ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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軍モノ好きもゴジラ好きも楽しめる作品
広告で高雄や駆逐艦が出ていたので観てみました(前からゴジラシリーズは好きだったけど)ネタバレになるので色々控えますが少しでも日本の軍事を勉強すれば更に熱い展開になると思います。自分は映画評論家とかじゃないからストーリーがあーだこーだとかは詳しくは分からんけど熱い展開泣ける展開そして、ゴジラならではの絶望感。
とにかく色々凄いので是非ほんの少しでもいいから軍物を少し知って観てみてください。
あとIMAXで観るか悩んでる人は絶対IMAXで観た方がいいと思います。
普通のも全然迫力あってバリ凄いですけどIMAXもバリッバリにエグいです。
ゴジラ映画の皮をかぶった低品質のプロジェクトX
高評価が多いのであえて本音で語る。
これはゴジラ映画ではない。
ゴジラ歴30年以上の根っからのゴジラっ子からすれば、こんなものをゴジラ映画などとよんではいけない。これは、ゴジラ映画の皮をかぶった低品質なプロジェクトX以外のなにものでもない。
おそらくは本作を評価している大多数はシン・ゴジラから入った新規層ではないかと思う。悪い意味で引っ張られまくっているシン・ゴジラのイメージに、多くの新規層は、そう、これこそがゴジラだと思っているのだろう。はっきり言う、わたしはファイナル・ウォーズのゴジラが大好きだ。レジャンダリーのゴジラも大好きだ。巨大怪獣が壮大なプロレスごっこを繰り広げている映画がわたしは大好きだ。リアルだか、泣きだ、そんなもんは知らん。わたしは怪獣同士のプロレスごっこが観れる映画を心待ちにしている。(毎年恒例だった平成VSシリーズが本当に懐かしい)
低品質という言葉にはまだ意味がある。
正直メタボにしか見えない雑なCGで作られたゴジラの質感は地上最低だ。あんなカッコ悪いゴジラをわたしは見たことがない。登場人物の表現演出も酷い。登場人物の誰も彼もが栄養失調に苦しむ戦後の日本人には到底見えない。あれはどう見ても欧米化が進んだ令和の日本人だ。エキストラの芝居も酷い。謎の巨大生物から逃げているはずが、あれでは中学校の避難訓練だ。あらゆる意味で本作は質が低い。まるで2時間ものの歴史ドキュメンタリーを見せられているようで、全国劇場公開レベルの映画の質ではない。そもそも本作は本家「東宝」様のゴジラではない。山崎監督のホームグラウンド「ロボット」製のゴジラである。東宝はついに看板スターの主演映画すら外注するようになってしまった。はっきり言って今の日本映画業界の質の低さを実感させられる。
ストーリーに関しては褒められる部分もある。戦後すべてを失った元日本軍人たちが、日本政府も米軍もあてにならない環境下で、創意工夫と不屈の精神で危機を乗り越えていこうとする姿は、まさにプロジェクトXそのものだし、巨大な苦難を乗り越えて戦後復興を遂げた日本人の精神を見事に体現しているとは思う。
本作のラストでもまた、ゴジラの目にはまだまだバーニングスピリッツが輝いている。しかし肝心の日本映画界がこれでは宝の持ち腐れだ。ゴジラよ、お前は日本に帰ってくる必要などない。低品質なマイナーリーグからさっさと離れ、メジャーで活躍するお前の勇姿を俺は楽しみにしている。
こんなゴジラを観たかった!
実はあんまり期待してませんでした。
新作が作られたので観とこうかなという程度のものでしたが、銀座に現れたゴジラのシーンで涙腺が崩壊しました。
こんなゴジラが観れる日が来るとは思わなかった!
もう、ただの特撮マニアの感想ですが、伊福部さんの音楽が最高。
最後の震電のシーンからの流れ、もうボロボロ泣けました。
ストーリーとか演出もあるんでしょうけど、基本、画づくりと音楽でここまで泣けるんですね。
特撮ファンやっててよかったとおもいます。
平成5年12月30日
1回目通常鑑賞、2回目IMAX、3回目の鑑賞は4DX Ver.です!
素晴らしい体験ができました。
まあ、バーチャルな体験ではありますが、ここは楽しんだもん勝ちです!
戦闘シーンなどの迫力は最高です!
