ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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海軍ばかりが良い役で、陸軍派は寂しい映画だったのが、この映画の数少ない ネガティブポイントです。
封切初日に観に行きたかったが、「咽喉がイガイガ&咳」で、治るまで、映画館に行けませんでした。
「高尾(重巡洋艦)」は、僕の最も好きな旧海軍艦の1隻です。 その勇士を拝められただけでも、大感動!
主人公が乗った"戦後の敷設艦(海防艦)"の機関砲を「32ミリ?(見た感じ20ミリ)」と言っていた気がしたが、これはどの銃器か不明だが。。。
劇中には「4式中戦車」部隊、「震電」そして、「雪風」等多々。。。
WW2時日本海軍の"最終兵器"が多々登場し、その雄姿を画面上で観れた事は、本作の時代設定に感謝です。
主人公「敷島」の名前を深読みしても、仕方がないかもしれませんが
僕は この映画が始まって すぐに「敷島隊(初代 神風攻撃隊)」「敷島の歌(作:本居桜花)」の2つが、頭に浮かび
観賞中は、本作と敷島の"繋がりの意味"を考えながら、鑑賞していました。
敷島の歌とは、
「敷島の大和心を 人はば 朝日に匂う山桜 (意味:日本人とは野に咲く、桜の様でありたい)」と言う和歌で
この和歌から、初代 神風(しんぷう)攻撃隊は「敷島」「大和」「朝日」「山桜」の4隊が命名され、特攻機13機,護衛13機 計26機が創設されました。
そして、最初に敷島隊(爆弾装備 零戦5機)は、アメリカ空母4隻に対して攻撃し、撃沈1,中破・小破3隻と言う大戦果をもたらし、
その予想外の大戦果から、神風攻撃は終戦まで続けられます。
その「敷島」が本作主人公の名前になり、神木隆之介さんが立派に、その役を貫徹されておりました。
また、この大役を、今は亡き 三浦春馬さんが演技をさせたら、どう魅せてくれたかと、鑑賞後に考えたりもしました。
また、主人公と共に、たくましく生きるヒロインを浜辺美波さん、
初出の様相は 誰か判らぬような、みすぼらしくもあり、逞しくもある その姿の演出と演技はとても素晴らしかった。
僕も、実娘が、あれくらい"生きる事への執着と突撃ぶり"をしてくれたら、親としては、大本望です。
ただ、首にあった刺青と顛末(てんまつ)ではなく、"あっさり"とかたずけてしまった方が、無常 を訴えられて、良かった気がした。
同じく、素晴らしい演出の元"安藤サクラさんは、非常に素晴らしい女優"さんであることを再確認した。
撮影ではISO感度の高い撮影を上手くこなし、撮影・照明技術は素晴らしく、解像度も非常に高くて、素晴らしかった。
CGだけあって、カメラが近く、アングルも良く、カット割りもカメラの移動も、文句なしの高水準。
音楽的には、本作の時代設定から「地球防衛軍」の歌が聴けない事は覚悟していましたが、
それでも、勢いよく 五線を登っていくような「ゴジラのテーマ」を味わい深く何度も聴けて、僕の心は震えさせられ続けました。
ゴジラとは、戦後復興の"反作用部分"としての"闇の象徴"であり、ゴジラの怒り(叫び) こそがりが、自然界の怒りなのであり
ビキニ環礁の核実験(クロスロード作戦)とゴジラの関係を匂わせてはいるものの
地上にある"核・高エネルギー"を壊す怒りが足りなかった気がした。
逆に、本作ゴジラは、暴れ、放射能を吐き出す事により、エネルギー源や建物よりも 人間・大和心を破壊する事を
怒りの矛先にし、肉片と放射能を人間に与え、"黒い雨"をもたらせた事は、考え深いと思った。
劇中、何度も出てくる「誰かが、貧@くじを引かねばならない」と言うセリフと重ね合わせて、
本作主人公の気持ちの 変わり様を観ていると、「特攻とはなにか?!」と言う事を考えるヒントに なりました。
人は ひとりひとり 別な人生と背景が あり、それが、時間と共に変化する。
よって、特攻・戦闘に行く気持を 簡単に ひとくくりで マトメあげれないと思います。
「逃げてでも、特攻に行きたくない気持ち」
「守りたい人を失って、復讐の為にも、4ぬ気に成っての特攻精神」
「生き残った罪悪感」
「仲間を 見殺しにしてしまった罪悪感」
「後悔と希望を無くした事により、ヤケになって 特攻と言う選択肢を選ぶ」
どの気持ちも 正しい。
戦闘に行く人・特攻隊員達の気持ちの葛藤とを この映画は よく表現していました。
そんな あつい海軍魂を崇め続けた僕はこの映画中、ずっと泣いていました。
それは戦争映画 2本分 の感動でした。
この映画を観たら、命を懸けて戦いに行く男たちの気持ちを、丁寧に表現した「永遠の0」を観たくなりました。
ツッコミどころが多すぎて困ったわ。この監督じゃしょうがないか。 こ...
