覚ミステリー!
原作は未読ですが、ドラマ、SPドラマは観てました。
今作は原菜乃華目当てでとっても良かったです。
キャストが豪華で整くんは相変わらずでした。
狩集家の謎などサクサク進む感じでテンポは良かったです。
犯人はなんとなく予想できました笑
狩集家のホントの子孫役で松嶋菜々子はビックリしました!
挿入歌、主題歌のKing Gnuは最高でした!
そしてちゃんとエンドロールで風呂光、池本、青砥が出てきたのは嬉したかったです。
※子供って乾く前のセメントみたいなんですって
※女の幸せ
※アメジスト
体温を感じない…
原作、ドラマ版があるとは知らずに鑑賞。主人公の語り口は朴訥ながら、滔々と話し続け、冷静に真相に近付いていく。そこに人としての体温を感じないが、ヒロインを諭したり、励ましたり、庇ったりと温かい言葉を投げかけていく、そこが魅力なのだろう。ラストの四人へのアメジストはちょっとやり過ぎ感がしたが、次の展開が読めない上質なミステリーだった。
邪悪なストーリーと知的な主人公が好みだった!!
JKと主人公のやり取りで掴みはOKでした。同年公開の「鬼太郎誕生」で言えば、龍賀兄妹がピリピリしながらも他所者と協力して、一族のルーツを探っていく話で、面白かったので劇場で観れば良かったです。ストーリーは、小泉純一郎の何代か前の人物が、小泉家に乗り込んで行って乗っ取った話を思い出しました。(田布施出身の大室寅之祐が明治天皇にすり替わったと言う)天皇家を初め安倍や麻生等の一族も、大きな秘密とそれを補佐する一族がいるのでしょう。また主人公の洞察力の高さもかなり好みで、「子供は乾いてないセメントであり、跡が付くと一生残る」、「『女の幸せ』という言葉はあるのに『男の幸せ』は無いのは、おじさんが作った言葉だから」等の考え方も良かったので、まだまだ話が聞きたいと思いました。JKの初恋相手である朝晴は、女に罪悪感を植え付けてくるサイコパスで胸糞でした。終盤の石の説明がかなり怠く感じましたが、直後の柴咲コウの「てゆうか整君って誰?w」という台詞と、疲れて帰りの新幹線の座席を許可を取って倒す主人公で良い終わり方でした。個人的に「鬼太郎誕生」のヒロインが救われなかった事もあって、一族のしがらみに押し潰されそうだったJKを、主人公の知恵で救う事ができて良かったです。
富士电视台!脚本経費を削減するは良し、いっそアニメにすれば!
開かずの間の話。
人形の話
人形の大きさの話。
しかし、なんで大日本帝國は民事事件を刑事事件にしたがるのか?
キャストから誰が犯人か分かった。
あと、1時間30分。
劇中劇は嵐が丘のヒースクリフをパロディってる。
犯人は少なくとも、横溝正史先生なら女性で。
そうでなけりゃ、キャストからあいつ。
さて。あと50分。
先ずは第一の犯人は当たり!!