この作品は4DXで観るのが最適解かもしれません。
いやー、重巡高雄が到着したときには、涙がとまりませんでした♪
「高雄」って知りませんでしたけど、すごい戦艦だったんですね。
いろんな意味で日本の歴史を知ることのできる凄い映画だとおもいます。
幅広い人が楽しめる"邦画娯楽大作"に昇華したゴジラ作品にゴジ泣き
3.11を経験した日本がゴジラを撮るとなるとどうなるか?という難解なお題目に対し、アニメ的文法を基調としつつ岡本喜八氏的な演出を混ぜこみ、一般的な邦画フォーマットで撮られた邦画でよく見られる"ありがちな人間ドラマシーン"を可能な限り排除するというトリッキー過ぎる方法で見事に答えてみせ、すっかり"特撮ファンの中でしか楽しめない閉ざされたコンテンツ"と化していたゴジラシリーズの壁を打ち破ってくれた傑作、あの『シン・ゴジラ』の次の実写国産ゴジラ……その監督が山崎貴氏になるとの初報を知った時、感じたのは妥当感と不安感の両方でした。
同氏の過去作には、邦画では珍しいVFXを活かしたハリウッド然とした作品(『ジュブナイル』『リターナー』『永遠の0』『アルキメデスの大戦』)が多いです。シン・ゴジラの監督人選が庵野秀明氏と樋口真嗣氏の2人となったことは、両名が"2016年の邦画界にいる人の中で、画作りに優れ、かつ、特撮を撮れる人"という基準で真っ先に思い浮かぶ面子であった為、当時強い妥当感を感じていました。どの様な出来になるにせよ、この2人以外に新しい国産ゴジラを撮れる人はいないと思ったのも覚えています。(庵野氏の実写映画という点に不安は感じていましたが…)
一方で山崎氏はというと、フィルモグラフィー云々以前にドラゴンクエストの炎上騒動が真っ先に思い浮かぶ状態でした。"ドラクエファンの誰一人として求めていないテーマをドラクエ映画で描いてしまった"ことに起因した炎上は、傍から見ていても「何故そんなことをした…?」と言いたくなるレベルに酷いものだと当時感じたのをよく覚えています。前回は特撮畑という人選で、今回はVFX畑という人選なら山崎氏が選ばれるのは妥当だとは思いつつも、ドラクエ同様にゴジラでも描くべきテーマを著しく選び間違えてしまい、シン・ゴジラが切り拓いてくれた『国産ゴジラ映画継続の道』を閉ざされてしまうリスクを想像すると素直に喜べないというのが正直な心境でした。(ファイナルウォーズからシン・ゴジラまでの12年間、パシフィック・リム等の洋物を楽しみつつも、国産ゴジラ映画がでないことに一抹の寂しさを感じ続けていたことを思い返し、尚更そう感じました。)
ファーストトレーラーが公開され、合わせて、戦後間もない日本が舞台となるという情報が解禁された時、多少不安感は拭われました。シン・ゴジラと差別化するという強い意図が明確に感じられたからです。山崎氏が手掛けた第二次大戦下の日本を舞台とした映画(永遠の0・アルキメデスの大戦)は個人的には良作だと感じられましたし、加えて『ALWAYS 三丁目の夕日』でゴジラをカメオ出演させていたことを考えると、山崎氏の中にはこの時代にゴジラを出すという強いビジョンが昔からあるのでは?という考えも出てきて、期待感は一層高まりました。(ただ、炎上騒動の関係で、完全には不安を拭えていませんでしたが…。)
期待半分、不安半分な心境の中、いよいよ公開日を迎え、公開初日の初回上映に足を運びました。
劇場を出た時、感じたのは山崎氏に対し不信感を頂いていたことに対する申し訳なさと、公開まで持ち続けていた不安が杞憂に終わったことの解放感、素晴らしい映画を観れたという満足感でした。
本作『ゴジラ-1.0』は、まず"普通の邦画"として観れる上に面白い作品となっている点が素晴らしいと強く伝えたいです。ゴジラ映画の多くは、特撮(ゴジラ)映画の文法を理解した上で観ることが求められる作品(言葉悪く言うと、洋画はおろか普通の邦画と比較しても稚拙で、自分みたいなゴジラ好きなら楽しめるが、そうでない人には勧められない作品)が多いです。シン・ゴジラですら、普通の邦画とは全く異なるフォーマットで撮られており、多少人を選ぶ癖のある作りとなっている点からもこれは快挙だと思います。
