劇場公開日 2022年12月17日

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マニブスの種のレビュー・感想・評価

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3.0見方を変えると奇妙に見える

2025年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ある日届いたタネを育てると手が生えてきて意志の疎通が出来るようになった。主人公はその手とコミュニケーションをとって悩みを相談したり冗談を言い合う仲になっていく、、、

一見奇妙な世界に感じるが、やっている事は現実世界でAIに対してやっている事と同じなのではないか?と思えてくる。おそらくこの手はAIの隠喩で、見方を変えるといま広がりつつあるAI社会もこの映画と同じだよねというメッセージに感じられた。

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ゆきた。

5.0コロナ禍で

2025年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

マニブスの種

2022年の作品で、2021年に制作されたとあるが、これはつまりコロナ禍で作られた作品だということ。
この物語にはコロナ禍などというのは一切出てこないものの、監督はコロナ禍に影響されたのは間違いない。
そして、
気になってしまうのが冒頭の「指切りげんまん」の歌と、エンディングの「お忘れ物なさいませんように」の歌だ。
この2つの歌から連想するのが「忘れられてしまった約束」だ。
しかしこのこともまた物語の筋ではない。
私は初め、マニブスとはAIの代替なのかと思った。
しかし、
おそらくそれはミスリードで、この物語には袋綴じされたページがあるように感じた。
さて、
マニブスとはなんとも奇妙な植物だ。
人間の手とそっくりで、動きもするし、知性と感性を持っている。
その見た目は間違いなく不気味だが、コロナもまた未知なる病原体という不気味さを持つ。
マニブスとは、コロナ禍によって人々が失ってしまった「思いやりの心」を表現しているのではないだろうか?
他人をシャットアウトするかのような政策によって、人々は分断したが、同時に他人を思いやる心までも失ってしまったと、監督は感じたのではないだろうか?
そしてマニブスという不気味な象徴は、思いやりの心を失ってしまった人間そのものだったのかも知れない。
あの2つの歌は、そのことを問うている。
反故にされてしまった約束と、もう一度それを思い出せと言っている。
何者かが突然送りつけてきたマニブスの種
主人公足立も、アユも、それを育てていた。
思いありをなくした人間にとってそれは、不気味でしかないのかも知れない。
それは、不気味になってしまった人間そのものでもあり、忘れてしまった何かだ。
思いやりとは植物のように育んでいくものかもしれない。
一旦それをわすれると、それはマニブスのように不気味に見えるのだろう。
監督自身も、人々がなくした思いやりを、ある人に差し出したとき、拒絶された事があったのだろう。
この異常な世界に衝撃を受け、発表したのがこの作品だ。
冒頭 主人公の頭の中に響く「指切りげんまん」の歌
それはこれから起きることの暗示でもあった。
彼はまだ優しさを持ち続けていたが、マニブスを受け入れるためには、まずこのような人から始めるのは当然だろう。
では一体誰が送り主だろう?
それは、マニブス自身かもしれない。
僅かに残った思いやりの種が、人々に伝わりながら伝染し、文字通り感染するように人々の心に宿っていく。
この作品は、そんな希望を未来につなぐために作られたのだろう。

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R41

3.0衝撃的なビジュアルで興味を惹かれてしまいました🖐️

2025年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

斬新

ドキドキ

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ジュディス

魔物ではなくキューピッド

2025年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeoonza

3.0てとテと手

2024年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

幸せ

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野川新栄
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