あと、30分後に誰がいるつう事だから、さて。
火曜サスペンス劇場の崖の場面が
15分って、そりゃないだろう。犯罪に哲学はないし、キャストのイメージを善人で固める事はない。
ドラマを観ていなくても楽しめた
漫画の無料公開分で1巻前後を少し見たことある程度の知識でドラマも見ていませんでしたがとても楽しめました。
整くんのキャラクター、言葉のかけかた、気に掛けるポイントも独特のクセのある感じも良いです。
また、今回の映画の話も何段階もあった。
子どもをつかって悪いことをする大人、子どもの心を乾く前のセメントに落とされたものはなにか、ひとりひとりの背景もよかった。落とされたたものがそのまま跡になって残る。
大人の無神経な言葉が子どもに与える影響、物を落とすことの罪深さ。
2回見て、その後漫画も読みたくなって全巻読みました。女性だけでなく劇場では男性もいらして、年齢層の幅も広く老若男女観に来ていました。King Gnuの曲もとても良かった。
ポップでライトなコメディ風味のミステリー
原作もそうですが、タイトルの通りこれを本格ミステリーとして見ると物足りないでしょう。
個性的な主人公が典型的なミステリーという舞台でコミカルに活躍するのですが、こういったものとして見ればそこそこ楽しめる内容になっています。
ヒロインの自作自演の下りは良いのですが、ガチで殺害になりかねない罠を仕掛けるのは正にやり過ぎでヒロインへの共感0になるし、それを見てヒロインへ同情する遺産争いのライバル達もありえない流れですが、まあライト路線だしこんなものかと目をつぶって上げれるノリなのかなと。
ミステリーについては割とフェアに作っているがゆえに、ミステリー慣れしている人には主人公と同じ理由で犯人が初期に分かるでしょう。ミスリード不足ですが無理筋なモノよりは良いと思います。
肩肘張らずにミステリーの雰囲気を楽しめるものとして、十分成立している映画だと思います。
ドラマの雰囲気そのまま、期待どおりの面白さ
原作未読ながらドラマが良かったので視聴。
菅田将暉がとてもいい味を出しており、ときおり放つ鋭い言葉も考えさせられる。
こういう理屈っぽい人、現実でも嫌いではないので、心地よい。
最終的にはカルト的な結末で個人的にはあまり好きではないのだが、
後日原作を読んでみると、原作そのままのストーリーで、完成度も高い。
下手な恋愛要素が入らないのもいい。
(ドラマでは風呂光が恋愛要素っぽい感じを出しており批判されていたが、
今回の映画では風呂光はほとんど出てこない。)
原作はまだ続いているので、引き続きドラマでも映画でもいいから
この配役で続けてほしい。
セメント固まる前にうてたピリオド
1度犯した過ちを代々受け継ぐ最悪の負のスパイラル。
クソみたいな「鬼の宿命」に、ようやくうてたピリオド。
5人の写真こそ、これからのこの一族のスタートの象徴。
指輪にカウンセラー…、
ドラマから続く謎は謎のまま、ほとんど進捗無かったが、ドラマの続編に期待する。
整は、天使か?
FODプレミアムで鑑賞(レンタル)。
原作マンガは未読、テレビシリーズは特別編のみ視聴済み。
テレビシリーズから続投の面子でメインの活躍をするのは主人公の久能整のみなので、一見にとても優しいつくりでした。
劇場版ってのはこうでなくちゃな、と思いました。
横溝正史テイスト全開な遺産相続を巡る事件に整が巻き込まれる。原作で屈指の人気を誇るエピソードだそうで、その評判に違わぬストーリーの面白さに魅せられました。きっと換骨奪胎もよく成されているのだろうと思います。
整のセリフが今回も刺さる。まさに名言製造機。価値観が変わりました。その独特なキャラに、観ている私だけでなく、登場人物もことごとく魅せられてしまいます。
事件の謎だけでなく、関わった人たちの心までも解きほぐしてしまう。整はもしや天使なのか。いや、そうに違いない。そこは金田一耕助に通ずるものを感じました。
面白かったものの、正直何故この物語が劇場版に相応しいと云うことになったのかは分かりませんでした。テレビシリーズの前中後編、もしくはテレビスペシャルでも充分可能なはず。
映画にするなら欲しいスケール感も皆無でした。
フジテレビ開局65周年記念作品の冠がついているのに、なんだかもったいない気がしました。興行収入的には周年記念作品の面目は保っているので、続編には期待したいところです。
[余談]
柴咲コウ、フジテレビ製作のテレビドラマの劇場版(ガリレオ、コトー、本作)に短期間の内に出過ぎな件(笑)。
ミステリーですよ!
人気コミック→TVドラマ化→劇場版。昨今の邦画の定番。
ほとんどが見てる人やファン向けだが、時たまそうでなくとも見れる作品もある。
最近見た中だと『TOKYO MER』がそうだったが、本作も。
劇場で何度も何度も予告編は目にしていたが、ちと面白そうだなと思っていた。ミステリーだし。
でも一番の要因は、予告編でも言っていたある名作のタイトル。『犬神家の一族』。
人気コミック基だから、人気TVドラマの劇場版だから、菅田将暉だから…ではない。ただただその一点。
私にとって『犬神家の一族』は神映画の一本。だって本作、『変な家』なんかより遥かに正統な『犬神家の一族』だった!