そして映像表現が素晴らしいです。ゴジラが出てくるシーンはその殆どが昼間で、画面を暗くしてCGの粗さを誤魔化すといった小細工はされていません。ド直球で勝負をしてきてくれています。画作りも優れたシーンが多く、どこかジュラシック・パークやジョーズを連想させるユニークなシーンや、過去のゴジラ作品(特に初代ゴジラと金子修介監督のGMK)やガメラ作品(ガメラ2)へのオマージュを感じるシーン、ハリウッド版ゴジラ(ギャレス・エドワーズ版から始まった一連のシリーズ)に優るとも劣らない迫力の、ゴジラによる積極的な破壊シーン等、見応えのあるシーンばかりです。特に破壊シーンの出来は素晴らしく、シン・ゴジラで足りていなかった"ゴジラによる『積極的な』破壊シーン"を十二分に堪能できました。(シン・ゴジラのゴジラは、ただ歩いている中で被害が拡大するシーンや、攻撃されたから反撃するといったやや消極的な破壊シーンが多く、ここは個人的に物足りなかったポイントでした。)
中盤の見せ場である銀座のシーンは、名作『ガメラ3』における渋谷のシーン級の名シーンであるといっても決して過言ではありません。足で踏まれ、倒壊した建物に潰され、◯◯で吹き飛ばされたりと、人の死の描写でてんこ盛りです。直接的に人の死を描写しなかった(撮ってはいたがカットされた)シン・ゴジラもそうですし、過去のゴジラ作品においても直接的に人の死が描写されることは意外と少なく、そういったこともありこれらのシーンはとても新鮮に感じられました。こうした描写と過去作イチのCGクオリティが描くシリーズ最大級に凶悪なゴジラは最高の一言。・・・欲を言えば、銀座以外にあと1つ大きなスペクタクルシーンがあればより最高でしたが、流石にそれは求め過ぎというものですね。
ドラクエで問題となり、個人的にも一番気になっていたテーマ設定についても本作は秀逸でした。人間ドラマパートでは『生きる、生き抜く』をテーマとして徹底的に描きつつ、今回のゴジラは"戦争の象徴"として据えられています。特攻くずれの主人公を始め"戦争に生き残ってしまった"と"無力で何もできないまま終戦になってしまった"と感じている帰還兵達が、戦争の象徴たる本作のゴジラを倒す為に決死のアプローチを重ねる過程は『生き残ってしまった』『役に立てないまま、戦争に負けてしまった』というネガティブな感情を『生きる』『今度こそ役に立てる』というポジティブな感情に転換させる過程でもあり、ドラマとして見ていて非常に気持ちの良い仕上がりになっていました。最後の作戦は"彼らにとっての終戦"を迎える為の通過儀礼として自分は受け取りましたが、その作戦内容も然り、作戦に従事する兵器、流れる劇伴のチョイスにおけるハッタリの利かせ方がこれまたとんでもなく気持ち良く、思わずゴジ泣きしてしまいました。(観終えてから登場した兵器の背景を調べて頂けると、更に楽しめるかと思います。)
無論、完璧な作品では無くツッコミ所は多い作品ではあります。特に場面の転換時が顕著で、場面転換前と後の間が描かれていないことが多く「いつの間にそこまで近づいてたんだ?」と思ったり「そんなに早くそこまで移動できるか?」と内心突っ込んでしまうシーンが多々ありました。ツッコミ所を気にしないよう観客に努力を強いるタイプの駄目な作品では決して無く、ツッコミ所を気にさせない勢いのあるタイプの作品であると感じられたので個人的には特に問題とは思いませんでしたが、人によってはこの点が観賞の上でのノイズになるかもしれません。
シン・ゴジラの次という余りにも高いハードルを見事に越えてみせただけでなく、悪い意味での"内輪向けの映画"から、真(シン)の意味での邦画娯楽大作として幅広い人が楽しめるレベルにゴジラ映画を昇華してくれた山崎氏に対し、ただただ感謝したいです。本当にありがとうございました。
「ゴジラ」の名を装った人間ドラマ満載の感動作。 本年度ベスト!!