ツッコミどころが多すぎて困ったわ。この監督じゃしょうがないか。
これは戦争推進プロパガンダなのかしら。
しかしあの子役すごいな!2歳くらいよね?泣いてって言ったら泣けるのか?
ゴジラ映画初めての鑑賞でしたが…
ゴジラ映画に興味がなく、今まで通ってこなかった者ですが、山崎貴監督の作品ということもあり、初鑑賞して来ました。
神木さん演じる主人公敷島のゴジラに対する一個人の思いが存分に描かれていて、心打たれるシーンが満載でした。個人的には「ゴジラ対人類」というより「ゴジラ対敷島」というよう描かれ方が美しく、斬新でした。ゴジラを全く知らない、なんの知識もない私でも十分に楽しめたので、ゴジラを知らないから…と鑑賞をためらっている方がいましたら、何も考えずぜひ劇場に足を運んでみていただきたいです。
モノクロ版に没入
11月、劇場公開と同時にカラー版を観賞。前回庵野版を見てガッカリしたのだが、今回の山崎版は魅入られた。時代背景、そしてその映像。山崎作品ならではの舞台作りに巧くハマるキャスティング。そしてゴジラの造形。ため息。ご都合的な一カ所を除いては文句なしと言いたいくらい。特に庵野版で辟易した政府のごたごた感が今回はない。民間主導という切り口が自分にとって受け入れやすかったのか。
さて久々に感動したゴジラ映画だが、モノクロ版も上映されるということで1ヶ月前からソワソワ。そして観賞。凄い。同じ映画なのにこんなにも異なるのか。その最たるポイントは、カラーという情報を排したためより色濃く浮き彫りにされた戦後日本という世界に没入できたこと。カラー以上に昭和の世界がすんなりと脳に入り込み、神木隆之介、浜辺美波らが昭和の人間としてひときわ映える。そしてゴジラ。主役のゴジラの恐ろしさが絶望的に凄い。カラー版では感じなかった細部までに驚愕と畏敬を持って目の前に立ちはだかる。
二度目の観賞と言うこともあるのかわからないが、カラー版では一度ウルウルしただけだが、モノクロ版では数回泣いた。感動で。見て良かった。
ある意味期待通りだが予想は超えないゴジラ
予告を見て楽しみにしていた本作。
ハリウッド版はなんだかぽっちゃりして可愛らしいゴジラ、日本前作はこれまでとは打って変わって、でも面白かったシン・ゴジラ、今作は予告を見た段階から自信が慣れ親しんだ平成ゴジラと体型も近く楽しめそうだなと期待してました。
また平成とは異なり、最高傑作と名高い初代を意識したストーリーと聞いて自身の中での期待値は最高潮でした…が…
期待通りだけど、特に驚きや感動や新鮮さはないな….
うん、いいんだけど100点満点中100点なんだけど…といった感想でした。
これは何度も予告を見て、ネタバレなしの各所からの絶賛コメントを見て自身の中でのハードルを上げすぎた所為でもあります。
初代を意識した反戦反核へのメッセージを感じられるのか、というとそうでもなく主人公の中の戦争との闘争。
血縁は無くても強い結束と愛情を育む家族。
どれも良いお話なのですが、どこか別の映画で見たような描写に見えてしまい満足出来ませんでした。
王道をしっかりと押さえてくれた、でもそれ以上のものは感じられなかった。
そんな久しぶりの和製ゴジラでした。
敬礼!!
ここまで緊迫感のあるゴジラ映画を初めて観たような感じがします。
着ぐるみのゴジラも良かったけど、CGやVFXで描いてこそ、
ゴジラとしての本来の良さが活きてくるような感じさえする。
キャストもよく、ドラマパートもとても丁寧に描かれていて、
ゴジラの破壊シーンとのバランスがいい。
ちょっと一息つける、明子のシーンもよかった。
世代問わず楽しめると思います。
迫力に満ちたゴジラ映画、最高でした。
続編がありそうなので、楽しみにしています。
敗戦国だから描ける絶望との闘いとその先の希望
タイトルが大げさになってしまいましたが(笑)、いや、やはりゴジラは日本の宝ですね。ここまで絶望的な存在は他にはいないと思います。
ストーリーがしっかりとした感動系エンターテイメントになってるのは素直に楽しめましたし、すさまじいまでのVFXにも満足しました。ラストへの引っ張り方も最高ですね。
庵野監督が褒めてたのもうなずけます。
音と映像による迫力がすごいので、予告編を見ていた息子は一緒に来てくれませんでした。でもそれはナイス判断でした(笑)小さい子供にはきついかも。それぐらい映画館で見ると迫力が違います。映画館で観るべき映画ですね。
出来る事が限られてる中で何をするかとなったら、CGとか描写、オマー...
