ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全1361件中、1321~1340件目を表示
いいから生きろ。
とても良かったです。
第二次世界大戦後に現れたゴジラを駆逐しようとする映画で、ローテクな上、敗戦後で強力な兵器もありません。
そんな中、民間力で対抗すると言う大風呂敷を、「なるほど」と思わせてくれた作戦と、理系おじさんを納得させたシナリオに敬礼です。
ドラマ性も神木隆之介氏、浜辺美波嬢の黄金タッグも拝見できたので満足です。
レトロなバイクや深度計、各種スイッチなどなど、工場勤めだった私には、懐かしかったです。
ゴジラのテーマが流れ戦艦で向かっていくシーンは、「いけー」と呟いていました。
思わずゴジラのシッポのストラップを買いましたけど、光らないかな。
蛇足ですが、いらん情報満載のシン・ゴジラの方が好きです。
「シン・ゴジラ」に対する最上の「返歌」
2016 年の「シン・ゴジラ」のレビューをこのサイトに書いて以来、本作で奇しくも 200本目のレビューだったのには奇縁を感じる。しかも本日 11/3 は、ゴジラの第一作が 1954 年に封切られた記念日でもある。ゴジラ誕生 70 年と、30 作目の記念作でもある。
初代のゴジラは終戦から 10 年も経たずに作られたことから、ゴジラに破壊された街の光景は、まるで米軍の爆撃によって破壊された日本の国土を彷彿とさせたし、作品中で歌われた女性コーラスによる追悼の歌は、戦没者に向けたレクイエムのように聞こえて胸を打たれた。あのような旋律美に満たされた曲を伊福部昭が書いたというのにも驚かされたものである。
当初は大人向けの映画として作られたゴジラだったが、子供向けに作れば引率する親の入場料も期待できることから、作を重ねるごとにどんどん子供に迎合して行った経緯は残念なものがあった。1984 年の「平成ゴジラ」で大人向けに復帰したかに見えたが、その後はまたスーパーXなどの架空の兵器による戦闘がメインとなって、やはり大人の鑑賞に耐えられるものではなくなって行った。
完全に大人向け作品として復帰したのは「シン・ゴジラ」で、人間ドラマとしては政府の閣議がメインとなり、法律や外交といった子供が興味を持てなそうなやり取りが大半を占めていたのは非常に好感が持てた。ゴジラの生態や謎の光線の発射など、様々な改変はあったものの、その真剣な作りに免じて余裕で許せる範囲だった。
さて本作であるが、山崎貴監督は 2005 年の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の冒頭で怪獣が暴れまくる妄想シーンを描いていて、その圧倒的なリアルさには本当に魅了されたのが忘れ難い。この監督に是非ゴジラの新作を作って欲しいと思ってから、今日まで 18 年もの時間が流れた。これを見ることができたのは長生きできたお陰だと感謝している。
「シン・ゴジラ」を見てしまった日本人は、もはや子供向けのゴジラでは満足できず、ハリウッド製でも満足できない体質になってしまったと思っている。本作は、そうした日本人の鑑賞に耐えることを目的としたと思われるもので、その目的は見事に達成されており、凌駕したとさえ思える大傑作であった。和歌で言えば「返歌」に相当するのではないかと思う。
ゴジラは着ぐるみではなくフル CG なので、どんなデザインでも可能なはずだが、頭部の作りは「シン・ゴジラ」にかなり寄せた作りになっていた。すり足で歩く姿もソックリだったが、野村萬斎の名前はなかったので、モーションキャプチャではないのかも知れない。「シン・ゴジラ」が上に向けていた手のひらは、今作では下向けだった。また、熱線を吐く時にゴジラの口の周りにもダメージが残るという描写は画期的で、長年の疑問が氷解する思いだった。