今まで観た「ゴジラ」シリーズの中でもNo.1って感じ!
ゴジラを観てこんなに泣くとは思わなかった(笑)
戦後、0から復興しようとする日本に現れたゴジラが東京を壊滅的にさせるストーリーで「-1」ってタイトルの付け方が上手い!
訳あり特攻隊員の敷島。
訳あり子連れの典子。
この2人を中心に展開するストーリー。
神木隆之介さん演じる敷島がダメダメな感じから成長する姿に感動。
木造船に乗った機雷を排除する乗組員達の行動に感動。
整備士が飛行機に仕掛たものに感動。
予想は出きたけと電報にも感動(笑)
2隻の駆逐艦に集まる多くの小型船舶に感動。
山田裕貴さんがカッコ良い!
(どこで怪我したんだっけ笑)
ゴジラがハンパ無い位に強い!
口から放つ破壊光線的な破壊力がハンパ無かった!
ゴジラって再生するのね(笑)
ゴジラを倒す作戦のナルホド感も良かった!
吉岡秀隆さんが予想外のキャラでカッコ良い!
浜辺美波さんは相変わらず美しい。
古風な姿がお似合い。
ところでゴジラって立ち泳ぎが出来るの?
水面下でどんだけ足を動かしているのか?
気になります( ´∀`)
ゴジラの出て来るヒューマンドラマ
いきなりゼロ戦で始まり最後は震電とゴジラの一騎打ち!
震電と言ったら終戦間際に開発された幻のスーパー戦闘機。
ミリタリーおたくは手のひらびっちょりでした(笑)
何で終戦の時にゴジラが来るのか?と思っていたのですが、もう納得!
映画の素材が良すぎです。
特攻の生き残り、昭和にタイムスリップしたかのような映像、終戦後のどさくさを他人から託された赤ん坊を必死で育てる。
もうこれだけで鑑賞する価値ありだと感じました。
そしてやっぱりゴジラ!
波動砲の様に徐々にエネルギーを貯めて一気に口から放出する熱線の威力!
鳥肌もんでした。
ウルトラマンしか倒すのは無理だろうな!
ゴジラVSウルトラマン、次回の映画にして貰えないかなー。
ただ演出はどうだったろか?
苦しみや怒り、夢や希望、強い感情は直接のセリフではなくちょっとしたしぐさや表情の動きで表した方がかえって伝わる事が有ります。
それらをいとも簡単に演じられる役者さんを揃えながら少し残念に思いました。
大人から子供までが大興奮で楽しめる内容。そのバランスが素晴らしい。
音は体の芯まで震える感じがあり、映像もゴジラが近くてビビり、とにかく大興奮のゴジラ体験でした。予想以上で大満足です。普通のスクリーンで観ましたが、これはIMAXとか4DXとか、ほかのスクリーンでもう一回観たいかも。音と映像が凄いだけじゃなくて、人間のストーリーもしっかり描かれてて、映像とストーリーの両立、さらには子供から大人まで楽しめる内容になっていて、そのバランスが素晴らしいと思いました。その意味でも傑作!
涙ナシには観られない、今年のベスト映画!
予告の時からずっと期待していた。今年のベスト映画は「ゴジラ-1.0」なんじゃないかって。そして、予告は私の期待を裏切らなかった。
今年の!ベスト映画は!「ゴジラ-1.0」です!!
