劇場公開日 2023年11月3日

ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価

全1360件中、1201~1220件目を表示

5.0未来を守る、未来を生きる。感動の人間ドラマ。

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

とにかく凄い!絶対に劇場まで見に行って欲し映画です。題名はゴジラだけど主役はゴジラじゃない。未来を守り、未来を生きるために戦った人たちみんなが主役です。壮大なスケールで描かれるみんなの戦いの記録です。今までのゴジラ映画の中で最高ランク。神木隆之介、浜辺美波またまたの共演は素晴らしいの一言。二人とも生きていてくれて本当に良かった。脇を固める俳優陣もお見事でした。最後は涙してしまいました。感動の人間ドラマ。本当に凄い映画を見ました。

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たつのこ

4.0↓+↑+!=⭐︎?

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

これまで良くも悪くも数多の作品が作られて来た、もはや日本の伝統芸能とも言えるゴジラですが、ついに令和5年の最新技術を結集して、昭和29年への原点回帰というか、換骨奪胎というか、ゴジラ正史の大本命が爆誕したな、というのが観終わった時点の素直な感想です。

恐らく、昭和29年に円谷英二氏が作りたかったのはこの様な作品だったのではと思います。

この作品を観て、観客としては大喝采しつつ、製作者としては歯噛みされているのではと感じました。

これまで多数のゴジラ作品を観てきましたが、全てテレビやビデオでの鑑賞でしたので、お金を払ってまで劇場へ足を運ぼうという気になったのは本作が初めてです。

折角ならと、西日本最大(?)の109EXPOCITYでIMAX鑑賞しましたが、心の底からこの環境にして良かったなと感じました。

山崎監督といえば、やはり真先に頭に浮かぶのは「永遠の0」ですが、敷島のイメージは宮部に大きく重なりますし、佐藤直紀の劇伴も永遠の0をセルフオマージュしつつ、非常に密に伊福部昭の劇伴と融合していて、原点をリスペクトしつつ、オリジナルの主張もしており、温故知新の成功例だと思います。

また、時代背景が戦後間も無くだとは知っていましたが、まさか雪風や震電の勇姿が大画面で観られるとは思いもしなかったので、鳥肌ものでした。

当時の戦艦や戦闘機に造詣の深い山崎監督ならではの脇役(?)選びで、単に大迫力の怪獣映画というだけではなく、戦争映画のファンも歓喜した事と思います。

また、最高傑作の呼声が高いシンゴジラでは深海魚のラブカがモチーフに設定されていましたが、本作では序盤のT-REXからしても、魚類ではなく爬虫類ベースの造形になっているのも好印象でした。

外見から察するに、ガラパゴスのウミイグアナがモチーフになったのではとされたのだと想像しますが、水生爬虫類であるからこそ、泳ぎが得意なのも当然で、着ぐるみでは実現不可能な、泳いでいるゴジラを正面から間近に観られたのも非常に斬新でした。

シンゴジラは、庵野監督が円谷ゴジラを自分の世界観へ引きずり込んだ上での傑作であるのに対して、ゴジラ-1.0は、山崎監督が初代ゴジラの懐に飛び込んで、その中で良い部分を引き出しつつ、自分の得意分野を融合させた傑作だと思います。

少し残念に感じたのは、山崎監督の優しさが仇となって、ラストで興醒めしてしまった点です。

銀座上陸時の死亡者数が3万人以上と報道されている中で、典子だけ(?)が奇跡的に生きていた事にするのは、いくらなんでもご都合主義だと感じましたし、そもそも逃げ惑う雑踏の中で敷島と典子が出会える奇跡にも、微妙な違和感を感じてしまいました。

また、海神作戦時のゴジラは、相模線の海溝の真上であるにも関わらず、陸上で二足歩行するのと同じ姿勢で直立していましたが、足場がある訳では無いので、本来ならウミイグアナの様に腹這いの潜行姿勢になっているのが自然だと思いますがら、いかにもロープを巻いてもらうのを待っているかの如き描写にも、不自然さを感じてしまいました。

