「岡田斗司夫に押されて」ゴジラ-1.0 はるほさんの映画レビュー(感想・評価)
岡田斗司夫に押されて
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【良かった所
・映像技術、街のリアリティ、物理演算
銀座をぶっ潰し人々が逃げ惑うシーンや戦車の戦闘シーンは、とても良かった。神木龍之介が乗る戦闘機によるゴジラを沖へ誘導する所で陸から海へ行くシーンでガクっと下に変な挙動をしていたがそれ以外物理法則が崩れている所は無かった。
・ゴジラの熱線の描写
大量の酸素を吸い込んだ後、熱線の着地とともにキノコ雲が上がる爆弾タイプは、シンゴジのビームとは違う良さがあった。
・神木隆之介君の演技
浜辺美波がぶっ飛んだ後絶望する所はなかなか良かった。
その他の人物の演技やセリフがクサイと言われているが、別に見てられないほどでも無かった。
シンゴジラの方が演技はキモい。
【個人的意見で嫌いだった所
・ゴジラの造形、生態
怖くない。
ヘビやトカゲ、ウサギにさえ見られる動物的な不気味さが目に宿ってなくただ無邪気に目的もなく目の前の物を追いかける可愛いモンスターで、
敵として見れない(シンゴジラのキモさと比べてしまうが)
ドラマシーンの謎の家族関係でない所と、あいまみあって全く対象に対する危機を感じない。
絶対にここ日本で駆逐しなければならない理由も薄く感じられ(世界的危機として認識され各国の軍隊が出動するシンゴジラと比べてしまうが)
ゴジラに対する憎しみも感じなかった。
ゴジラの生態(何がしたいのか腹が減ってんのかイラついてんのか遊んでんのか)について学者考えろよ!
誘導できるんなら、太平洋の中心で遊ばせて
各国、月に行くくらいのモチベーションで
ゴジラしばいた方が世界のリーダーくらいの方向でいけるだろ。
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