広島を訪れていた大学生・久能整。
彼の知人・犬童我路(演・永山瑛太)の紹介で、女子高生・狩集汐路があるバイトを持ち掛けてくる。
彼女の家は広島の旧家。当主が亡くなり、血筋の4人の孫がその遺産相続候補に。
各々古い蔵が与えられ、遺言の中の謎を解かねばならない。
整は謎解き要員と、汐路のボディガード。
と言うのも、狩集家は殺し合う一族。祖父の代もその前の代も、何人も不審死が。汐路の父親も…。
ただの偶然か事故か、本当に殺されたのか、それとも今の時代に旧家の呪いか…?
整は謎とこの旧家に纏わる秘密を解き明かしていく…。
旧家。その一族。遺産相続争い。一連の出来事の真相は一族にとっては呪いのようなある事件…。
ね、もうメッチャ『犬神家の一族』。そそる~!
現代が舞台なのに旧家のミステリーとか一族の遺産相続争いとか、事件の真相も法律的にはどうなのとか、まあ言い出したらキリないが、でも見ている時はそれら引っ掛からないくらい、原作コミックもTVドラマも見てないのに、大変面白く見れた。
また、横溝風王道ミステリーでありつつ、所々ユーモアや捻りを効かせた現代風。
それも鮮やか。
ミステリーには謎を解き明かす名探偵が必須。
本作は探偵ではない。名探偵のポジション。
大学生の整。
まずその風貌にツッコミ。天パにいつもマフラー。
性格はかなり癖あると言うか、“面倒臭い”。
トレードマークはそのお喋り。一度気になった事は、「僕、常々思うんですが…」と話し出したら止まらない。
探偵ミステリーの定番。主人公探偵は少々風変わり。しっかりそれを踏襲。
勿論、推理力、記憶力、人間観察眼は抜群。
例えば遺言発表の席で、与えられる蔵の名が呼び挙げられた時、“足りない”。他者の些細な言動も見逃さない。
知識も豊富で、映画ネタが面白い。ホラーやミステリーの“あるある”には、僕常々思うんですが…。ホント、そう思う。
変わり者ではあるが、心根は優しい。
本作の醍醐味は、ただ単に謎解きミステリーだけではなく、人の心の闇も解きほぐす。
遺産相続候補者の一人が子供をスパイにしようとする。それを“セメント”に例える。またこの時の「子供の時、バカでしたか?」。
一族の闇ではなく、あなた自身の闇。
特に“女の幸せ”について投げ掛けた疑問は必聴!
クライマックス、ある人物に真犯人からトラウマになりそうな言葉が…。その時も「あなたは何も悪くない」。
数々の名言が響く。(それはイコール、原作者の才)
ユーモアたっぷりのキャラもお喋り長台詞もその人となりも、菅田将暉の好演あってこそ。
原作でも人気の高い“広島編”。いざ話が始まるとそうでもないが、開幕は広島観光気分。
この劇場版の実質主役の原菜乃華。彼女を含め遺産相続候補者の若手たちの演技がちとビミョーだったかな…。オーバーリアクションだったり、過剰な広島弁だったり…。
その分、話の面白さで充分カバー。ユーモアとシリアスのこのバランス!
天パとストパのヘアトーク、何て緩いと思いきや、重要なヒント! 魔よけグッズなどあちこち張り巡らされた伏線も。
二段構成ミステリー。序盤、汐路を見舞う珠世さん的危機。実はこれ、汐路の自作自演。汐路の父親の居眠り運転によって他の遺産相続候補者の親も亡くなり、親族一同から責められる。父は悪くない。死の原因を父の過失から殺し合う一族の呪いに仕向けようと…。
整があっさり解決。ここでまだ一時間も経ってない。まさかこんな小事件解決でめでたしめでたしでは勿論なく、ここからいよいよ…。
整も何かしっくり来ない。本当に汐路らの父親は事故…?