大映のガメラと戦ったバルゴンやギャオスは人間を食べるシーンがあったが、ゴジラが人間を食べるシーンは過去作に一つもなく、本作でも避けられていたのが印象的だった。また、ゴジラの息の根を止めたのは第一作で芹沢博士が発明して使用した「オキシジン・デストロイヤー」のみであることも踏襲されていた。「シン・ゴジラ」もゴジラを死滅させたのではなく、活動を停止させたに過ぎない。
人間ドラマの作りは、「シン・ゴジラ」が半沢直樹のようにビジネスマン的な人間関係が主体だったが、今作ではより踏み込んだ人間関係を扱っていて、下手をすると陳腐なものになる恐れもあったが、非常に見応えがある仕上がりになっていた。ゴジラ対策の部分も「プロジェクトX」的で、いずれも山崎貴監督が庵野秀明監督に向けた「返歌」と言えるのではないかと思えた。
時代設定は第一作のゴジラより前の、終戦直前から戦後間もなくにかけての時期になっていて、神木隆之介が演じた主人公・敷島の乗るバイクなど、80 年ほど前のアメリカ製と思われるものが爆音を出しながら動いているのには感動させられた。米ソの冷戦が始まっていて、ゴジラ退治に GHQ の協力が期待できない事情なども時代感を漂わせており、それに対して戦中の価値観を無くしていない民間の勇士の姿にも胸を打たれた。家族を守るために戦場に赴くという姿は、古代ローマやその前から見られる普遍的なもので、それにも胸を深く打たれた。山崎監督は私より8歳も若いのに、こういう時代感覚をしっかり持っておられることに感服した。
映画の冒頭で主人公の敷島に感じる違和感に対しては、作品中できちんと説明があり、それが納得できるものであることにも満足できた。脚本も担当している山崎監督は、今年の家康の出来の悪い大河ドラマの脚本家とは次元が違うほど優秀だということを思い知らされた。各キャラクターがそれぞれ自分を持っていて、時代に合った各自の心情に逆らわない行動をしているというところが流石である。
血の繋がりがなくても家族として暮らしていけるはずというのは「ALWAYS」から変わらぬ山崎監督の信念なのだろうが、本作は、あのゴジラの迫力の合間を縫ってその物語が紡がれるのが素晴らしいと思った。神木隆之介と浜辺美波のコンビは、朝ドラの「らんまん」で馴染みのカップルだったが、これほど違う環境でも互いへの信頼を感じさせるのが流石だと思った。
音楽の佐藤直紀は「ALWAYS」などでも山崎監督と組んで仕事をしているベテランであるが、一度聞いただけで耳に残る強い独自性を持つ作風が何よりの魅力である。本作でも、リゲティを彷彿とさせるような洗練された緊張感は見事だと思った。「シン・ゴジラ」と同様に伊福部昭のオリジナル曲を大事に扱っているところも「返歌」を感じさせる理由である。「モスラ」の音楽や、「キングコング対ゴジラ」のファロ島の民族音楽まで出て来たのはご愛嬌であった。エンドロールで歌謡曲が流れなかったのも好感が持てた。
説教じみた神風特攻の意味を見る者に突き付けるのではなく、その同時代の目撃者に仕立てることで実感させようとするかのような演出には深く感服させられると共に、いつの間にか落涙を禁じ得ない自分に気付かされた。間違いなく今年見た映画の中で断トツの大傑作である。
ただし、注文をつけたいところが皆無ではない。
1. 高雄を壊滅させたほどのゴジラが、木造の掃海艇に追いつけないはずはない。
2. 群衆がゴジラの進行方向に逃げるのは不自然。直角方向に逃げるはず。
3. 熱線を吐く準備が整った状態で青い口をしたゴジラがすぐ吐かずに長時間待っているのは不自然。
4. 船員たちの敬礼は震電が飛んでいるうちにやらないとゴジラに敬礼しているかのように見えてしまう。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点。
娯楽の殿堂入り シロウト的には十分【ただし、occupied Japan の矛盾 ②軍人が長髪 3️⃣タバコ🚬描写、&ゴジラの目途には目をつぶるべし】