極め付けは、敷島と典子が生きていた事です。

特攻礼賛と解釈される事を配慮しての設定かもしれませんが、数万人規模の未曾有の死者を出しているに関わらず、何故か主人公とその家族だけは無事だと、「へぇ〜、結局はそういうオチにしたのね。」と冷めた気持ちになってしまいました。

東日本大震災でも、家族を亡くした方が多数いらっしゃる中で、その様な悲劇を経験しても力強く復興する日本の底力を表現しようとしたのなら、安易に主人公の家族内に閉じたハッピーエンドにするのではなく、他の方と同じ苦しみや悲しみを受け入れつつ、敷島や典子の犠牲の上で生き残った明子が立派に成長し、両親の墓参りをしながら、強く生きていく事を誓う展開の方が、よっぽど腹落ちしたと思います。

但し、あれだけの爆風に吹っ飛ばされた典子がほぼ無傷に近い状態だった上に、微笑む表情が人外の存在であるかの様な不自然さを感じました。

首筋にあった背ビレ模様のアザが、実はゴジラが撒き散らしたゴジラ細胞に侵食された部分であり、急回復もその影響だったというオチなら納得出来ます。

その場合は、同様の回復者が続出すると思われますし、更にそれがシンゴジラにおける第五形態のメタファだったという強烈な毒設定だとすれば、ブラボーの拍手を惜しみなく贈りたいと思います。

何れにせよ、作品全体については非常に大満足の傑作でした。

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だるちゃ

4.5シンゴジに迫るぐらい好きよ。

2023年11月4日
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元々私は最初に観たゴジラが白黒の初代で、山の向こうからのっそり上半身を現す巨大な怪物に、子供心に恐怖を刻まれましたよ。その次がアンギラスのやつだったかな。
私自身は昭和ではなく平成ゴジラリアルタイム世代なんですけどね、家に初代やらのVHSがあってそれを観たんです。聞いた事ないけど、親の趣味だったのかな。
だからか分かりませんが、「僕らの味方」時代のゴジラは大分好みから外れてて、その現代解釈版と言えるような「調停者」?だか何だかのレジェゴジもあんまりなんですよねぇ。橋壊せよ。潜ってんじゃねえよお前怪獣だろ。みたいな。
ゴジラはやっぱ巨大で理不尽な災害であって欲しいんですよ。一種のパニック映画としての面白さ怖さが欲しい。日常にたった一つ巨大な嘘としての「ゴジラ」だけを放り込んだ感じというか。
そこ行くと、ゴジラ災害シミュレーションたるシンゴジはまさに私みたいな人間が夢に見つつあり得る筈もなかった奇跡のような作品で、あれ以上のものはもう出ようがないと思ってました。

ただ、今回は「そう来るか!」というアプローチでその高いハードルに挑んできましたね。
とにかく白組のCG凄いとは聞いてたけど本当に凄いな!部分部分気の抜けたようなカットもあったけど、かなりの部分ハリウッドに引けを取らない画にちゃんとなってるよ!!予算規模は比べるべくもないだろうに、素直に凄いと思う。
それに加えて、ちゃんと?監督がゴジラを「怖い存在」として描こうとしてくれたお陰で、デザインといい、行動といい、「恐怖の対象」としての絶望感が半端無かったです。これが最大の美点かな。
臆病者と変わり者、可愛い子供の歪な同居生活も、戦後の混乱期という特殊な舞台設定のお陰もあり、怪獣映画のドラマ部分としては全然観れるデキだったので、やっぱり予算の問題か?怪獣そっちのけの時間がどうしても長くならざるを得ず、ダレはするんだけど、そこまで退屈したりウンザリしたりせずに済みました。

ただまぁ、全編に渡っての圧倒的スピード感、緊張感、編集の小気味良さカッコ良さを持ったシンゴジはこれからも何度も見返すと思いますけど、今回のゴジラは、見返すとしてもゴジラが出てるシーンだけだろうなとも思うので、個人的に思うシンゴジのハードルを超える事は無かったかなと。ただ、堂々と挑んでかなりイイ線行ってくれた作品であるとは思います。面白かったよ!山ちゃん!