今一度推理し直してみると、やがて本当に狩集家の呪いとでも言うべき秘密が…。
汐路らの父親は何かを調べていた。それを知ったが為に…。やはり事故ではない、殺されたのだ。
それも代々、一族のある特定の人物が…。
一族の忌まわしい過去を基にした舞台の朗読劇のDVD。
“鬼の集い”。これ、マジで恐ろしい…。金田一レベル。
3匹の鬼、何となく予想付いた。真犯人もあるシーンで予想付いた。
が、忌まわしい過去と共に解き明かされていく真相。
鬼、殺された特定の人物、蔵、日本人形、父の遺した手帳とUSBメモリー…。全てが繋がっていく。
真犯人と動機は異常。あの言葉が響く。
一族の闇じゃない、あなた自身の闇だ。
後味悪い最後にも出来たかもしれない。
が、整は人の心の闇も解きほぐす。
探していたもの、探していた人も見つかる。その人からあるプレゼント。
それは亡き父親たちからの思い。
一族のこんな呪いは我々の代で終わらす。
それが子供たちへの遺産…。
温かなラストに、私の心も解きほぐされた。
タイトルの“ミステリと言う勿れ”とは、原作者曰く、「ミステリーなんて難しいものは描けない」という謙遜から。
いやいや、ユーモアや心の癒しもあって、新感覚の立派なミステリーですよ!
良いけれど少し引っかかりました
全体的に内容は良かったのですが、メインのヒロインを際立たせようとい演出が目立つなぁと感じて気が散りました。
ヒロインを傷付けて泣かせる流れも、そこまでする必要あるのか?と感じて…
不必要に傷付けているように感じて不快でした。
作品が主張したいジェンダー平等に注力するシーンがもう少しあってもよかった。
ホラーやグロがとにかく苦手なのですが、ところどころホラー要素を感じてしんどかったです。。
ラストの松嶋菜々子の美しさが素晴らしくて、びっくりしつつ癒されました。
テレビシリーズの悪いイメージが残ってる。
テレビシリーズで無駄な恋愛要素を入れたり、改悪が目立った作品の映画化。
まぁ、原作クラッシャーと今話題の脚本家にしては今回は原作をそれ程に壊さなかったので普通に見られた。何時、東京の警察官がとんでも設定で広島に登場するのかヒヤヒヤしながらだったけど。ので、他の作品では気にならないだろうエンドロール後の警察のシーンも「要らねえよ!」と思ってしまう。
イトコの中で柴咲コウだけ・・・・年齢が離れすぎてね?原作でも確かに子持ちだけど・・・JKのイトコ役が40歳過ぎの女優って・・・・・
ドラマで気になった点が改善されてストレスなく観れた。
高校生です。映画の評価は満足⭐︎5です!素晴らしかったです!これから観ようと思う方は、サスペンス好きは絶対オススメです。刺激やアクションなどが欲しい方にはイマイチです。刺激という刺激はありませんが、この作品にはそんなものはいらず十分楽しめます。
原作の漫画が大好きでドラマも視聴しました。ドラマの脚本改変が本当に最悪で、映画化が決まった時「観るもんか!」と観にいきませんでしたが、今になってやっぱり我慢できなくてU-NEXTで鑑賞しました。
映画の内容は演出、展開の持っていき方といい100点です。King Gnuの曲も素晴らしかったです。2曲続けて流す必要は無かったと思います笑 エンドロールの硝子窓で十分でした。でも軽いいちゃもん程度の感想なのであまり気になりませんでした。
私が特に素晴らしいと感じたのは俳優さんのチョイスと演技です。菅田将暉さんはもちろん全員特に違和感なく、原菜乃華さんは最近よく拝見しますが、汐路ちゃんによく合っていてとても愛らしく感情にも寄り添えるヒロイン(?)らしい子でした。真犯人に言われたことに傷ついて「自分のせいだった?」と絶望して涙を流すシーンも、「ちがうよ〜!でも自分を追い詰めてしまう気持ちはすごくわかるな〜」と悲しくて没入できました。