いや〜、本当に面白かった。なんと言ってもまずキャストが良かった。神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、安藤サクラ、佐々木蔵之介、吉岡秀隆、山田裕貴、と目立つ役だけでも豪華な面々。あとゴジラさんね。
怪獣映画のドラマパートとは、とかく文句を言われがちなもの。けれど、「ゴジラ-1.0」に限って言えば「ゴジラ」と「ドラマ」は別のベクトルで存在している。
神木くん演じる敷島浩一の「生き残った事に対する苦悩の思い」を描くドラマには、ゴジラは単なる舞台設定としてしか機能しないのだ。敷島にとってのゴジラは理不尽で、憎くて、恐ろしいものだ。戦争や災害や大事故に置き換えても問題ないと言えるだろう。
だからこそ、ドラマがそれ単体で成立することが求められ、登場人物たちの人生を感じさせられるような、演技力のあるキャストで構成されてるのだと思う。
敷島パートがしっかり成立しているからこそ、ゴジラパートがまた際立つ。見た瞬間、「アレと戦うとか無理だろ〜」となる威容が心踊るのだ。
それでもゴジラを止めなきゃならないから、繰り出される苦心の策の数々に奮い立つのだ。
戦後の大ダメージを受けた日本で、正体もわからない怪物から、希望を守るために。
そこで、「誰かが貧乏くじを引かなきゃならない」という大人の思いに、「いやオレだって仲間でしょ!」となる水島(山田裕貴)が良い。希望を勝手に託して、小僧だからって置いてけぼりとか、それって結局玉砕精神と同じですよ!みんなで生きるために、みんな出来ることやりましょうよ!やらせて下さいよ!っていう展開が胸アツ。
映画はどんな展開になって、どんな感情になるか観てみないことにはわからないものだから、いつもハンカチを忘れないようにしているのだが。正直「ゴジラ-1.0」で泣くとは思わなかった。
胸が熱くなって泣いたし、胸が苦しくて泣いたし、何だかすごく安心して泣いた。後半の盛り上がりは本当に怒涛で、作戦のハラハラ感も加わり泣いたり驚愕したり興奮したり、もう最高だった。
これは本当に出来るだけデカいスクリーンで、音と映像を全身に浴びるように鑑賞して欲しい。ゴジラ好きには言うに及ばず、同じ山崎貴監督の「永遠の0」「ALWAYSシリーズ」が好きな人、それに戦艦や戦闘機の好きな人にも絶対に刺さると思う。
冒頭に書いたけど、もう一度書く。
今年の!ベスト映画は!「ゴジラ-1.0」です!
山崎貴さんが描く物語は『生』と向き合う、そんなテーマが感じられた
永遠の0、STAND BY ME どらえもんなど今やNO1ヒットメーカーの山崎貴監督が描くゴジラということで期待いっぱいに鑑賞。
結論、良かった。
途中まで演出?なのか主演の神木隆之介くんはじめオーバーリアクションに暑苦しかったけど。
今回のゴジラはシン・ゴジラのような不気味な恐怖感はないけどかなりスタイリッシュに美しさもあるフォルムでどこか可愛らしさもある、でも迫力はいっぱい。
山崎貴さんが描く物語は『生』と向き合う、そんなテーマが感じられた
原点回帰のゴジラ!
シンゴジラがポリティカルな部分に注目したのに対して、こちらがヒューマンドラマになっている。
どちらかと言えば、原点回帰している。
ただ、ゴジラの絶望感がよく出ていて、これぞゴジラと言う感じだった。
ちょっとご都合主義的なところも目立つが、それを踏まえても良作。
映画館で見るとゴジラの迫力半端無い。
お勧めします。
こんなゴジラは観たことがない!
「やられた。そう来たか」
もうさんざんゴジラ作品を観て来て、かのアニメで落胆させられた身としては、「もう新たな世界を構築する余白はないだろう」とタカをくくっていました。
こんなゴジラは観たことがないです。
恐怖におののき震え、逃げまどい、共に泣いて、手に汗握って応援。
まさに体感型ゴジラです。
全く新しい感覚で楽しめます。
大きなスクリーン、良い音響設備のシアターでぜひ体感してください!
ゴジラは昭和がよく似合う!