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不敗の魔術師

4.0泣けるゴジラ、そして不死身の男、神木隆之介w

2023年11月4日
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公開初日に行くほどゴジラが好きってわけでは決してないけど、スケジュール的にあったし、新作ゴジラだし、とりあえず、的な。
前の映画から1時間20分後の普通上映にするか、1時間45分後のIMAX上映にするか……その程度の違いならIMAXかなーと何気なく選んだけど結果大正解✨✨✨音も映像も是非ともこだわりのあるスクリーンで観てほしい😊

ゴジラ映画ではあるんだけど、ゴジラ映画ではなく、戦争映画としての側面がめっちゃ強い。なんならゴジラの登場が原爆投下に立ち向かう日本にだって見えてくる。

ゴジラ映画で初めて泣きました💕
良き良き。また観たい📽

ゴジラ、どんどん欧米化してるというか小顔でスタイル良くなってる気がしてるwそして前に観た作品(←シン・ゴジラぢゃなくてなんだったかなー思い出せない😅)の時にも感じたけど、ゴジラを攻撃した時の反応がどんどんオーバーリアクションというか人間じみた感じになってるwww
今回で言うと、深海に引き摺り込まれた時。『た〜すけ〜て〜』とでも言わんばかりの水面に助けを求めて手を伸ばす仕草が可愛い過ぎて(´∀`艸)♡♡ゴジラも死にたくないのねー、ってwww

そして、何度ゴジラと対峙しても絶対に死なない不死身の男、神木隆之介ww

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らまんば

3.5怪獣映画の悪しき慣習

2023年11月4日
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単純

興奮

前半の主人公(神木君)のクズっぷりが見ていて胸糞悪くなりましたが、ストーリー展開や各伏線が素晴らしく見ているうちに引き込まれていきました。映像もシン・ゴジラに見劣りせず、ラストシーンまでよく練り込まれていた良作だとおもいます。

 だからこそただ垂直立ちして直進するだけの生物的にありえない従来のゴジラ像から脱却できていない部分の違和感がすごすぎました。リスペクトはいいんですが、ずっと続いているこの悪しき慣習から脱却してほしかった。他が良かっただけにこの一点だけで途端にチープに見えます。今時の子供でもそっぽ向いちゃいますよ。

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岩兵衛

4.0これは、見るべき映画

2023年11月4日
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まったく期待せず、時間潰し的な感覚で鑑賞
正直いままでの日本ゴジラはお子様向け印象があったが今回は某局の朝ドラ世代向けの戦争映画にゴジラが出てくる感じ。若い人には受けが悪いかも?でもそれが良い!シンゴジラのように新しければ良いじゃなく、これがゴジラだ!と世界にアピールできる映画になった!
ゴジラ=災害=反戦争
本来のゴジラ映画の役目を見事に表現した歴代ゴジラNO.1映画だと思います。

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ヨシ

3.5シナリオの都合?突如としてアホになる登場人物。

2023年11月4日
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終戦直後、復興間近の東京にゴジラが来襲したらどうなるかという物理的挙動、政治的背景なんかは大変素晴らしくカッコよく、時に都合よく(笑)かなりの精度でシミュレーションできていて一見の価値あり!と思いました。さすが特殊映像系監督の第一人者である山崎貴監督です。その手腕が十二分に発揮されていて感服いたしましたよ。

ただ、音響、音楽含め「かっこいい絵作り」に関しては日本トップレベルでも登場人物達の思想、心情を背景に、この異常事態にどう発言し行動するかを「推察してシュミレートする」ことに関しては、申し訳ないですがお世辞にも及第点とは言い難たいです。

序盤、その理由、詳細を知らなければ単なる帰還兵でしかない主人公に理不尽に降りかかるかかる戦争、ゴジラ関連のヘイトをみるにつけ、アレレ・・・と思ってたのですが、その予感は的中!大事な場面で取るべき行動をとらない登場人物がわんさと出てきて閉口いたしました。