IMAX鑑賞、6割の入りだけど、上映回数考えたらヒット作は相違ない
昭和29年のビキニ環礁被曝の社会性薄まるの危惧したが つなげている
ただし、アメリカ🇺🇸の核実験の事実との整合性は不明。
ゴジラ70年 日本30作目
ワシ、正直いうと
①元祖昭和29年ゴジラ以外は
【ハリウッドの渡辺謙のゴジラ 同じくゴジラ🆚コング】しか観てない
自分語りすまん。
ワシの実家は商業だから 映画には無理だったし
自分で電車とか乗れる判断力のある小学6年中学1年の時点で
怪獣はもうイイや卒業して、野球⚾️とかに関心移ってた。
故に 日本ゴジラ②作目
評論家の人たちは色々あると思います
だが、映画シロウト娯楽的には満点。
神木隆之介 浜辺美波 吉岡秀隆 他が 人間ドラマを魅せる
この山﨑さんのVFXも脚本も冴えている。
カタルシス、日本人のカタルシスに触れた 人間ドラマ
有料パンフレットは@1100とチト高いが
読みやすく、過去作も詳述 パッと観るのも 熟読も どちらでも良い優等生パンフ
だが グッズが多過ぎるのだ❗️【お子さん連れの方は 売店の存在に気づかせない方が良い】
【難癖ナンクセ つけてはダメ 目をつぶる箇所】
・神木さんは売れっ子だから長髪気味なのはご愛嬌
・当時 ほぼ銀座の 第一生命ビルのGHQ様が動かない しかも理由が ソビエト連邦って・・目をつぶる
・そのGHQ が民間とは言え軍事行動もどき許すはず無いし
だいたい当時は 国民の間に 軍部に騙されたもう戦争国家奉仕はこりごり 厭戦気分だから 民兵が集まるはずがない
・とにかく当時は 日本の最高意志決定者は 米軍様GHQ【ほんの一部イギリス🇬🇧】に決まってるから
コレほど未曾有の事態に 進駐軍が動かないはずがない ソ連もへったくれもない
・皆んな健康気にして タバコ🚬吸ってない
以上の点は 本作の メッセージ性 ドラマ性 カタルシス性 に何ら響かないので 安心を。
ただ、最後は 評価分かれるだろう
最後の最後の【続編ありか?】は余計だった。
でも ゆとり世代Z世代にも合わせた 好作品 テンポよく、面白く 人間性
でも、最後はなぁ・・・
皆さん見てください、現行のVFX技術では最高作と個人的に思った。
がっかり
山崎監督が、三丁目の夕日の最初の夢場面でVFXでゴジラを登場させて以来、山崎監督によるゴジラ映画をどれだけ心待ちにしていたことか。
いかに特撮が優れていて、戦後すぐの日本という時代設定が心躍る物であっても、クソ寒い脚本では……、この結果本当に残念です。
上滑りのエセヒューマンドラマは心に刺さりません。
なぜ、占領下の日本で米軍が出てこないの?
民間だけのゴジラ対策室って何よ?
こんな脚本で作品を作るなんてあり得ない。
せっかく、堕ちに堕ちたゴジラ映画がシンゴジラで持ち直し、今回の70周年ゴジラに心から期待していたのに。
情けないです。
山崎監督どうか2度とゴジラに関わらないでください。
これこそ作られなければならなかった本当のゴジラの続編です 70年かかってやっと正しいゴジラ映画ができたのです
ゴジラ -1.0
2023年11月3日公開
もちろん69年前のこの日に最初のゴジラが公開されたから11月3日に公開日が設定されたのです
だからゴジラファン、特撮ファン、根っからのオタクなら、どうしても当日に観にいくことに意味がありました
結論から言うと、史上最高のゴジラ映画でした
感動しました
期待を遥かに上回ってきました
衝撃をうけました
これこそ作られなければならなかった本当のゴジラの続編です
70年かかってやっと正しいゴジラ映画ができたのです
本作は初代のゴジラより7年前の1947年に時代を設定しなおしたリメイクです
ですが、これは続編なのです
「ゴジラの逆襲」から「シン・ゴジラ」を私達は経験してきてもまだ正しいゴジラの続編の答えを得ていなかったのです
本作がそれです
これが待たれてきた正しいゴジラ映画だったのです
ゴジラとはいったい何か?
