「山崎監督の夢が詰まってた!」ゴジラ-1.0 らべさんの映画レビュー(感想・評価)
山崎監督の夢が詰まってた!
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やっと劇場で観てきました。
評判通り水飛沫の表現は圧巻。
想像してたよりあっさり登場したゴジラの醸し出す恐怖。
あの銀座の街が!電車が!
VFXで描かれた世界を隅々まで堪能しました。
ドラマパートはすべて神木くんが持っていきました。
冒頭からのあの表情… 終戦により変わっていく環境の中1人だけ戦争が終わっていないことが手に取るようにわかる…
そしてラストの別人のような顔!
美波ちゃんの典子も一本筋が通っていて、敷島にぶつける言葉が説得力があってとてもよかった。
澄子さんはエッジの立ったキャラクターで、登場シーンがすごいインパクト。当時こういう女性もいただろうなと思うリアリティがあったけど、途中でなんだか都合のいい存在になってしまった描き方がちょっと残念。もう少し後半もメインキャストとの関わりが描かれていたら深みが出てよかったのにな。
しかし神木くんの敷島でそんな点も全て帳消し。
戦争のトラウマを引きずった青年を完璧に演じていた。
米国で共感を呼んだのは彼の演技こそなのでは…
思わず続きがみたくなるエンディングもよかったな。
そして、忘れてはいけない、あの音楽がノスタルジーを誘って最高だった!!
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