特に直近にゴジラ上陸の可能性が極めて高い、でも市民にそれを知らせる術もない、という中で次善の策「家族だけでも疎開させる」などさえ思いつかず呑気に子供と戯れる主人公のシーンを挿入するあたり、「危機意識ないアホか?」と、むしろ滑稽になりました。平和ボケした現代人ならまだしも、数時間先に生きている保証がない過酷な環境下を経験した人間のとる行動じゃない。

主人公以外も全体的に見た目綺麗で感動的なシナリオ、結末に辻褄合わせて行動してくれる人々が多数出てきてああ、最後はこうなるだろうなと思ったらやっぱりそうなりました(笑)。私みたいな素人にここまで当てられたらシナリオ、演出としては基準以下と思います。

最高の映像、音響、音楽、一方、安い脚本、演出にほんとうにアンマッチで何かとてつもなくもったいないと感じました。

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やまちょう

4.5本当に怖いゴジラ

2023年11月4日
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怖い

興奮

さっそく観てきました。
少し都合の良過ぎる箇所もありますが、怪獣エンタテインメント映画にそこまで言うのも野暮ですね。
十分に面白く怖いゴジラ映画でした。
「シン・ゴジラ」が得体の知れない物の恐怖を描いていたのに対し、今回のゴジラは極限状態の中で情け容赦なく暴れ回る恐ろしさがあった。
CG映像を駆使したリアルな映像表現は山崎監督の本領発揮というところでしょうが、ゴジラの重量感や間近に迫る恐ろしさ半端ありません。弱小な武器でゴジラに立ち向かう人間とゴジラのスケール感対比と、迫りくる緊迫したスペクタル・シーンのエンターテイメント性も申し分ありません。
本当に怖いゴジラ体験をさせてもらいました。

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masa

5.0ストーリー・映像・テーマ曲のタイミング、全て最高!

2023年11月4日
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4Dで観ました!とにかく凄い迫力です!
もう一度、池袋グランドシネマサンシャインの大スクリーンで観たい!映画と思いました!※必ず観に行きます!

1人の人間が生命を張ってなぜゴジラと戦わなくてはならないのか?とストーリーもしっかり入っており、ただ単純に大怪獣が現れた・戦わなくてはーって内容では無い!

辛い思いを背負ってること、幸せなこと、しかし幸せにさせてあげられない理由があること、それらに対して決着をつけること
とても感動しました🥹

そして、本当にゴジラはこんな感じで現れるんだろうなーと迫力あり過ぎました😆

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あき

3.5良かったけど、全体にライトかな

2023年11月4日
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テーマは伝わった。迫力もあった。復興中の東京の再現も素晴らしい。この状況下で見ると、圧倒的でなす術のない暴力、には感じるものがある。

しかし、0がマイナスになってしまうような絶望感は、そんなに感じられなかった。なんだか全体にライト。

震電とか、ダンケルク作戦風、とかは、胸熱なのかもしれないけど、余計だった気も。

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うさぎぐ

5.0ゴジラシリーズは初めて見ました

2023年11月4日
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単純

興奮

萌える

昨日アカデミー賞で作品系の賞を沢山受賞したので、見納めと思って3回目の視聴。
ゴジラのパニック系のシーン、グリーンバックで殆ど想像で演技してたとか、ゴジラの頭の辺りにゴジラ人形を置いて想像で演技するとか、本当に俳優さんってスゴいですね。
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2回目は奥さんと見に行って来ました。
彼女の質問で、答えられ無かったのですが、
どなたか分かったら、教えて欲しいです。

敷島がゴジラを連れ出した海、
あそこって深海ですよね?
ゴジラは立ち泳ぎをしてたの?
あの短い足で?
って、聞かれたのですが正解は分からず。
どなたか、御存知でしたら教えて下さい。
まぁ、どーでも良い質問なんですけどね。(笑)
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浜辺美波さんが見たくて行ったので
『戦いのシーンだけだと飽きるんだよなぁ。』
と、思いながら見始めたら、ゴジラシーン少なくて、ビックリ。
前半は神木くんと浜辺さんのストーリーだし、
後半は神木くんと吉岡くんのストーリーだし。
その間、お国のダメさ加減を愚痴ったり、過去を愚痴ったりと、『ゴジラシーン少なッ!』って感じでした。
私の場合、戦いのシーンが多いと眠くなるので、大変良作てした。