日本を壊滅させ得る超絶的な災害の暗喩です
戦災の生々しい記憶、核戦争の予感がゴジラを生んだのです
だからそれを継承していなければ、正しい続編足り得ないのです
「シン・ゴジラ」は東日本大震災と原子力災害、政治の崩壊という日本が壊滅寸前にまで追い込まれたからこそ生まれた傑作でした
しかしそれでもまだ足らなかったのです
21世紀の私達はウクライナ戦争を目撃しました
戦争は21世紀でもあり得えたのです
もはや存在しないと言われたゴジラが現れ、否応なく圧倒的な力で、平和な暮らしをいとも簡単に破壊し尽くしていく様を私達はまざまざと見たのです
戦争を放棄したと勝手に宣言していても、ゴジラはそんなものを歯牙にもかけないことを現実として知ってしまったのです
つまり本作の世界は、ウクライナ戦争を目撃した21世紀の日本と地続きの世界なのです
本作の世界は、敗戦直後で陸海軍の軍備は放棄され軍隊は既に解散しています
自衛隊も、もちろんまだ存在しません
そしてゴジラの出現に米軍は、ウクライナ戦争のように出動してはくれず、とりあえずの武器だけしか提供してくれないのです
日本政府は情報封鎖して国民を混乱させないようにしかできない
そのような世界です
それでも軍隊ではない軍隊を組織して、憲法や法律上の正当性すらないのにゴジラに立ち向かう人びとのドラマです
すなわち本作は戦後の日本そのものの物語なのです
サンフランシスコ条約で日本が再独立を果たして、憲法9条の下で軍隊でない軍隊という自衛隊をもってなんとか平和を維持してきたという物語の暗喩なのです
そう自衛隊が設立されたのは初代ゴジラの公開と同じ1954年なのです
来年がゴジラと同じく70年だったのです
だから本作は1954年と2023年の間の69年を埋めるべき本当のゴジラの続編なのです
2023年の現代の日本
ゴジラが象徴しているものが、本当に現実としてやってこようとしています
そのときいったいどうなってしまうのか
それを真っ正面から映画にしているのです
だから本作は本当のゴジラの続編と言えるのです
現実から逃げていても、否応なくもなく日本は壊滅させられる
理屈も対話も通らない相手という存在は本当にいることを私達は見たのです
それでも愛する人、幼い子供を守りたいならどうするのか?
戦争するくらいなら、殺されよう!
繁華街でそんなビラを撒いてギターをかき鳴らして太鼓を叩く老人達
それが正しいのでしょうか?
その問いかけに、今まで私達日本人は、本作の主人公の敷島のように逃げ回ってきました
でも、いま私達はウクライナでゴジラが出現してどうなったかを見たのです
そして東シナ海でゴジラ接近のシグナルを受信もしました
朝鮮半島からは、ゴジラの熱線がきらめいて日本列島をなんども飛び越えて行くのも目撃したのです
70年間、現実を見ずに逃げ回ってきたツケを払う時がきたのです
生きろ!抗え!
本作にはこの惹句がつけられています
これこそ本作が伝えようとしたメッセージなのだと思います
まもなくゴジラが上陸しようとしています
その覚悟をするときが迫っていると本作はメッセージを送っているのです
劇中、元駆逐艦「雪風」艦長が「強制は出来ません、無理な人はこの場を去って構いません」と言います
しかし誰かがやらないとならない仕事なのです
あなたは去る方の人ですか?
残る方の人ですか?
決断する時が来たのだと告げているのです
主人公の名前は敷島です
敷島とは、大和と同じく日本の別称なのです
あなたはそこに気がつきましたか?
