「俺の戦争はまだ終ってないんです!」ゴジラ-1.0 奇妙鳥さんの映画レビュー(感想・評価)
俺の戦争はまだ終ってないんです!
かなりな高評価作品で、封切り当初からロングランが囁かれてたので、年明け一発目今年の劇場初映画としました。
突然目の前に、船や電車が飛ばされてくるなんて、誰が想像してますか?ハチャメチャです(苦言やクレームの類ではありません)
VFXでの迫力はスクリーンで体感しないと損です。
戦争とはいえ、人権を無視した作戦を執行出来ずに生き残った男が、死を決意(想い人の敵討ちとして)しながらも、生きる事を選ぶ。
主役で大悪役のゴジラもまた、徹底的に痛めつけられながらも、まだ生きる事となる(此処からゴジラの物語は広がっていくのだろうから、死ぬワケはないのだが…)
戦後という背景もあってか、死に抗って生きる事をとことん強調示唆されたような作品に感じた。
スミコの姿勢も、憎まれ口を叩きながらも共存を根底としていた。
なによりも、“生きる”ことへの執念を魅せつけられた作品だった。
コメントする