ドラマの時は、整くんが原作より少し冷淡に見えて気になりましたが今回はぽや〜っとした感じもありズケズケ言うところもあって、原作の整くんの良さが出ていました。
朝晴さん役の松下洸平さんも素敵でした!漫画を読んでて犯人を知ってたので「この人が…!」思っていたけど、前半の松下さんの邪気のない笑顔といい、「こんな良い人犯人じゃないのでは…!」と疑ってしまうほどでした笑 汐路ちゃんが恋するのも納得です。だから自白のシーンの冷徹な表情の切り替えが恐ろしく、クズっぷりも素晴らしいと思いました。悪い役の松下さんは初めて観たので新鮮でした。
最後ちょい出演の永山瑛太さんも、最初は「我路はハーフ顔だろ〜!」と思っていたけど、目線の置き方や微笑といい表情がとても細かく印象的で、ミステリアスでめちゃめちゃカッコよかったです笑
その他のキャスト配役も良い。アイドルとか役者一本じゃない人が起用されるのだけは大嫌いなので、そんなことなくて安心しました。
狩集家相続候補のメインキャスト4人も納得でした。みんな性格が違うけど大事な人を亡くしていて悲しさを背負っていて、そんな個々のストーリーが短い映画からしっかり感じ取れるのが素晴らしかったです。
ドラマでは、偏見や世の風潮に負けず芯の強い女性として努力する、風呂光さん役の伊藤沙莉さんがぞんざいに扱われていて腹立たしかったので、映画では無理やりな絡みがなくおまけ出演ぐらいで安心しました。いまだにドラマは作り直してほしいほど納得がいっていません。
映画でミステリを初見だったら、犯人が誰かわからないぐらい緻密なトリックと演出で、初見じゃなくても最後までドキドキさせられる良い映画でした。狩集家の話は映画向けだな〜!と原作を読んだ時から思っていたので、この話を映画化したことに感謝しかありません。大正解です!脚本の方、ドラマから変わられたのでしょうか?嫌だった部分が全て余す事なく改善されていて驚きました。食わず嫌いせず観て良かったです。
リビングで観たので緊張感がなくホロリと泣いたほどでしたが、映画館で観てたら号泣してたと思います!!後悔してます!
ただひとつ、最後の4人に親からの贈り物を渡していくシーン、ドラマに引き続きでしたが感動BGMは無くても泣けたと思います。静寂だからこそ親を亡くした悲しみや、贈り物に込められた子への愛を余韻として長く感じれて良いんじゃないかな〜と思います。音楽の足し算引き算も映画には不可欠です。
高校生でこんな味わい深い映画を観れたことが幸せで、教訓もあり良い経験になりました。老若男女色んな方に観てほしい良作です。漫画原作者さんの素晴らしさもありますが、露骨なギャグや下ネタ、恋愛要素などをぶち込まなくても映画は面白くできるということがこの映画で証明されたのではないでしょうか!?もっと話題になっても良かったのでは!
遺産相続モノなのに登場人物が1人ずつ消えていったりしないのは珍しくて面白いですね笑 事件のトリック(?)も、ややこしくて難しいけど解決したら全然納得できる程度で、誰でも没入しやすいです。田村先生は本当に素晴らしいです。映画制作陣の方々も、大好きな話を実写化してくださってありがとうございました。
テレビシリーズ見てないけど面白かった
整くん、天才ですね。
テレビ、漫画を見てなかったので大丈夫かなあと思いましたが、整くんのキャラクターも何となく掴めましたし、違和感なくのめり込みました。
瑛太のガロくんがどういう人なのかがわかんなかったけど。まあいいかな。
話としては、鬼のDVDが3匹だったので、あらこの家と一緒じゃんと思った時点で、あとはミステリでもなんでも無くなったんだけど、そのあとの検証シーンで事実確認していくので、興味は途切れませんでした。
シリーズにならないのかな?
これ、面白いよ。
全119件中、1~20件目を表示