庵野監督がいうようにツッコミどころは満載です
ヒマラヤのようにあります
でも分かってやっていることがビシビシつたわってきます
分かってやっていることと、知識もなく無自覚にやっていることとは100億光年の隔たりがあるのです
庵野監督の言葉は嫉妬の裏返しのように聞こえました
2014年のハリウッドゴジラを撮ったギャレス・エドワーズ監督も嫉妬したとのコメントを出されています
掛け値なしに正直な発言だと思います
実写版の「宇宙戦艦ヤマト」の惨状がトラウマでした
だから山崎貴監督がゴジラ70周年記念作を撮ると聞いて不安を感じました
「ゴジラ Final wars」の50周年記念作に泥を塗った有り得ないほどの空前の大失敗
その二の舞になりかねないと本当に不安でした
「Always 続・三丁目の夕日」でのゴジラシーンで山崎監督にゴジラ愛は有ることは分かっていたのですが、それでも不安だったのです
もしかしたらタイトルの「-1.0」とは
そのことを意味しているのかも知れません
マイナスの期待からの出発です
しかも前作は「シン・ゴジラ」だったのですから
しかし、本作はその「Always 三丁目の夕日」、「永遠の0」、「アルキメデスの大戦」で見せた山崎監督の最良の部分がピタリと焦点を合わせて恐るべき傑作を生み出したのだと思います
脱帽です
不安を感じた自分を恥じます
史上最高のゴジラ映画だと断言します
星5つではたりません
100個でも200個でも、ありったけつけましょう
蛇足
今日の海上自衛隊は、本作で登場したままの機雷を掃海する部隊からの発足だったそうです
追記
何故1947年なのか?
それに何か意味があるのか?
それが気になっていました
ずっとつらつら考えてきてやっと分かった気がします
本作が何故1947年に設定されているのか?
それは日本国憲法が1947年に施行されたからです
そして発布されたのはその前年の11月3日だったのです
追記その2
大石典子が大空襲の火の海の中、押しつけられるように赤の他人から託された子供明子の事が気になって居ました
なぜ他人の子供の設定なのか?と
シンプルに典子の子供の設定になぜしなかったのか?と
明子は典子の実子で、典子は戦争未亡人の設定でストーリーには何の影響もなく成り立ちます
なぜ敢えて設定を複雑にしたのでしょうか?
そこには必ず意味があるはずだと
明子は終戦前の3月10日の東京大空襲以前に生まれていますが、彼女は1945年の生まれで間違いないようです
つまり彼女は戦後の日本を象徴している存在なのだとやっと思い至りました
だから敷島は「お前の父親ではない」と何度も明子にいうのです
戦前とは血が繋がっていないと、軍国主義の大日本帝国と戦後の日本国とは血が繋がっていない赤の他人なのだと主張しているのです
それでも、敷島と大石典子は、そのまだ幼い明子を愛おしみ育て命をかけて守ろうとするのです
問答無用で押し付けられたといういうことなら1947年の新憲法も同じです
つまり明子は新憲法の下新しく生まれた日本国という暗喩が子供の形をしている存在だったのです
だから明子の演技はわざとたどたどしく演出されていたのです
戦後の平和日本を守りたい
たとえ他人から押し付けられた子供であっても愛しいのです
しかしその子を守る為には逃げ回っていてばかりでは駄目だ
軍隊でない軍隊で戦わざるを得ないこともある
それが本作のメッセージの全貌だったのです
やっとわかりました、山崎監督
素晴らしい作品をありがとうございました
全面的に同意します
そしてアカデミー賞受賞おめでとうございます
台湾、韓国、中国、東南アジア各国のアジアでは本作は未だ公開されていないことを知りました
何らかの興行ビジネス上の問題があったのかも知れません
いやもしかしたら、ここに本作の本当のメッセージの意味を勝手な考えとして記してますが、それが当たらずとも遠からずだった証拠だったのかも知れないと思いました