公開を今や遅しと待ちわびていた本作。もちろん公開初日にIMAXで鑑賞してきました。控えめに言って最高すぎる作品で、期待をはるかに超えてきました。一緒に連れて行った中学生の甥っ子も、ゴジラ初体験でしたが、すっかり魅了されたようです。
ストーリーは、終戦間近の太平洋上の大戸島の軍施設に突然現れた巨大怪獣ゴジラが、その後も北上を続け、やがて戦後の焼け野原からようやく立ち直りかけた東京に姿を現し、再び大きな災厄をもたらす中で、さまざまな思いで戦後を迎えた人々が、力を合わせてゴジラに挑む姿を描くというもの。
まず言いたいのは、怪獣映画でありながら、本作が非常にドラマチックであるということです。「ゴジラ」の主人公はゴジラでいいといつも思っているのですが、本作の主人公は紛れもなく敷島浩一、あるいは彼をはじめとする逆境に抗う人々です。敗戦の悔しさ、仲間を救えぬ不甲斐なさ、生き残ったことの罪悪感、家族を失った悲しみ、いつまでも拭えぬ恐怖、政府への不満や怒りなど、さまざまな思いを抱えて、それでもなお生きていくために踏ん張り続ける人々の姿が印象的です。
そんな人々をさらに絶望の深淵に叩き落とすゴジラの描き方が秀逸です。天をつくような超巨大生物でありながら、禍々しさと神々しさを併せもつようような姿で、耳をつんざくような咆哮をあげ、想像を絶するような破壊力をもつ熱線を吐くゴジラ。その圧倒的な存在感を最新のVFXで見事に描いています。そんなゴジラが東京を蹂躙するシーンで、どことなく醸し出す特撮感も絶妙です。日本でも、いや日本だからこそ描けるこだわりの映像表現が素直にうれしいです。
およそ人類が抗う術がないゴジラに対して、戦後間もない貧弱な日本がどんな対策を講じるのかも本作の見どころの一つです。現政府への皮肉も込めた、隠蔽体質、ことなかれ主義、責任逃れの弱腰政府に頼るのではなく、民間人が大切なものを守るために立ち上がる姿が熱いです。野田のアイデア→震電の登場→橘による整備のコンボも抜群の破壊力で、クライマックスに向けてテンション爆上がりです。ヒント多すぎでラストは読めましたが、それでもきれいな伏線回収によるドラマチックな展開に涙がこらえきれませんでした。
改めて昭和生まれのゴジラは、昭和がよく似合うと感じます。高層建築がほとんどなく、爆風で一掃されるような家屋の多い時代、ゴジラは天災に匹敵する脅威です。それなのに、人類には抗うための強力兵器もハイテク装備もありません。そんな時代だからこそ、知恵を絞り勇気を奮い、未曾有の危機に立ち向かう人々の姿が熱く描けるのだと思います。
今回はIMAXで鑑賞したのですが、大スクリーンと整った音響設備のおかげで、この上ない臨場感と没入体験を味わえました。これぞ映画館で観るべき作品と言える本作。ぜひ劇場でご覧ください。
主演は神木隆之介くんで、己の生きる意味について悩む敷島を熱演しています。「らんまん」での神木くんとの夫婦役も記憶に新しい浜辺美波さんも息ピッタリで、もう本当に結婚してほしいぐらいお似合いです。脇を固める、吉岡秀隆さん、佐々木蔵之介さん、山田裕貴くん、安藤サクラさん、青木崇高さんらも、それぞれの役で抜群の存在感を発揮しています。
神木君頑張りました‼️ ゴジラなのに感動的です❗
あと、非武装なのに、敢然とゴジラに立ち向かう、旧日本海軍の民間人の軍人魂に、マジ感動です(^^ゞ
令和6年5月1日
メーデー
3回目
鑑賞しました!
何回見ても
面白い‼️
見れば見るほど
見所満載です。
(^^ゞ
人情ドラマに重きを置いているようで残念
『シン・ゴジラ』は近代兵器や科学を駆使した攻防に、テンポの良い会話劇が非常に魅力的で何度も劇場へ足を運んだのだが、本作は特攻隊帰りの一般人が主人公なせいか、「戦後の生活」の人情ドラマが間に挟まっていて非常にテンポが悪く、いまいちゴジラが話の中心になっていなく残念。
ただゴジラの造形は良いし、ゴジラに追われながらも機雷を仕掛けるシーンは見ごたえがあった。
永遠の0かと
冒頭のゼロ戦(主人公は「レイシキ」と言ってた)が着陸するシーンからこの映画の面白さが予感された。開始早々ゴジラが現れたけどジュラシックパークに毛の生えた程度でこれじゃない感があった。でもそれは杞憂に終わって良かったが。
母親役がいなくなり女の子が泣くところや主人公が命を懸けてゴジラを倒すために子供と別れるシーンでは涙が浮かんだ。あちらこちらでオジサンの鼻をすする音がした。
初めは戦争で子供を失いやさぐれて嫌な感じだった安藤サクラが母親代わりをしてくれて良かった。やはり彼女は上手い。
できれば永遠の0のように最後は逝って欲しかったけど子供も観に来る映画なのでハッピーエンドはいたしかたないかと。
客の大半は昔の子供たち(白髪頭のオジサン、おばさん)でしたが。
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