「菅田将暉さんの真骨頂!!!」ミステリと言う勿れ コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
菅田将暉さんの真骨頂!!!
菅田将暉さんは『仮面ライダーW』でのデビュー時から、若いのに上手い役者さんが出てきたなぁ、声もいいよなぁと注目、それから歌までリリースされてあれよあれよという間に人気者になられました。
かたや『ミステリと言う勿れ』は、どなただったか芸人さんが面白いマンガとして紹介されていて「いずれ読むリスト」に入れていました。
そうした中で始まったドラマ版だっただけにリアルタイムで漏れなく鑑賞、その後にマンガも最初のほうだけは読みましたが、先に観たせいかドラマ版のほうが自分的にはしっくりきたし、セリフ量もめちゃめちゃ多いのに原作以上の『久能整』像を作り上げている菅田さんの才能の素晴らしさをあらためて認識させられました。
で、ずっと観たかった映画版。本編ノーカットで地上波初放送!!!
正月休みで暇だったこともあり、今回はこの広島編を予習も兼ねて原作マンガで読んだ後に、ドラマを一緒に観ていた娘とここぞとばかりに楽しみました。
フジテレビ開局65周年記念作品と銘打つだけあって出演者の豪華なこと!!!
それだけでもワクワクするのに、小学生当時大好きだった横溝作品にも繋がる昭和感満載の舞台で菅田さん演じる整クンの活躍を久々に観れて娘とともに大満足!!!
個人的にはアマプラ配信のドラマ版『推しの子』を昨日ようやく観終わったばかりで、その中で有馬かな役の演技が光っていた原菜乃華さんも出演されていたことにテンション上がりまくりました。彼女もやっぱりお上手ですね!!!
原作を先に読んでいたので話的に無理がある部分は映画化にあたりうまいこと削ぎ落としてあるのもわかって観やすかったですし、最後我路くんへのメールの添付写真で潮路ちゃんがマフラーをしっかり巻けていたのが印象的でホッとさせてもらいました。
菅田さん的には大変だとは思いますが、娘共々あらためてドラマでも映画でもぜひ続きを観せていただきたいという気持ちにさせられました。