「最終的に面白かったからよかったけれども」ゴジラ-1.0 ディマジオさんの映画レビュー(感想・評価)
最終的に面白かったからよかったけれども
最初に書いておきますが本作は映像、音響共に迫力があり、日本のエンタメ作品によくみられる一部過剰な盛り上げ演技(演出)が少々気にはなったけれどもストーリーはすんなり入り込めたし俳優陣の演技にも概ね好感が持てました。全体的に高評価なのもうなずけました。
それを踏まえた上でなんですけど、実はものすごく期待して見始めたのですがそれが一気に冷めてしまったシーンがありました…。しかも冒頭で。冒頭の島でまだ被爆前の怪獣ゴジラに襲撃されるシーンですね。ゴジラが人をくわえてぶん投げる動作…。これにものすごく違和感!!小さな複数の人間に対しわざわざ口を使って攻撃するならそれは喰うためかかみ殺す為でしょう?足で踏みつぶすか尻尾もしくは手で薙ぎ払って攻撃するのが自然では??と思ってしまいました。確かにそれもやってはいたけれどもくわえ投げは3回もやってたんです。それが私には違和感だらけで一気に興覚めしてしまったというわけです。もうその後しばらくはそもそも何が目的で襲撃に現れた?餌を求めに狩りをしに襲撃したとかではないの?映倫Gだから残虐シーンを回避するため?とか余計なことが脳裏をよぎって集中力が切れてしまいました。こんな印象を持ったのはわたしだけかもしれませんが。
幸いにもその後は楽しめましたので最後には冒頭のことは忘れてしまっていました。良作です!
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