「過剰演出が仇かも。レディー・ガガならぬ加賀と温泉郷女将とタップダンス!」レディ加賀 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
過剰演出が仇かも。レディー・ガガならぬ加賀と温泉郷女将とタップダンス!
オッパイは今~、いや ”オッペン・ハイマ-”の予告が流れ始める今日。
レディ・ガガ いや 「レディ・加賀」を観たよ。
いや~正直な所 期待してたんだけども肩透な感じ受けましたわ。
序盤場面の演出が 俳優も撮りも含めガチガチな硬さを受けました。
中盤からマシには成りましたけども。緊張感出すぎ。オーバ-アクションの振りは逆に笑えませんね。
全体通して 小芝風花さんに、松田るかさんは良かったと思います。佐藤藍子さんに 檀れいさんは本物の女将に見えましたね。ですが、何故か森崎ウィンさん役柄の振る舞いにはイラツキました。それと篠井英介さんね。全く何の役処でしょうか。何しに来たのか邪魔なだけに感じましたわ。
そもそも、何故タップダンスなのか。温泉郷の女将とタップダンスの繋がりが見えて来ず、疑問持ったまま。フラダンスでも良い様に思うし。それに
映画「フラガール」の様な展開をしようとしたのかもですが 残念ですが周囲に対する心情場面の細かさや配慮が深く感じられません。
流れが詰まったり流れたりでスム-ズ感が伝わって来なかったです。
よって気分がもう一つ絵に対して乗ってこなかった点が惜しいと感じました。
特に最後の全体タップダンスのお披露目ですが、笑い演出なんか不要と感じましたが、幾度となくそれを挟むゆえに 肝心な感動が薄くなってしまってます。
ここは圧巻な見せ場で有って欲しかった。
打ち上げ花火の前でキメポーズが仕上がったから そこだけは良かったですけども。何とも不揃い感なダンス場面の繋ぎ仕上がりで何とも言えません。
まだ よさこい踊りの方が決まってた感じ。
ありゃりゃ~と思う点は、
綺麗な着物と、色飾の金沢和傘の組み合わせは良かったが、足元の真っ黒なタップシュ-ズは頂けない。そこがとっても残念極まりない。カラフルに塗るか又は、着物草履を改良しタップが踏めるようにしてたらメッチャ良かったんだけどな。
興味ある方は 劇場へ!
そして温泉は最高。加賀温泉へどうぞ!