出来る事が限られてる中で何をするかとなったら、CGとか描写、オマージュんなってくる。
オリジナルは超えれないわけだから当たり障りなくになるわな。
余韻はなかったです。
原点回帰!ゴジラ対日本人
ゴジラ対日本人と言うシンプルな構図。戦後の絶望感から立ち上がろうとする東京を蹂躙するゴジラ。核から反戦と言うテーマに移った分、そもそもゴジラがなんなのか(一応水爆実験のシーンはあるけど)には全く触れられないのがちょっと気になるけど、主人公たちの人間ドラマと日本を守ろうという意気込みの熱さで感動できる良作。毎回これでも辛いけど、怪獣バトルばっかりでも飽きるのでたまにこうやって原点回帰して日本に気合い入れに来るゴジラさんが好きです。でも背びれが伸びる必要はないかも。
人間を狙って「咥える」ゴジラは今まであんまり見たことがない気がする。それがなかなか恐怖だった。ゴジラっていつも人間を見てなくてただ踏み潰してるだけだったけど、今回は明確な殺意を持って人間を「咥える」。でも喰わない。喰わずに投げる。喰わないんかい。ゴジラには人間喰わせちゃいけないのかな。
あとせっかくだから「怪獣大戦争マーチ」も使って欲しかったなぁ。
「まだ戦争は終わってない」の呪縛
思えば初代ゴジラもラストはオキシジェンデストロイヤーと共に人間ごと特攻している。
「命を賭ける」とか「命を差し出す」とか、命と引き換えに何かを遂げる事で観客や視聴者を納得させる事が多かった。戦隊シリーズや仮面ライダーでも見られる話の落とし所。観る側もそれで全てをチャラにする、と言うか胸落ちする部分もあった。ようやくその呪縛から解き放たれる作品が令和5年に完成した。
いろいろな作品のオマージュ?
個人的にシン・ゴジラはウ~ンという感じだったから
今度はどんなのだろうかと
期待と不安?の半々で観に行った
1945年が舞台ということで
なるほど、こういう入り方かと観ていたら主人公の名前に横山光輝さんの漫画が浮かび、
早々に登場したゴジラのフォルムはエメゴジ?って感じでマジかぁと思ったけど後には変わっていたので
安堵したけど・・・
もちろんゴジラシリーズにおける
様々なシーンを彷彿させるのは当然なんだろうと思う
くわえてゴジラを倒す方法も
スピルバーグ監督の映画や
ウルトラQにウルトラマンを思い出させてくれて楽しかったし
吉岡秀隆さん演じる学者さんの風貌に有名な探偵がだぶって見えたり
雪風の艦長のセリフには
忠臣蔵を思い浮かべたり
助太刀の船が来るところは
アベンジャーズみたいだという感じ
ストーリーもそんなに違和感はなく
最後にはみんな生きていたのも
まあ、いいかと思った
スペクタクルとヒューマンドラマとを一つの映画にするとどちらかがおろそかになる傾向が多々あって
面白くないという思いがあったけど
そうでもなく観られて良かったと思う
ただ、もう少しゴジラの姿を見たかったし下半身太りが気にもなって
もう少しスマートでもいいんじゃないのとも思った
でもゴジラのメインタイトルの曲は
ワクワクするし
そのクライマックスにやはりふさわしい
たくさんの映画や映像作品を彷彿させながら
それを知らずに観て
もし、時が過去に戻ってこれがゴジラの名を冠した最初の作品だとしても納得できる映画だと思えた
多少気に入らない部分はあるが、力作・傑作であることは間違いない。 充分に楽しめた。
山崎貴監督を、私はキライではない。
が、『永遠の0』はキライだ。
あの『シン・ゴジラ』の後をよく引き受けたな…と思うのだが、山崎監督は念願のゴジラ映画だったようだ。
もう着ぐるみではないCGゴジラを世の中は受け入れたのだから、山崎監督としては機が熟したと言えるのだろう。
山崎貴という人は、借り物を寄せ集めてオリジナルの物語を作り上げるのが極めて上手い。どんなものでもドラマにしてしまう優れた能力があると思う。(ドラマ自体が優れているかどうかは別として…)
本作も実に面白い物語を作ったものだと感心する。
たが、終戦直後の東京を舞台にしたことに意味を持たせようとしたことが、私としては却って評点を下げる要因となってしまった。
「本来の戦争映画とは異なる視点から戦争を切り取ることで、戦争がより多面的に見えることを目指してきた」と、山崎監督は語っている。
本作もその流れにある作品だということだ。
しかし、ゴジラが核兵器のメタファーとして生まれたことを認識した上で、原爆被爆国の日本が今度は水爆怪獣に蹂躙されるというオリジナル『ゴジラ』の隠喩は、見事に継承していない。
山崎監督の戦争感が『永遠の0』に現れているとは思いたくなかったが、本作で「おや?」と感じた。考えてみれば、原作に感銘していなければメガホンは取らないだろうから、百田尚樹に共鳴する部分が山崎監督にはあったのだろう。残念ながら…。