今回 I-MAX で見ましたが、画像はともかく、音響が良いスクリーンで見たい作品です。

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ぷぅ

4.0かみきくん・・・

2023年11月4日
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泣ける

興奮

シンゴジラで十分満腹だったのに、またゴジラ?
スペシャルディナーの後にまずい料理は食いたくないぞ!
と思いついつい出かけてしまう悲しい怪獣映画全盛世代。
結果、悪くなかった!足を運んで良かった。

まず、ゴジラ自体の造形も王道、
世代的にはすんなり受け入れられ違和感なし。
VFXも日本の映画としては秀逸と感じられた。

だが、なんと言っても心躍ったのが豪華俳優陣の名演。
特に吉岡秀隆の飄々とした能ある鷹は爪隠す的演技は彼の真骨頂。
ドクターコトーにはガッカリさせられただけに心が熱くなった。
また、安藤サクラ、山田裕貴、佐々木蔵之介らもさすがというしかない。
時に涙が溢れた。

主演の2人には朝ドラを観ていない私でも既視感。
こちらの方が先だろうから、国営放送の嫌がらせ?
2人には大変好感を持っているし、演技に何の不満もないが、
設定やストーリー展開にはかなりフラストレーションを感じた。
まず、どんな理由があれいやあるからこそプラトニックは不自然すぎる。
また、神木君がとにかく情けなさすぎる。
最後も勇ましいようでジコチュウ。
整備士の機転がなければ、自己満で死んでいったことだろう。
ラストもそうなるだろうなとは思っていたものの、かなり安易。
泣いたけどw

個人的には戦後じゃなくて近未来を感じながら観た。
中国は巨大なゴジラになってしまった。
結局核保有国は互いに身動きできず、
日本はこの映画のようにほぼ丸腰で対応しなければならない。
ゴジラは話し合いで解決してくれないのだ。

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みみず

4.0最弱の装備でゴジラに立ち向かう胸熱映画だった

2023年11月4日
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楽しい

興奮

シン・ゴジラで国産ゴジラ映画のハードルがとてつもなく上がってしまった今、この-1.0は以前から劇場で流れていた予告編を観る度に不安しかなかったのだが見事に予想を裏切ってくれました。

初代ゴジラの時代設定より以前にゴジラに日本を襲撃させることで歴代ゴジラ映画最弱の装備で対抗せざるを得ない状況(米軍は静観、自衛隊は創設前)を作るとは思いもつきませんでした。秘密兵器に頼らず既存の技術と知恵と勇気で未知の脅威と戦う怪獣映画の原点でしょう。

また音楽の使い方がイイ。あのゴジラのメインテーマをクライマックスのあの場面で使うとは。さらにはあの飛行機が対ゴジラ戦の最終兵器で活躍するとは(実写作品での登場は初めてではないかな)

星5つを入れたいのですが、主人公を演じた神木隆之介という役者さんがどうもハマってない気がして星1つ減らさせていただきます。(ちょっと前まで劇場で嫌と言う程見せられた「大名倒産」の予告の悪影響か)

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ばとー

4.0ゴジラという存在の意味

2023年11月4日
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ゴジラとはすなわち
神の化身であり人の罪の象徴であり絶望の実体化
それは戦争の愚かさとも結びつき、今なお互いを殺し合う人の業の果ての姿とも言える。
今作はそのゴジラのオリジンとも言える根底をもう一度描き出し、ゴジラとは何なのかを再定義してし見せたような。
そんな畏怖や愛、何よりその存在に対する敬意が感じられた。

ストーリーとしては根本にある人間ドラマ という部分は割りと真正直。戦後日本を舞台にした場合に描かれやすいテーマが主ではある。
ただそこにゴジラという存在が差し込まれることでより人間同士の関係性や感情が立体的になり、安っぽさへ傾いていない。