アジアで公開すると政治的な批判を受ける可能性があるとの懸念を持って、東宝は敢えてアジア市場を放棄したのかも知れません
もちろん勝手な邪推にしか過ぎません
名作でしょ
庵野さんのより面白かった。
神木隆之介はじめ役者が素晴らしい。浜辺美波はシン・仮面ライダーより血が通った演技で良いし。反戦であり反核であるが説教臭くなくビジュアルで怖さを伝える。その前段に役者がきちんとドラマを演じてくれたからゴジラのクソ怖さが倍増する。これがゴジラだ!ってな感じで良かった。昭和の銀座や逃げ惑う人々の描写も素晴らしい。で、泣けるんだよ。鼻をすする人多数。観て良かった。もう一度観たい。
2回目鑑賞。LIVE ZOUOD。
やはりおもしろい、傑作だ。
今の日本みたいな情報統制など単なるモンスター映画としてではなく色々考えさせられた。1回観てパンフ読んでYouTubeのいろんなチャンネル観たらまた観たくなり2回目鑑賞行った次第です(笑)
追伸・・3回目行きました(笑)1週間で3回鑑賞。
4DXScreenで体感してきました。銀座のシーンはケツが浮きました🩸
山崎監督だと判断できるゴジラ映画
戦後間近の日本を舞台に特攻隊から逃げた過去をもつ敷島少尉と敷島少尉の人生に危害を加えた本作ゴジラへの戦いを描いた物語。シン・ゴジラの国内次作となるためハードルは高いと言えるが、舞台も描き方も違うのでマイゴジはマイゴジらしいさがあり、特に優劣ができないと思いました。今作は敷島の人間像に焦点を当てた時間が多く、同棲することになった典子や船乗の仲間たちとの奮闘が見所だと感じました。ゴジラに関しても独自のデザインで凶暴性が特に過去と比べて上がったかと見れました。それにしても太ももがかなり太い。また、再生能力も備わってる点もなかなか手強いゴジラでした。現代のような高層の東京都ではないある程度地平線を見渡せる高さの建物しかないフィールドでゴジラがいるのも現代となってはなかなか新鮮でした。
特型と二等では同じ駆逐艦でも速力が違いすぎるだろ
ゴジラと安藤サクラはよかったが、それ以外は…特に主役は酷すぎる。軍ヲタ、鉄ヲタ、理系ヲタ達が一斉にブーイングしそう。およそ「考証」という概念がないのだろう。
ところで、この国民的大スターを反戦・反核の象徴と見なすのは皮肉じゃなく健全な精神の表れだと思うが、本作を含め歴代作品を観ると、本気で守る気がなかったら邪悪で凶暴な者に容易に蹂躙される、というシンプルな現実を突き付けているように思える。本作で描かれる日本はまさに丸腰だし。
この件、あまり深入りすると生臭くなるので止めておくけど、何にしろ古希目前の、ガッズィーラではないゴジラの益々元気なお姿に接し単純に嬉しい。
ラストシーンは「おやくそく」だが、続編作るなら監督かえてね。
面白い!!
いやー、良かったです!シン・ゴジラとはまた異なるアプローチで面白かった!個人的にはシン・ゴジラより、ゴジラのデザイン、そして今回のゴジラの倒し方は好みでした。
山崎監督はやはり、ハリウッド映画好きと言うこともあり、みんなが観たいと思ってるカメラワークや見せ方が本当によくわかってて上手いなぁと思いました。庵野監督はもうありきたりの王道カメラワークとかが嫌いで本人が面白みを感じないが故に、ありとあらゆる角度から撮った素材から、新鮮なカメラワークを探し出す手法が有名ですが、イチ観客としては、やっぱり王道でも観たいカメラワークやシーンは入れて欲しいもので、今回は圧倒的なパワーで銀座を蹂躙するゴジラのシーンや、戦艦との海上バトル等、テンションが上がりまくりのシーンがいくつもあって最高でした。突っ込みドコロはもちろん色々あるのですが、そんなコトは全く許せる程の出来でした。これは映画館で観るべき映画だと思うので、
迷ってる方は是非、映画館で見て欲しいです!