まず、反戦の立場を明確にせず、国民に死を強要した帝国日本を非難するに止めているところが大いに不満だ。
勿論、それは許されるものではないが、今、劇映画を世に送り出そうとする者が訴えるべきことはそこではない気がする。
この映画を「戦争映画」だと山崎監督が捉えているなら、テーマを誤っていると言わざるを得ない。山崎監督にすれば意図どおりなのだろうが…。
ゴジラが大怪獣であることは誰もが知っているので、序盤からゴジラの(被爆前の)姿を勿体ぶらずに見せたところは良かった。
しかし、主人公 敷島浩一(神木隆之介)が東京に戻ってからのダラダラした人間ドラマがいただけない。ダラダラ長い割に、典子(浜辺美波)との絆が深まる描写は不完全で、クライマックスに感動を呼べない。
終戦直後の焦土東京で憔悴した人々のイメージを安藤サクラ一人に背負わせ、復興に立ち上がった不屈の人達は描かれていない。だから、復興著しい銀座がゴジラの攻撃を受けたとき、逃げ惑う人々に敗戦の追い討ちを受けた絶望感がないのだ。
次に、せっかく被爆前のゴジラを見せているのに、ビキニ環礁の核実験をサラリとなぞってはいるが、ゴジラが強大化した理由に核を紐づけていない。
放射能に汚染されているという説明や、ブラック・レインが降り注ぐ場面があるのだが、核実験・水爆実験への非難は感じられない。
ハリウッド版がオブラートに包んだ部分を踏襲したのでは元も子もない。
この時代背景なら、ゴジラと戦うのは進駐軍でなければならないと思うのだが、一応理由付けはされていた。ただ、あの状況ではGHQも相当犠牲になったはずだから、この理由で米軍が関与しないというのはかなり苦しい。
元海軍兵たちが民間人としてゴジラに挑むという展開は、設定に無理があるとしても面白い。
ここの人間ドラマを膨らませても良かったのにと思う。
ゴジラは海を渡って襲ってくるのだから、海上を決戦の場にしたことは正解だ。
これが陸上戦だったら、立ち上がるのは元陸軍兵たちで、大戦で叶わなかった本土決戦の焼き直しみたいになってしまうから、危なかった。
米軍も日本政府もゴジラにお手上げで逃げ出してしまい、残された元軍人の民間人が自分たちの国土を守るために戦う…という突飛な設定でも面白かったかもしれない。
とまれ、映画自体は非常に面白く、CGと実写のデジタル合成による画作りは素晴らしかった。
ゴジラ映画全作の中でベスト10に入れても良い作品だと思う。
ゴジラのデザインには好き嫌いが別れるかもしれないが、迫力満点だ。
シンガポールから駆けつけた巡洋艦「高雄」を襲う場面は凄まじかった。自沈処分前に勇躍帰還した「高雄」が敢なくゴジラの餌食になったことは、戦艦ファンには切なかったかもしれないが。
続く、巨大な背ビレが海面を揺らして木造船に迫る映像が特に素晴らしかった。
実際に海で撮影したことをキャストたちが強調していたが、その臨場感もさることながら、船とゴジラを合成した画面の構図が見事だった。
ゴジラが熱線を吐くときに光る背ビレのアイディアはユニークだ。
そして遂に放射した熱線の、その軌道と爆発を見せる映像と効果音がたまらなく良い。
最後の決戦の設定がまたシャレている。
作戦の科学的リアリティは私には分からないが、駆逐艦「雪風」と戦艦「長門」が民間に払い下げられて作戦遂行に出港するこという胸ワクワクの展開に、幻の戦闘機「震電」まで登場して、帝国海軍ファン(という人が存在するかどうかは知らないが)垂涎ものではなかろうか。
惜しむらくは、「雪風」と「長門」がゴジラに集中砲火を浴びせるシーンが見たかった。
なんなら、飛べない爆撃機「富嶽」の開発が秘密裏に進められていて、ほぼ完成していた…なんて設定を続編で是非。
ラストシークェンスの典子の姿は何を意味しているのか。
浩一と典子が被爆しているのは明らかだから、この二人の続編を作ると被爆者の悲痛な運命を見せて反核を訴えることになるだろうが、そんな映画は作らないだろう。
東宝は米レジェンダリー・ピクチャーズのスケジュールを優先してゴジラ誕生70年記念を1年前倒したくらいだから…
ゴジラ登場場面では伊福部昭のスコアがふんだんに使われていて胸が高鳴った。
一方、ドラマ部分を飾る抑えめの佐藤直紀オリジナルスコアも素晴らしかった。
「GOD」ZILLA
今作もリアル路線で大人向けな作品になってました。
シン・ゴジラが好きな方は、今作も面白いと思うのではないでしょうか。
今作のゴジラは原爆生物感が強い気がします。笑
例のBGMがかかる瞬間の高揚感はたまらなかったです!!