そしてゴジラがメインとなるディザスターシーンや海上での衝突。
特にこの部分の見せ方が重要だが、要所で組み込まれる人間目線でのアングルカットや海中から半身だけ乗り出し圧倒的恐怖感をもって艇へ迫るゴジラを並行視点で捉えるショット、予告にもある電車の窓へ映り込むゴジラなど あくまで人間の視点にたったカメラワークが冴えに冴え観衆へ恐怖と興奮と抑えようのない高揚感を与えてくれる。
そして何よりも神々しい放射熱線。
尾から背びれへ徐々にトサカが突き出し青く光りながら放たれる美しい熱線。
そうだよこれが見たいんだよと。
結局のところここの説得力が欠けては成立しないのがゴジラ映画。そういった意味では描写で叩きつけて見せた今作はこの時点で既に成功と言える。

しかしそこに留まらず人間の罪の象徴たるゴジラをそれぞれに後悔や絶望を抱えた人々が再び立ち上がりその罪を乗り越えるため生きて抗うというのは、ゴジラを模して罪からの解放を表しているんではないか とも考えられた。
根底にあるテーマ性をゴジラを用いることによってすくい出しながら、あくまでも怪獣スペクタクルとしての破壊描写や表現を見失わない。
姿勢にブレがなく一貫性が感じられることで観客としても最後まで感情を持続しながら見ることができる。

ただし一つ不満を言うならばマイナスや負 というからにはもっと日本中を巻き込んだ暴走や破壊が見たかったという思いはある。
圧倒的な恐怖や無力感を実際に感じられたのが銀座での場面のみ というのは少し物足りない。
その意味ではシン・ゴジラには劣るように思う。
まるで人がアリかのように踏み荒らし叩き潰し焦土と化す。
絶望の存在であるならば、もっともっとそのどうしようもない絶対性を見せてほしかったと感じるのです。

しかし、最後にゴジラのテーマが流れた時
全身が震え奥底から湧き上がる喜びがたまらなかった。もはや既にその時点で傑作なのかもしれない。

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nazionale

5.0ある意味総決算

2023年11月4日
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 前から決めてた一人旅で広島に来ているタイミングに本作の公開が当たった。今日は午前に呉の大和ミュージアムと海上自衛隊のてつのくじら館、午後に広島の平和記念資料館を訪れ、戦後濃度が高まったところを活かしてまさかの旅先でのゴジラ-1.0。午前中に見た掃海業務の知識が見事にドラマに登場して大(自己)満足。
 山崎貴、毎回信頼できるところまでは行ってない印象だが本作は非常に面白かった。ヤマトにドラえもんにルパン、ドラクエ、そして遂にゴジラ本体へ。共通点はやはりVFXということになるが、永遠の0、海賊とよばれた男、アルキメデスの大戦でものにしてきた戦艦戦闘機描写がストーリーに結実したと言える。白昼海上海中のゴジラ描写も自然でよかったし、原爆実験に会う前の小型ゴジラを見せたのもスジ的に良かった。
 役者も青木崇高や掃海船の仲間や安藤サクラ、元軍人たちも、嫌なやつが居ない気持ちよい群像劇を見せてくれた。ラストに向けてベタベタな展開もあるが、むしろ喜ばしく受け止められた。
 神木隆之介はシリアスな大人の役者として初認識。浜辺美波はトム張りに列車にぶら下がったり包帯巻きの見せ場も。それにしても彼女の美しさは、(ゴジラが国際的なIPなだけに)遂に海外に発見されるきっかけになるかも…なんて、なったらいいな。
 あと、ゴジラ映画としてはシン・ゴジラも面白かったが、シン✕✕は曲芸的な面白さにすぎず、本作の一般的な面白さの方に軍配を上げざるを得ないのであった。