昭和の特撮
ゴジラ映画としてはゴジラのシーンが少なかったですね。
大きなストーリーとして戦争があり、そこにゴジラを重ねたって感じでした。
ストーリー的に変なとこがそこかしこに有ったけど、全体的に悪くはなかったです。
皆さんの評価が両極端なのが面白いです。
一番迫力のあるゴジラ
今までで一番怖い迫力のあるゴジラだったな。そこがこの映画の見所でしょう。
ただし、怒った時の背びれの動きは機械的でそこだけはお粗末でした。
ドラマとしてのストーリーは特段にレベルが高いというわけではなく、ありきたりですが、一応違和感なく共感できます。
最後のシーンが不気味ですね。
ドラマ部分が良ければ…
良い場面を予告編で出しすぎとは思うけど、ゴジラの出てくるシーンは総じてアクション・映像・描写すべて良かった。
あの熱線のギミックもケレン味溢れてたし、個人的には銀座でアクティブに暴れすぎとは感じつつ、アレも悪くない。
ただ、人間ドラマ部分はちょっとなぁ。
なんであんなに説明しちゃうんだろう。
セリフだけじゃなく、いわゆる「フラグ」を分かりやすく次から次に立てるから、「あ、この人はこの後○○ってことね。」ってなっちゃう。
まあ、東宝としてはゴジラは看板だし、前作のヒットがあるから、広い世代と映画に馴染みのない観客を見込みたいから、「分かりやすい」ことは大事なんだろうけど。
結果、ドラマ展開の驚きや感動はかなり薄くなってしまったのは否定できない。
すごく野暮ったい印象になってしまってるのはもったいないな。
端的に言うと…ダサい!
加えて個人的な趣味で言うと、「絶望感」がもっとあれば。
あの派手な熱線を放射した後の「引き」の映像が欲しかった。
あれがどのくらいの距離に対して、どのくらい破壊力があるかが視覚的に分かると、その後の熱線ギミックがもっと緊張感を持つだろうし、何しろ「ああ、こいつ怒らせたらこっちの命がいくつあっても足りないわ」と思わせる、圧倒的な絶望感になったと思うんだけど。
初めての……ドキドキ
歴代のゴジラ映画で初めてドキドキした気持ちを
味わった。
ストーリー構成、現実に近い設定、人間のストーリー
も、全体が凄くスムーズに感じた。
最後の最後で……💦
この手の期待を持たせて終わるとは、そこが唯一の
マイナス点かなぁ……
ドラマティックなゴジラ映画
あれ?戦時中の昭和映画か?っての出足。結局この設定がゴジラだけじゃない最高のストーリーを生んだ!
ゴジラも楽しめたし、話も良かったし、ある意味ラブストーリーにもとれた。これはゴジラ映画か?って(笑)
素晴らしい映画でした。
予想とはだいぶ違った。
楽しみにはしていたが、期待はしていなかった、、、
嬉しい裏切り。
余談
最初、神木くんを何で撃たなかった?ってだいぶ内心責めました(笑)
ゴジラ登場しやっつける術が見えず、思わず内心ウルトラマーン来てーって思いながら観てました(笑)
途中からゴジラが可愛く見えたのは自分だけだろうか?
売れろ
うーん、戦争のやり直しと描かれてしまったかー。
それが良く無いとは言わないけどやっぱ切ないなあ。
皆んな知っての通り、日本が行った戦争は大きな間違いで愚行なんだけど、あの戦争でこうしておけば良かったとか、あの死が無ければとか言われてもなー。
って、別に今作山崎監督悪く無いよ、VFX凄く良いし絵作り、脚本程良く観客に優しいし、客入りも多くてファミリーもいっぱい居て愛されてる感満載の劇場だったよ。
俺は今作大成功してもらって、ゴジラってコンテンツに金脈が有るぞと業界に認識してもらいたいからさ、ゴジラ映画を!怪獣を!
今作も伊福部BGM流れた時は劇場で声出たぞ、アガるー!
