「※今回の映画を観た気づきのメモ。2023/5/22鑑賞」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) 虹孔雀さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0※今回の映画を観た気づきのメモ。2023/5/22鑑賞

2023年5月22日
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1.エンディングの原風景シーン
エンディングで必ず流れる、実際の風景映像と歌を合わせて見ていると、いつも感慨深く、心に深く残る。理由として考えられることは、「さっきまで観ていた人々の素敵なやり取りや、美しいシーン、感動的なシーンは、実際には、こんなに普通の景色や建物、ロケーションなのか。」というギャップを感じていること。つまり、私たちが目で視ている風景には、アニメで描くともっと美しく映るということ、言葉を換えると、【心の目で視たとき、世界はもっとずっと美しく見えてくるものがある】ということに気づかせてくれる感じがある。
今回の八丈島や、最後の海の花火等で比較すると、実際の風景以上にアニメーションの方が美しいと感じてしまう部分がある。

2.日本人特有の「武士道精神」が入っていると思う
コナンは「善悪」の境界線が明確で、「悪は許すまじ」という価値観が流れている。また、最後の最後まで、命を懸けてできる限界いっぱいまで頑張るが、本当の最後は、命を捨ててでも、蘭を護ろうとしたり、灰原を護ろうとしたり、市民を護るために行動を迷わないところがある。正義とは何かを追求する姿勢がある。常に強き者は、世界の平和のために力を使うべきであるという姿勢がある。⇒魅力を感じる。

言葉で表しきれない魅力がコナンにはある。
ただのエンタメ以上のものがある。

虹孔雀