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またぞう

5.0やはり映画は蓋を開けてみないと分からない

2023年11月4日
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楽しい

興奮

キャストは文句なしだし、きっとクオリティ高いものが出されるだろうと思っていたのだが、それでも不安におとしいれる唯一のポイント。

山崎貴監督という1点だけが、僕は心配でした。

この監督は、良い時はとてつもなく素晴らしい作品を叩き出してくるが、悪い時はもう地の果てまで悪いから、ある意味賭けだと毎回思ってます。
前回この賭けに負けたのがドラゴンクエストだったわけですが。

でも、今回は素晴らしい出来栄えだったと思います。
怪獣映画というより、ヒューマンドラマの方がカテゴリーとしてはふさわしいかも知れません。
人間模様が深く描かれており、訴えかけてくるものがあります。

それにしても今年は安藤サクラ大活躍ですね。

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さかもと

4.5どストレート。誰が見ても楽しめる怪獣映画かつ山﨑貴監督(いい面だけ)の集大成

2023年11月4日
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めっちゃおもしろかったです!!!山﨑貴監督…やるやん……!!!
シン・ゴジラとはうってかわって、ものすごい正統派に怪獣をやりつつ、しっかり大人向けになっててええやんええやん。分かりやすい盛り上げどこも沢山!!
細かいつっこみどころは何個もあるものの、加点要素だらけで読了感は最高。ひさびさに拍手送りたくなった映画でした。

シンゴジラの後を任されたからには、普通は「俺はふた捻りくらいしてやるぞ〜!」的な作品出てきがちだろうに、ここまでど直球にしっかりと人間ドラマもプラスで乗っけてきてくれると思わなかった。
山崎監督でちょっと不安だった人間ドラマ面も、「主題が戦争(人間)側と怪獣側」で2つあったからか、時間的にもクドくならずにそれが逆にちょうどいい塩梅になった気もしますね。

ゴジラの無茶苦茶な暴力に破壊、絶体絶命、突然の援軍、秘密兵器。魅せ方的にはハリウッド寄りですが、やっぱ基本テンション上がりますよね

あと今回のゴジラのテーマの使い方、恐怖としてではなく、市民の戦いのためのBGMだったの正直歴年ファン的にはなんか違うなのかもとも思うけども、個人的にはめっちゃ好きだったですね。シンゴジ、エヴァでいうDECISIVE BATTLE(ヤシマ作戦とか)ですか。

しかしまぁこれだけ曇りに曇った顔の神木隆之介くんは初めて見ました。神木くんファンとしては胸が高鳴ります。オススメです(ニコニコ
山田裕貴も、若干ハイロー的な弟分山田裕貴、良かったですね(ニコニコ

一点もったいなかったのは、「戦後の0からの復興を-1.0にする」って話でしたが、復興が描かれるのは主人公の周りなのに、復興からの破壊が描かれるのはほぼ周り以外の場所なんですよね
そこは主人公の周りも破壊してもいいんじゃないかなとは思いましたがどうなんでしょ。実際やったらクドくなりすぎたかな…?

全体として、映画としては子供大人オタク一般人ほぼ万人にオススメできる素晴らしいゴジラ映画でした。
この映画を映画として微妙って人は、まぁ好みあるのかな〜って感じですが、
これはゴジラじゃない!ダメ!って感想の人は、恐らくあまりにも「自分だけのゴジラ像。他人の楽しみは知らん」に固執してしまっているんではって気はしますね……。

今回ので大仰なセリフやくさい演技〜みたいなマイナス面もまぁ分かるよねって感じなのだけども
じゃあ名作って言われてる旧ゴジラとかどうだった…?とか考えると、正直演技面はだいぶキツいの多くて、なんというか思い出補正とか、目肥えちゃったとかなぁい…?とは思いましたね。とにかく加点要素が多かったので私は満足です!

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in

5.0臨場感バツグン!感激でした!

2023年11月4日
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山崎貴監督ゴジラということで、めちゃめちゃ楽しみにしていました!
が、期待しすぎると裏切られる怖さがあったのも正直なところ😅
でも心配無用でしたね。文句無しに素晴らしかったです!!