エンターテイメントだが硬派の仕上がりに拍手
やはり日本のゴジラはいいですね。のっそりと大きくて。ハリウッドゴジラ様にチョロチョロネズミの様に動かない。銀座のビル群を尻尾でなぎ倒すシーンは圧巻でした。
彼も元はといえば人の業が生み出した怪物。その悲しさがあまり出てなかったのは残念ですが、政治批判と反戦が底辺に流れた特攻生き残りの生き様がしっかりしていて、エンターテイメントだが硬派の仕上がりに拍手。
ただ、特攻を蘇らせたのはクールジャパンへおもねった形で、個人的にはしっくり来ないが、オープニングがあれだから仕方がないのだろう。
(追記)
吉岡秀隆がお茶の水博士の様で面白い!
初めてゴジラで泣けた
特撮はハリウッドに負けないレベルを期待していたが、その通りの出来。
一方、あまり期待していなかったシナリオ・演出は、良い意味で大きく予想を裏切られることになった。。だって、泣けたんだよ、、ゴジラで(笑)
気弱な主人公が、自らゴジラを倒してやる、という気持ちの変化が自然で、『そりゃまぁ、そういう気持ちになるよな。。』と納得し、、感動のラストシーンへ。
欧米の多数の映画館で上映されるとのことであり、是非とも欧米の方々にも、カミカゼを含む日本人の心を理解して頂き、泣いてほしいなぁ。。
映像・シナリオとも素晴らしい映画であった!!
是非劇場でみて!悪いこと言わんから
予備知識0で鑑賞しました!なんなら前日に、え、ゴジラ今やってんの?!?観に行かねば!ってゆうノリのにわかファンです。
まず1番にゴジラのフォルムがよい!シンゴジ最終形態に似てる!かっこいい!顔イケメンすぎずブスすぎずでちょうどよい!胸筋がムキッとなっててかっこよき。後ろのトサカかっこいい!(語彙力爆死)当たり前にパンフ買った!
設定が戦後ということあってまあ作戦が分かりやすい。
ハッピーエンドだけどジワジワと蝕む黒い痣がこの後の展開を想像させる...そう、ゴジラ大好きだけど有害以上の有害なんだよな...
神木くんと浜辺美波の組み合わせ良き..
気付けば普通に涙を流していました。大好きだよ、あんたたち...
安藤さくらも適任すぎる。
こんなにドキドキした特撮はシンゴジ以降なかったかも。未だに興奮しながらコレを打ってる。文句なしで星満点★映画館でみれてよかった!4Dでも観たい!
踏み潰されるのは私たちなんだ
泣き笑いながら目的を失っても生きてきた私なのだと気づく
戦後復興しかけた日本を壊しまくる破壊神たる奴が、これまで以上に恐い
そして戦争を逃げてしまった主人公の戦いきる顔がいい
作戦参謀のふやりとした味もまた
日本帝国やアメリカから離れた闘いも良し
ゴジラという名の戦争映画
監督の時点でそうなるだろうと思ってはいたけど、ゴジラ要素1割くらいしかありません。
前半1時間くらいはどうでもいい主人公の掘り下げ。
その後もほぼ人間ドラマ。
vsシリーズを見て育った人にはおすすめしません。
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