まあ本音は、死んだはずの人間を生きてました
の好都合はちょっとなーって、そこだけかな。
実はゴジラより現実のが人に厳しいしな。
第1作&シン派なので刺さらず…
極力人間ドラマを廃し(シンに至っては全く無い!)
謎の巨大生物に対処する人類の叡知
を突き詰めたゴジラ作品が好きなモノで、ハリウッド寄りな作風の人間ドラマを描きつつ…な本作は個人的に刺さりませんでした…
その人間ドラマ部分が面白ければ文句有りませんが、巨大生物無関係な主人公絡みのシーンがとにかく長い事…
複雑な設定の家族にまつわる全てのシーン、これって必要?、ドラマ部の尺稼ぎでは??
それと、時代設定的にもっと昭和顔の俳優使って欲しかったですね、合格ラインは浜辺・吉岡・安藤、対象外は小僧と整備士。
そして肝心のゴジラのビジュアルと動き。
ビジュアルはシン+エメゴジ、逆関節は恐竜味が出てしまうので好きではありません。
動きも全体的に速すぎで、巨大な物体が動くリアルな"遠近の速度差"をもっと与えるべきではなかったのかと。
ただでさえ短いゴジラが暴れるシーン、そんな動きの調整やメリハリでもっと尺を稼いでじっくり見たかったですね。
シンも短いですが、そこら辺分かっている製作陣のセンスや努力を感じました!(…しかし「シン・ウルトラマン」の怪獣バトルは酷かった、あれよりは全然マシです)
"-1.0"の意味、第1作が1954年なので、それ以前の時代設定なので…という事なのでしょうかね。
山崎ゴジラ、個人的には三丁目のアレの方が好きです…
予告編が良いだけに…
戦後直後とは言え台詞・台詞回しがクサく無理がある。 神木隆之介の硬軟効かせたメリハリある芝居に比べ佐々木蔵之介の東京弁は大袈裟過ぎて噴飯もの。
子役…全く駄目で邦画の弱点が今作も。
見る前に95%の客が思った通りのオチ
まぁ想像通りすぎて…
そのせいで、この作戦はこうなるんだろうなっていうことがそのまま起こるので全然ドキドキしない。
邦画のテンプレというか うーん。結論ありきで全て組み立て出る感じ。
まぁ、多少の+αはあるんだけど、薬味程度でしか効かないからこれで成立はしないんじゃないかなっていうね。
俺の戦争は終わってないとか、くさいセリフが多いのは
相変わらず。
木造船の3人組をセリフの言い方でキャラ付けしたかったのかもしれないけど、違和感を覚える不自然なセリフで萎えた。
最初のゴジラのシーンはジュラシックパークっぽかったし、銀座の部分は初代オマージュが多かった。
よかった点としては、
熱線の演出がかっこいいこと、ゴジラへのヨリの見せ方
ゴジラの背びれが特徴的でデザインもカッコよかったということくらい。
あと、銀座にゴジラが来た時は、めっちゃ興奮した
こういうのが見たかったけど、海での戦闘が多かったのが微妙
もっとゴジラの見せ場増やしてほしかった
薄っぺらいドラマパートが多いなぁ
戦後が舞台でマイナスワンという割には、戦争が終わって数年経ってるのでそれなりには復興してるし
永遠の0みたいなのがまた撮りたかったんですかね…
山崎監督の作品が好きな人は、らしさ全開なのでオススメですが、この監督が合わない人は避けとくのが無難かと。
自分には合いませんでした。
怪獣プロレスならハリウッド、ストーリーならシンゴジラと最近のゴジラはバラエティ豊かですが
今作はそのどちらも中途半端で2時間薄い内容でした。
評価に困る😅
ゴジラを伝える
公開初日の初回を鑑賞しました。作品全体を通して山崎監督以下、作品に関わった人達のゴジラへの愛情、過去作品への敬意が端々に感じられました。戦争があって今の日本があるように過去作品があって今のゴジラがある。シン・ゴジラと今作でバトンは次の世代へという感じでしょうか。未来のゴジラは若者達に託した!
全1361件中、1321~1340件目を表示