とにかく見事としか言えないVFXによる表現。
舞台が戦後間もない日本というのもまた魅力的で、ALWAYSや永遠の0で魅せてくれたように、その世界観にどっぷり引き込んでくれます。
戦後の厳しい時代を生き抜く人々の人間ドラマも重厚で、この作品がゴジラだと言うことを忘れてしまいそうになります。
とくに、連れ子の明子ちゃんが健気で可愛らしすぎるが故に見ていて辛かった。
相手がゴジラであっても敵国であっても、結局大人の事情に振り回され犠牲になるのは子供達であって、胸が苦しくなります。

さて、今回のゴジラですが、正に恐怖そのものでした。ハリウッド版ゴジラのような怪獣なりの情みたいなものは微塵も無し。
シン・ゴジラのリアリティも素晴らしかったですが、外から現場を見ている感じで、どこか第三者目線でした。
それに対し今作は、まるでその場に放り込まれたような臨場感。ゴジラの恐ろしさがダイレクトに伝わってきます。
また、ゴジラの吐く熱線の表現がとにかくカッコよく、過去一といってもいい位の迫力!鳥肌ものでした😅

ゴジラ殲滅対策の方法が少し納得いかなかった事や、あの深度で上半身が立ち上がるゴジラって、下半身はどうなってるの?立ち泳ぎ?とか、気になっちゃう点もありましたが、細かいことを抜きにして期待を裏切らない作品でした!
そして、もはや怪獣映画と呼べる作品ではなく、戦争映画だと言った方がしっくりくる作品ですね。

旧岡谷市役所庁舎も作戦本部として登場し、地元民としては嬉しい限りです😁

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ゴウ

5.0素晴らしい!

2023年11月4日
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私はやはりゴジラ映画は日本人が作るものが好みである。
ハリウッド版ももちろん迫力があり、とても好きで何度も見ているが、なにか違うと感じてしまうことも多かった。
例えばキングオブモンスターズでキングギドラに壊滅的な一撃を与えた体から発した衝撃波だ。
もしきっと日本人が作ったならば、やっぱりあそこは熱線だ。それもデストロイヤーを追い詰めたあの赤くバチバチしたような熱線を吐くことになっただろうと思っている。

ゴジラ-1は、令和ゴジラシリーズとでも称せば良いのか、昭和、平成VS、ミレニアムシリーズから続く、その先の、あるいは昭和シリーズに回帰した純粋なゴジラであると感じられた。
(シン・ゴジラもゴジラ映画と言えるとても素晴らしい映画であっのは語るべくも無いが、少々毛色が違ったと評しても否定する人は少ないだろう)
確かにゴジラシリーズにしては人に焦点を多く割いていると評する人がいても、反論はない。
だが、これがまた良い味を出している。核により敗戦した日本、どん底をさらに深堀りするようなゴジラの出現、これにあがらう日本人、これが絶妙にマッチしている。
平成ゴジラシリーズではよく数多の戦闘機等が熱戦にやられていたが、やっとそこに搭乗していた人に視線を向けることとなったかと感動すらした。

今作のゴジラは初期のゴジラへのリスペクトが多分に感じられる。
体長はもちろん、理不尽に街を破壊する圧倒的な悪であったり、ゴジラ映画誕生に欠かせないであろう核の存在が、ゴジラの熱戦から十分に感じることが出来た。また、終盤のシーンでは芹沢博士がオキシジェンデストロイヤーを使用したのを思いだした人もいたのではないか?
ゴジラの造形も素晴らしく、いわば主人公であるのにコロコロと映画によって造形が大きく変わってしまうゴジラではあるが、私の中では間違いなく上位に入るものであった。

ハリウッド版ゴジラ対コングをウキウキしながら映画館まで観に行き、オレはゴリラ映画を見に来たわけじゃないと悲しくなった時からまだ2年しか経っていなが、久しぶりにゴジラ映画を堪能できたと感じている。

素晴らしい映画だった。

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ニッシー

5.0最高でした!

2023年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

見終わった感想
山崎監督!GOODJOB!
世界観やストーリーは、ならではの映画となっていました。
迫力は歴代ゴジラの中では一番だと思いました。
4DX2Dで見たけど正解でした。

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ひっちゃん